コンクール挑戦への心構え


インスタグラムよりも少し深掘りして書いてみますニコニコ


コンペ受験において、生徒、保護者の方々へ長年お伝えしていること。


あえて評価されることを自ら選ぶ。

という選択をする上で、その意義を考えることはとても大切です。


結果は

いい時もあれば

悪い時もある


綺麗事じゃ済まされない感情も。


様々な場面をどのように乗り越えていくのか。


コンクールに利用され

振り回されることなく


上手く利用していく


最終目的はなんなのか


少し離れてリセットする時もあり。


頑張り続けることの意義もあり。


一言では語りつくせませんね。


1番大切なのは


広い世界を知ること。


そして

本当の勝負は他人ではなく自分だということ。


ここからは余談です


コンクールに通る演奏


というのが素晴らしいのか? というと一概には言えないですよね。


芸術というのは機械ではないし

正解はあってないようなもので


かといって

我が強かったり、なんでもありというのがいいわけでもない。


私が大切にしているのは


個性を大切にしつつも

音楽が自然であること


子供のコンクールではよく


手を派手にバッ‼️っとあげたり


めちゃくちゃ、くねくね動いたり


笑いなさいと言われたかのように笑ったり


それが音楽と一致していれば全然いいのですがニコニコ


う〜ん…不自然。凝視 と感じることが山ほどあります。笑


もちろん、表現を音にする上で、表情などを作ることで音色は変わります。


でも、それらは最終的には

教え込まれたようではなく、あくまでも自分のものにしなくてはならない。


そこまで出来ている子の演奏は


曲のはじめから終わりまで集中力が途切れない。


不思議ですが、演奏前の

おじぎの仕方や歩き方、所作なども全て演奏に現われるもの。


音は素直で正直で

ピアノ以外の自分の全てが音になりますよね…


私の門下生たちも

まだまだ未熟で課題だらけですが


講評では


好感が持てます


音楽的にとても自然です


姿勢がいい


音が綺麗  


などと評価していただけることが多いです。


コンクールを受験する生徒さんたちは、真面目に練習することに関しては基本的に根性があるので


それ以外の

感性を磨くこと


音楽を通して人生を豊かにすることも

日々の生活の中で

大切にしてもらいたいですニコニコ


追求すればキリがない音楽を

決められた短期間でどこまで突き詰めることが出来るかは難しいところですが、今期も中盤に入ってきたコンペ期間。


本選が楽しみですおねがい