貝殻と金子國義先生と。 | pays des fees official

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2018 Spring/Summer Collection

[深海のヴンダーカンマー]にて発表した貝殻柄のドレスやスカート。

そのテキスタイルの制作秘話を綴ります。


ずいぶん前ですが一時期、金子國義先生のご自宅兼アトリエに通っていました。


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膨大な量の2060年代のVOGUEHarper's BAZAARをデジタル保存し、埃を払い、大切に保管する作業をさせて頂いていたのです。


作業の合間合間に、金子國義先生のご子息である金子修さんから、古き良き美しいもの達について教えてもらいました。


なかには、pays des féesで度々題材にしているレオノール・フィニやジャン・コクトーの資料もありました。


そして、スキャンし埃をはらって積み上げられたVOGUEBAZAARは、可愛いページを開いて配置します。(乱雑なようでいて計算された空間デザインで)

そうして、その日のお勤めが終わるのです。


ただお邪魔するより、資料を触らせて頂いたことによって得るものが沢山ありました。

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金子先生の作品は思春期の頃からずっと大好きで、とくに色使いの素晴らしさに大きく影響を受けているのだけど、その背景が少し覗き見できました。

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そのスキャンした資料のなかに、先生のメモが沢山ある貝の博物図鑑がありました。とても古いものです。

金子先生の作品には貝殻がよく登場して、人物と貝殻が同化して硬質な美しさを作り上げています。


修さんの了承を得て、その資料からテキスタイルを作り上げました。

グラフィックデザインは一緒に作業に行っていたフォトグラファーの須藤絢乃さんが担当しました。



金子先生が愛した50'sのピンナップガールをイメージしたヴィンテージ感のあるピンク色と、
作品の背景色に度々登場するチャコールグレーの2色展開です。


こうして作られたテキスタイル。ぜひ実物を見て頂きたいです。


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2018 Spring/Summer Collection
[深海のヴンダーカンマー]

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