にゃおの友人の話。
看護士さんを経て、今、保育士さんとして頑張っていて、
ちょうど、卒園式を迎えてきたのだそう。

子供たちに負けないくらい純粋で優しいこの友人の行動の1つ1つ、そして言動の1つ1つに、本当に励まされるし、出逢ってくれてありがとう~~~!!!!!と心底思えるのです。

彼女の記事を、ちょっとだけご紹介したいのです。



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福島県に行って来ました!
3.11があった「東日本大震災」のとき、保育士になりたての私は「何かしたい!」という気持ちに駆り立てられました。

テレビでは連日、「頑張ってください!」と言っているアナウンサーやコメンテーターに怒りを覚え、身内がなくなって、家もなくなって!町がめちゃめちゃで、何が頑張れだ?

...

頑張れないでしょう!?

結局、他人事だから平気で頑張れっていうんだよ(私が頑張って頑張って頑張ってるときに、頑張ってって言われたらカチンときたことがあったので、こう思っただけです)

そう思ったからこそビデオレターしかないと思いました。

ビデオレターと安心して眠れる物を園児達と職員さん達に協力をしてもらい、一緒に贈りました

食べ物は他の人がやってる。
じゃあ、あとは何が必要?
って考えたときに、安心と睡眠だと思ったからです。

ビデオレターには

「私達がみんなの支えになります」
「頑張らなくて良いんです。頑張るのは私達です」
「今は休めないかも知れません。不安で仕方ないかも知れませんが、一人だとは思わないでください。この世界中のみんなが、あなたを心配し気にかけてます」

園内にいる大人達や園児達に協力をしてもらいました。
眠れない人達のために子供達はぬいぐるみや枕など

大人達は毛布やラジオ
なぜかジャニーズのクッションや大量のグッズ。

手紙に「もし、みなさんがほんの少しでも元気になれたら、これを他の非難所へ回してください。元気を他の方にも分けてあげてください。みんなで笑顔になりませんか?」と書き、いざ発送

それが、先週お手紙と一緒に全て帰ってきました!!!
忘れてました。
と言うよりも、あげたつもりだったから、まさかもどってくるとは。

まだまだ読み途中ですが
「頑張らなくて良いんです」
この言葉がただただ嬉しかった

「一人じゃない。世界中のみんなが、あなたを心配してる」
妻が亡くなり、孫とも連絡が取れず、一人ぼっちだと思っていた時に、ビデオレターが届きました。一番言われたい言葉でした

と、嬉しい言葉がたくさん書いてありました

その中には新幹線の切符と高校生からの手紙でした

「あの頃、中学3年だった僕は夢も何もかもが終わったと思いましたけど、私達が頑張りますからに励まされ今では建築の仕事について自分の町をもとに戻して活気つかせるのが夢です」
と書いてありました。

本当に嬉しかったです

自分のしたことが軽率だったんじゃないか?

余計に傷つけたんじゃないか?

色々考えましたけど、本当に本当に嬉しかったです!

そして、いざ!福島県いわき市へ
駅で女子高校生のみなさんがお出迎え

連れてきてくれた場所はビデオレターを最初に見たという公民館でした。

入った瞬間、いきものがかり ありがとう が流れ始め花束と「ありがとう」コールでした。

涙が一気に溢れ出ました。
みんなが笑顔だったことが嬉しかったんです

あれだけ辛いことがあったのに、笑顔を向けてくれる

これって簡単じゃないんです。
私がもし、お母さんを地震で亡くしたら、後悔し続けて生きてると思います

どうして、あのとき助けてあげられなかったのか?

どうして、私が生きてるんだろう

お母さんの笑顔を守るって決めたのに

私が代わりに死にたかった

きっと、何年間も思い続けるかも知れません

それでも生き残った人間は亡くなった人の分まで生きなきゃ

どんなに辛くても。

号泣し過ぎて歩けなくなったとき、190cmの高校生にお姫様抱っこをされました、手作りの教壇にたたせて貰いました

恥ずかしさと嬉しさが混じって、もう何が何だか分かりません!!!

そして賞状を頂き「ありがとう」の大合唱&生演奏が始まりました。

何十人と私の前にたち、あのときの辛い気持ちや怖かった気持ち

そして、世界中からの支援や頑張れのメッセージ

一つ一つお返しをしていきたいと仰っていました

今は、ほとんどニュースにはならないけど、まだまだ建て直っていない地域がある。
まだ、福島県=行く場所ではないと思われてる

だから、お礼がしたいから来てほしいと言っても、「貴方が来てください」
「まだ福島県は危ないから、お気持ちだけ」そう断られた時もあったそうです。

だから、私が行きますと連絡をしたとき、ざわめいたそうです。

呼んでおいて申し訳ないんですが、本当に来てくれんのかぁ~?

疑ったそうです。

今日になっても、いきなり断られたらどうする?と私が着くまで不安でいっぱいだったときいて、更に涙が出てきました
何故か「ごめんなさい」しか出てきませんでした。

辛い思いから更に辛い思いをさせてしまってごめんなさい

暗い空気を変えたのが、まさかの!!!マツケンサンバ!!!!

入院中、マツケンサンバがいてくれたらと願わずにいられなかった、あのマツケンがまさか此処に居てくれたなんて!!!
ステキすぎる!

泣いて!号泣して!謝って!
最後に大爆笑!!!

何てステキなプランなの~~~~~~~~~~~~





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この数日前、友人は、過労で道で倒れて入院。
元看護士なのに、夜の病院は怖いんですってwww

何が正しいか分からなくて、
怖くて何も出来ない私に、

勇気をくれる彼女の行動。


それがまた、誰かに、例えば私に、何かを与えようとしてやっていることではなく、彼女にとっては、ごく自然な感性で、普通の行動で。


そんなステキな友人とのめぐり合いに、感謝の毎日です☆



『有り』『難い』ことが起こるから、「有り難い」→「有り難うございます」→「ありがとう」に成るのね。


ありがとう