最近ロック総統と議論を交わしている栃木SCサポがいてなんて言うか思うところがあり、個人的にリプライを書いていたらとんでもなく長文になったので、ブログにしてみました。
「ブログでリプライ書いてみた」
個人的にはJリーグの楽しみ方は千差万別なので、思想が違う人を論破しようとすることは基本的に違うと思います。なので否定はしませんし、どちらが正しいかを争う気はありません。それこそ一つの考え方なので。
ただ気になるのが栃木SCは常に上位カテゴリを目指すといっているのは誰なのか?ということ。
実のところフロントはそれをいっていないと思います。昨年は中途半端な結果になりましたが「栃木SCらしいサッカーでお客さんを魅了する」と標榜したのはその一つで、フロント側は何かにつけて勝敗に影響されない経営といっています。言っていたのは5年くらいかけてJ1を目指せるところまでいければいいな。ぐらいなところだったかと。(これでも十分大風呂敷だと思いますが)
では誰なのか。他ならぬ一部のサポーターだと思っています。少なくともフロントは今ある資源でいかにできるかを考えていると思います。西川田は陸スタではありますが、周りの施設とうまく連携しながら楽しんでもらう方法を模索していると思います。
それに対しサポーターの一部は県に対して国体用のスタジアムなのに「陸スタはクソ」だの「専スタ造れ」とかいう始末。それはグリスタの芝を税金で直している県をあまりにもバカにしている。(もっとも県もプレイヤーが怪我する恐れのある悪い状況を放置し続けたのも問題ですが、税金で直していることを考えると大変なのはわかる。)
他にも開幕時に「今年は上がれそうか?」と聞いてくるサポーターもいまだにいます。それはスポンサー獲得のために訪れた企業先の興味のない担当者が営業にいってくるレベルで、上がれるか上がれないかをスポンサー投資の判断基調とするのは一番わかりやすいレベルの低い話で、商売で言うならばジャパネットのような少々高くても提供できる価値をプレゼンすることが大事なのに、いつまでも安値世界一への挑戦といってお金が安いだけを価値としているようなものでその価値はすぐに限界にきます。
私がおそらくロック総統との論議の基礎となっているのはラーテルさんが江藤さんのツイートにいっちょ噛みしたところからだと思います。
毛利 龍 @ラーテル@ratel_net>ファンサポーター的には、チーム強化(順位)が優先ですよね?? 実に舐めた言い草。 「お前らは勝ち負けにしか興味ないだろ?」と言っているも同然。 でも、これが本音なのでしょう、舐めている自覚も無いはず。 クラブ運営側こそが勝ち負… https://t.co/UP0kOPopZM
2020年01月11日 12:08
私がラーテルさんの意見に「は?」と思ったのは強化だけ頑張れいいと思っているのは栃木SCではなくサポカンで執拗に強化に対する質問を繰り返した一部のサポーターであり、あのツイートはそれを皮肉ったものであると私は認識していたので、調べもせず、行間も読まず文面だけで「栃木SCはいつまでたっても強化だけやっていればいいと思っている。」と判断するのは浅すぎる。と思ったところから。叩かれるべきはフロントではなくいつまでも強化!強化!といっている一部サポーターの未熟さだと思うので。
栃木SCの最大の問題は一部サポーターの未熟さに引っ張られ、いまだに勝ち負け以外の価値を見出せていないところであり、いち早く勝敗以外の魅力を訴える、サポーターもそういった部分を評価することを始めないと本当に手遅れになるというところ。
そのために価値を上げるためのチーム名称問題やエンブレムの変更など様々なことを表明しているが株主の中に抵抗勢力があり進まないと想像する。進まないのは株主がサポーター(≒顧客)を見ているからだと思うんですが、チーム自体に魅力があればブレックスを見ても明らかなことに「栃木」だろうが「宇都宮」だろうがお客さんは付いてきているし。
サポーターが上位カテゴリを夢見ることは悪いとは言わないけど、フロントがそれに付き合うことはないと思うし、サポーターもそれに対してギャーギャーいうのもなんか違う気がする。本音と建前が必要。
「勝っても負けても今日スタジアム行って楽しかったね。また観に行こうね。」と言う雰囲気が必要で、負けたら競輪でスってきた帰り道のように雰囲気が悪くなることに絶対的なプラスはない。
これも私が個人的に思っていることなので絶対的な正解ではないし、反論はたくさんあると思うけど、別に私はこの考えを他人に押し付けたい、屈服させたいと言うわけではないので1つなんだなーくらいで思っていただければ。もちろん事実誤認があれば言っていただければと思いますが。