【重要】2022年の撮影活動について | Photo*unlimited

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【重要】2022年の撮影活動について

 

 

 

いつもありがとうございます。
Photo*unlimited 馬場畑 彩です。

例年であれば、桜撮影会のご予約開始をしている頃なのですが、
それについては、◇ この次のブログ ◇ でご案内させていただきます。

今日は、その前にお伝えしなければならないことがあり、
このブログを書いています。

単刀直入に申し上げますが、
今年の8月~来年3月上旬(予定)まで、
撮影業務を大幅に縮小させていただきます。
本当は「完全休業」というかたちを目指しているのですが、
七五三や年賀状の撮影シーズンともかぶりますので、
前々からお問い合わせいただいているお仕事など、
すべてをお断りすることは難しいと判断し、
一部のみ、お仕事をお受けするような形で撮影業務は継続します。

理由はいくつかありますが、
まずは、長男の受験の年にあたるということが一番大きいです。
「母親としてサポート体制を整えてあげるべきではないか」
という思いが、昨年くらいから徐々に強くなってきました。

受験するのは私ではないですが、
息子の持病や、車いす使用、知的障害のことも考えると、
「通える高校」の選定には、
やはり親として、万全の態勢でフォローしないと、
なかなか難しそうな気がしています。

…というか、正直なところ、
今まで“母親らしいこと”を何もしてこなかったという申し訳なさもあり、
息子の受験のことで、「あの時、もっとああしてあげたら…」とかなんとか、
のちのち後悔するのが怖いだけかもしれません。

昨年末、息子が突然、手術入院しましたが、
私は息子のオペ中も、待合室でPCを開いて、
お客様の写真のレタッチ作業をしていました。
その節は、納期が間に合わず、たくさんご迷惑をおかけしました。
それらはすべて、私のいたらなさが招いた結果なのですが、
完全に“キャパオーバー”が常態化してしまっていることを
強く実感し、反省しました。

カメラマンの仕事は昼夜問わず、メールが来たら返信したり、
スケジュールをやりくりしたり、
撮影以外のほとんどの仕事場が「自宅」です。

もう何年も前ですが、夏休み中ずっと家にいる息子から言われたことがあります。

「母ちゃんはいつも家にいるけど、ずーっと仕事してるから、いないのと一緒だね」



私は家にいればいいと思ってたんです。
とりあえず、何か困ったら呼べば聞こえる範囲にいるから大丈夫だと思ってたんです。

でも、息子にとっては、それは「いない」に等しいこと。

私の心のベクトルが息子に向いていないことを
見透かされているようでした。

今回は、きちんと家族のことに目を向けた時間を長めに取りたいと考えています。

それが一番の理由。

あとは、単純にもう年々秋の仕事が忙しくなっていて、
【忙殺される】って、こういうことなんだな、って感じています。
もちろん、この仕事が好きだからこそ、頑張ってきたけれど、
忙しすぎて、スケジュールに余白が全くないような生活を続けると、
「本当にやりたいこと」が見えなくなって、
ただただ「必死のパッチ」。


ずーっと「しごと」に重心を置いてきたけれど。
少し「くらし」や「かぞく」にシフトしても許されるのかもしれない。
自分自身がそんな自分を許せるようになりたい、
そんな思いが日に日に強くなってきました。


というわけで、今年は
夏以降、お仕事をセーブさせていただきます。

夏以降の撮影に関しては、
少し前倒しで、ご希望をお伺いし、
例年の20%程度で受付を終了させていただきます。

今まできちんとまとまった休みを取ったことが無いので、
いつまでお休みさせていただくか決めていません。
一応、長男の受験が終わるまで、を一区切りにしようと思いますが、
わかりません。

今年の夏以降のご依頼をご検討中の方は、
お早めにお問い合わせいただけると助かります。

ご迷惑をおかけしますが、
なにとぞご理解いただけますよう、よろしくお願いいたします。