この夏もコンペに駆け抜ける熱い夏は

折り返し地点を過ぎ


今日までにピティナ本選北1.北2.

毎コン本選が終わり


ピティナ本選は

奨励賞1名

優秀賞2名


残る道東本選と、準本選を目指し

更に良い演奏をと奮闘中


毎コンは


4年生の生徒が銅賞を受賞ビックリマーク


本当におめでとう爆笑びっくりマーク


どのコンクールも本選は本当に上手な子たちばかり!!


みんなこの夏に全てを賭けて

たった一回の本番で勝負する。


ピアノは優雅に見えるのかもしれないけれど

中身は本当にアスリート

なのですよ!!笑い泣き


私は生徒たちに

『どんな結果になっても、審査員のせいにしたりしてはいけないし、他の子の良いところを認める気持ちがないとダメびっくりマーク本番後の反省が大切だよびっくりマーク

といつも伝えているので


それはもう絶対絶対、大前提なんです!!


だけど…はばかりながらあえて書きますが…


『え驚きガーン…』って思うような結果になることも


現実にはあるんですよね煽り


 それは自分の生徒の良し悪しに限らずです。 


音譜凄く良い音や、良い音楽性を持っていても

基礎力やテクニックが足りないと

ダメなことはもちろんある。


だってそこが出来てる子はいるわけだから。


コンクールのために短期間必死にやることは

大切だけれど

 結局は普段の積み重ね。 

 

音譜響く音や美しい音、音楽性に乏しくても

ただ音量があったり、テクニックがあったり、

難しい曲を弾いた人ばかりが入るとか、

曲負けするとか、正直そういうことが

ある時もある。


音譜同じ課題曲に対して、テンポが速い・遅い、

の感じ方も先生によりけり。

テンポ感を聴く先生もいれば、テンポ感よりも

それに伴う技術やフレーズを聴く先生も。


聴くところは先生によって違うし


つまり、俗にいう


審査員の先生の好み


というのは現実的にあるわけですよね。


今の時代は昔と違って、

一音ミスしたらダメ、コンクールなのだから。

と切り捨てる時代は終わりました。


ただ


ミスの仕方にもよるわけです。

ミスの数とか、止まってしまうとかね。


要リピートと指定がある曲をリピートしなかったとかもね。←これについては指導者の責任ですが。



私も過去に、ワンフレーズ聴いただけで

めちゃくちゃ上手びっくりマークびっくりとびっくりした子が、

結構派手に止まってしまって

この子はどうなるのかなと思ったら

やはり下の賞にはちゃんと入ってて

『止まっても、あれだけ上手けりゃそうだよねびっくりマーク

と納得したこともあれば



止まったけど、上の賞に入っていた子を


あのミスを

フォローするほどよかったかなぁ…凝視って

正直疑問に感じたこともありました。


自分の生徒が全国や金を取ったとしても

次点の子に対してはめちゃくちゃ僅差。

それこそ0.01レベルの僅差


金賞だからって、全国だからって

完璧なわけじゃない。


成績が上の子程

その本質をわかっているから

良かった成績に勘違いすることなく

精神的にも

しっかりしてる子が多いように感じています


上の子も下の子も

他のコンクールならわかりません。


現に、ずっと入賞圏外や、下の賞の子でも

挑戦し続ける力を持っている子っているんですよね。

それは凄いことなんです。


そもそも学年があがれば

課題曲を弾けない子だって沢山いるのだから。

挑戦するだけで素晴らしい。


一時、輝かしい成績でも

あとから脱落する子もたくさんいる。


だからやっぱり

 入賞の有無ではなく

挑戦して、技術と、心の強さを学んだこと。

力をつけたことが何より大切なんですよね。


入賞できなかった子たちの中にも

下の賞の子たちの中にも

宝の才能があるんです。



でも逆に

審査員の好みとか言ったって


どのコンクールでもちゃんと全て上位!の

凄い子もいますよ!!


よく言われる


演奏順が早かったら損とか


遅かったら得?とかも


演奏番号1番で弾いたって

金の子は金なのだからビックリマーク


そんなの関係ないくらい

ズバ抜けて勝負できるくらい


努力できる子は出来るのです。


大切なことは


どんな時も

目の前の音楽と

変わらず真摯に向き合うこと


自分の才能を

自分で信じ、開くこと


コンクールという場に身を投げて

あえて評価されることを選び

良くも悪くも学ぶことは本当に大切で

大きく伸びるチャンスです。


沢山の涙、悔しさを越えた先にある喜びは

真剣に戦った人にしか見えない素晴らしい景色。


うちの生徒ちゃんたちも

沢山の涙を越えて


結果に拘り

全力で自分と戦い

結果以上に大切なことも、ちゃんと手にしている。

何よりも嬉しいことです音譜


ただひとつ思うのは


全国の審査員の先生が揃っている。とか

上下カットの平均点を取る。とか

半分以上が全国に行けるコンクールもある。とか

点数が公表・非公表。とか


コンクールもピンキリ。


沢山あるので

なんでもいいわけではないビックリマーク


ということです。


結局

なにが言いたいかというと


良くてもおごらず

悪くても腐らず


永遠に続く学びの中で

生徒たちと共に

それぞれに何が必要かを取捨選択し

成長していきたい!!ということです音譜