という言葉がある。(言葉?)
ひょっとすると私は少しそのケが強いのかもしれんな思う時があります(;・ω・)
たまたま体調が悪かったりトカ睡眠不足だったトカあるのかもしれないけれど、
見ているうちにスーッと血の気が引き、汗がダバダバと止まらなってしまう映画ってのが何本かありました。
そう、貧血 であります。(笑)
この『ディセント(The Descnt)』(英)という映画を見ている時もそうだったんですよね(´・ω・`)
まあ、探検好きのグループが地下洞窟で落盤に合い脱出できなくなる映画なんですが、後半からは地底人にまで襲われてしまうというホラー。
…こう書いてるとなんだか川口浩探検隊のようなお粗末な感じもしますがなかなかどうして、クオリティのある一品。
地底人は『ロード・オブ・ザ・リング』に出てくる「いとしいしと…」なんて言っちゃってるゴラムをさらに白く細くした感じなのですが、問題はそこでないわけです。
だって、
貧血になったのはそれら地底人モンスターが出てくる前なんだもの。
登場人物だって誰一人血を流してるわけでもなく、ただただ映画の前半部分で描かれている“闇と狭さの閉塞感”によって引き起こされたのだと思われます
『そうかぁ、本当の暗闇ってこんなにも怖いものなのね… 』と、体感できるくらいの息苦しい映像の連続によって引き起こされたのだと思われます
とはいえ生きたまま棺桶に入れられて埋められた男の話を描いた映画『リミット』ではそれほど怖さも感じなかったし、やはり“見せ方がうまい”ってことになるんですかね。
ちなみにもう一本、私が
Poor Blood になった映画は
『オープン・ウォーター2(Open Water2:Adrift)』(独)という映画です。
あくまで2です。なぜか2の方なんです。
1はスキューバ・ダイビングを楽しんでて海のど真ん中に船から置き去りにされたカップルが鮫の襲撃と寒さに耐えるといった映画で低予算ながら大ヒットしたので記憶にある方もいると思いますが、2はあまり見られてない方が多いのでは?
これがまた意外と面白いんですよ、奥さん。2のくせに(笑)
今回もやっぱりクルーザーで海のど真ん中に遊びにいくグループがいるわけですが、皆で海に飛び込んだ後に、なななんと、
船に上がるためのハシゴを下ろし忘れちゃった(テヘ♪)
バカですよねー。でもやっちゃいそうなんですよねー。ただ、オートロックの部屋に鍵置き忘れるのとは意味合いが違ってますからねー。ちなみにこれも実話らしいです。
で、今回は鮫は出ないんですがパニックに陥った集団心理の怖さがえげつなくて怖いんですわ。
何かに追いかけられるでもなく襲われるわけでもない。もうね、目の前に、ほんっと目の前に助かるための船があるんですよ。バーンと。ドーンと。
でも上がれない。
この“痒い背中に手が届かない”感がハンパないのね。冷静に考えれば方法がありそうなのに、やらなくていいことやっちゃうトカ、余計なことしちゃうトカ、おまえのせいだトカ僕のせいぢゃないやいトカ。
そんなやりとりを見てると、広い海のはずなのにこれまたやってくるんですよ。ヤツが。あの息苦しい閉塞感が!
海恐怖症の女の子からエアーバッグを奪おうとしたり、誤って脇腹をナイフで刺してしまったり、だんだん追い詰められていく彼らを見ているうちにまたスーッと血の気が引き、冷や汗ダバダバ……
一時停止 & 休憩
気が付くとベランダで風に当たりながら体育座りしてました(笑)
──は、こっちだつっーの!
その辺はまあ……私が不甲斐ないだけであって二本とも映画の方はホラーとしてはなかなかどうして、本マグロとは言わずとも、『ディセント』なんかは隠れた高級魚クロムツ、『オープン・ウォーター2』などはまあこんな映画ですから、唐揚げにしてメチャウマの深海魚メヒカリってとこでしょうかね。
ちなみにクロムツもメヒカリも私の友人であるSくんが経営しておりますオープン一年目、東京は中野区東中野西口より徒歩2分、沼津より直送の魚が食べられる居酒屋、
“粋鮮《すいせん》”
にて提供中。
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ほーらね、何も起こらない
ホントに押してしまったあなた、結構いい人かも(笑)
きっと他人に誤解されやすいだけなんだと思います。
……さて、Sくんもうこれくらいで許してくれるだろうか?
君がストッキングを被って裸踊りしてる動画をネットにバラまいたのは本当に僕じゃないんだ。
ではまた次回!(  ̄▽ ̄)
[小説家になろう、カクヨム、アルファポリス]の方でも、
『あの映画は本当に面白かったのか?』
公開しております。ぜひ、遊びにきてくださいね。