映画「少林寺 2」について少し |      生きる稽古 死ぬ稽古

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ー毎日が おけいこ日和ー
        

前回、ものすごく久しぶりに

「少林寺」を観て以来↓…。

 

カンフー映画を観たい欲求が高まってきまして

続けざまに観たのが

「少林寺2」

です。

 

 

前作の「少林寺」が大ヒットだったものですから

日本では「少林寺2」のタイトル。

 

ひどいもんですチーン

内容はまったく違うのに…チーンチーン

 

こちらは原題を

「少林少子」

と言って、武術家の一家がくりなす

ロミオとジュリエットのおちゃらけ版です。

 

 

映画の冒頭で

<昔々あるところに、二つの家族が住んでいて…>

的なあらすじのアニメーションが出てきます。

これがレトロでとってもいいのですよ!!

 

男の子ばかりの家族と

女の子ばかりの家族が近くに住んでいて

両家はとっても仲が悪い。

でも共通の敵が現れたことで共闘していく。。。という

まぁ、ありきたりなお話です。

 

が、そのありきたりがオモシロイのよウインク

 

 

この映画、子どもたちが何人も出てきます。

コミカルな演技がかわいい。

そして、みんなカンフーが得意です。

 

子どもたちのカンフーはこの映画の見所びっくりマーク

 

 

↑こうやって物干しに足先を引っ掛けて

ぶら下がってから腹筋をします。

 

子どもたちもみんな、何度もこれができちゃうの。

素晴らしい身体能力です。

 

 

内容は別物なんだけど

「少林寺」に出ていた役者さんが

「少林寺2」にも何人か登場します。

 

↑彼、ユエ・ハイは

前作では少林寺のお師匠様、

今回は子どもたちの義理のお父さんです。

 

 

そしてこの映画でも

冴え渡るリーリンチェイのアクションデレデレデレデレ

 

そしてこの映画が素晴らしいのは

ラストの数十分にわたるカンフーシーンです。

 

手前で戦っている主役たちの後ろで

ちびっ子たちがカンフーで大人に立ち向かったりしているから

一瞬たりとも目が離せないのポーンポーンポーン

 

「太極拳は一撃必殺ではないんですよ」

ということを教わっているんですけど

太極拳に限らず、中国武術全般が一撃必殺ではないみたいです。

 

何度も何度も打ち込んで

何度も何度も打ち返されて

それを連続技で互いに繰り出していくんです。

 

手に汗握る攻防戦滝汗滝汗

いや〜〜〜、おもしろいです。

すごいです。

 

チャンチャンって終わるストーリーなのにもかかわらず、

武術シーンでこんなに楽しませてくれるって

素晴らしいことですね飛び出すハート飛び出すハート

 

たぶんワタシ、この映画も以前観ております。

でも、こうやって何年かぶりに観ても

ものすごく楽しませてくれるんですね。

 

この映画に出ていたちびっ子たちも

いいオトナになってるんだろうなぁ。

 

楽しませてくれてありがとうラブラブラブラブ

そう言いたい映画なのでありました。