「上のファ」のレッスンです
先日レッスンした「上のレ」と同様、
このあたりの音、特に線せんの音は、小さいお子さんは覚えにくい、読みにくいようです
「上のレ」のレッスンはこちら 音符☆その12☆上のレを見てみてください
「上のファ」の音も幼児さんに書いてもらいました
「上のふぁ」と「ふぁーぁ」
とくに、第2、3、4、5の線せんの音は、(ソ・シ・レ・ファ)
習いたてでは、読みづらいようです
その中でも「上のファ」は、曲の途中で出てくると、???ってなるみたい
だから、「上のファ」の練習する曲は、口ずさんだことのある有名な曲、ぶんぶんぶんにします
ぶんぶんぶん はちがとぶ~の歌ですね
これなら誰もが一度は歌ったことある耳慣れた歌い慣れた知ってる曲ですね
弾きたい!と思える曲ならなんでもいいのですが、この曲オススメです
ぶんぶんぶん
でもでも、この両手の楽譜は、難しく思えてしまうかもしれません
目指すのは両手で弾くぶんぶんぶんですが、
まずは、右手だけで練習してみましょう
右手だけ書いた楽譜も用意して(…そのほうが簡単に思えるので)弾いてみましょう
これをもっとラクに、楽しく、すぐに、弾けるようにするには、
❶「上のファ」の音に◯をつけてもらう
❷音の並び方が全く同じ小節を色分けして塗ってもらう
ほら
こうなりました
なんだか簡単に弾けそうに思えてきたでしょ
2段目の終わりのD.C.は、ダ カーポは、最初に戻ってFine(フィーネ)まで弾くって意味です
よく出てくるので、出てくるたびに「なんだった?」って聞いてあげると自然に覚えちゃいます
Fineは読み方は(フィーネ)で、(終わり)という意味です
そーぉ ふぁーぁ みーぃーぃーぃー
れみふぁれ どーぉーぉーぉー
みふぁそみ れみふぁれ
みふぁそみ れみふぁれ
*そーぉ ふぁーぁ みーぃーぃーぃー
れみふぁれ どーぉーぉーぉー*
*から*は、D.C.ダ カーポしてもう一回弾いています
「上のファ」は、ぶんぶんぶんの中に出てくる「みふぁそみ」や、「れみふぁれ」の音の流れの中で、弾いて→覚えて→読んでいく…というふうに練習していったほうが、ラクに、簡単だな、って思いながら練習できます
まだ易しい楽譜ですが、小さいお子さんや初心者の方には、なんだか難しそうって思えることって多々あるようです
その場合は、どの部分を工夫したら、「わぁ!弾けそう!」って思ってもらえるかなぁ~と、私はよく考えています…っていうか、そのこと考えるの楽しいんです:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
なぜなら、自分が難しい曲を練習する時、弾けないところの部分練習をして、「弾けるようになった!」ってなるのがとても嬉しく楽しかったからです
小さいお子さんや初心者の方は、楽譜を見て、見た目が難しく思えるものは、それだけで「あぁ難しそう…弾けるかなぁ」と、心がしぼむことがあるようなので、
見た目をなるべく易しく見えるようにすれば、目が輝いて練習する気持ちも起きるようです
そうそう…
「次、これ練習してきてね」ってレッスンで言われても、
おうちで、「さぁ、練習しよう!」となった時に、
まーったく、やる気が起きなかったら…
ですよね…
なので、そういう場合は、レッスンの時間に、難しく思えるところを「わぁ!弾けそう!」にしていくか…
これも大切なことだと思っています。
とくに初心者の方は。
ピアノのレッスンの波に乗るまでは、一人一人の得意なこと不得意なことも違うので、それぞれに得意なところを伸ばしつつ、不得意なところはラクになるように工夫しながら、毎日「今日もピアノ弾こっと♪(*^^)♪♪」となるように…願いつつ
レッスンしています
ではぶんぶんぶんの両手の楽譜を、生徒さんと一緒に弾きやすくしたのを、のせておきますね!
簡単に弾けちゃいますよー
❶「上のファ」の音に◯をつけてもらう
❷音の並び方が全く同じ小節を色分けして塗ってもらう
❸左手の音が順番に並んでるところには線をつけて「放っておいても順番に動かせばいい」と思ってもらう
❹両手の始まりが同じ指づかいのところは、指番号を書いて、両手その指を用意したら間違わなくなります。
これで、「まん中のド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ、上のド、レ、ミ、ファ、ソ」「左手ド、シ、ラ、ソ」をやりました
習ったこの音を使って、いろいろな曲を弾いていきましょうね
♥︎♥︎ピアノってとっても楽しいよ♥︎♥︎