前回の知内さんの続きですが
「人生で自分の個性を見つけるのが一番難しい」
お父様が常に言い続けた言葉です。
五本の指で弾くピアノは
十本の人からしたら半分の音楽だと思っていましたが
それは大きな間違いだと気づいたそうです。
少ない音だからこそ
一音の伝えるものは奥深いです。
そして
その曲の多くは戦争の時に片手を失った者のために作られたものでした。
左手でしかピアノが弾けなくなったのも
自分の個性だと受け入れて過ごされたこと、
心から感動をしました
また今は演奏活動だけではなく
音楽教室もされ
左手のためのコンクールも開催されています。
コンクールは優劣をつけるためではなく
頑張った自分をみてもらうものだとおっしゃっていました。
音楽を通して子どもたちに何を伝えていけるか、考えさせられる機会になりました
長岡京市一文橋・開田
ピアノ、声楽、ボイストレーニング