映画 「のぼうの城」 | 日々のダダ漏れ

日々のダダ漏れ

日々想ったこと、感じたこと。日々、見たもの、聞いたもの、食べたものetc 日々のいろんな気持ちや体験を、ありあまる好奇心の赴くままに、自由に、ゆる~く、感じたままに、好き勝手に書いていこうかと思っています♪

戦国武将、あなたは誰タイプ? ブログネタ:戦国武将、あなたは誰タイプ? 参加中

私は織田信長派!


織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、この中でだったら誰タイプ
か、イメージしてみると、消去法で考えて「織田信長」に!w
秀吉にも家康にもなれそうにないかなあと。いや、もちろん
織田信長ならなれるっていうわけでもないんだけど、この中
でどうしても選ぶならっていうことで。本当は、最近観た映画
「のぼうの城」の、のぼう様こと「成田長親」のような戦国武将
にならなりたいというか、なれたらいいなあと思いますが・・・。


映画 「のぼうの城」



天下統一を目前に控えた豊臣秀吉は、最後の敵である北条
勢を攻撃目標に定めていた。周囲を湖で囲まれ「浮き城」の
異名を持ち、人々が平穏に暮らす「忍城」もその一つ。秀吉
は圧倒的な力を世間に誇示すべく、わずかな兵力の忍城に
対し2万の軍勢で落とすよう、寵愛の家臣・石田三成に命じ
る。三成率いる天下軍の足あとが迫り、忍城の侍たちに緊張
が走るなか、田んぼで農民や子供たちと、楽しそうにたわむ
れる侍、成田長親がいた。城主・成田氏長の従弟でありなが
ら、武将に求められる智も仁も勇もないが、「人気」だけはあ
る不思議な男。領民からでさえ、「でくのぼう」を意味する「の
ぼう様」の愛称で呼ばれ、皆に慕われていた。長親に密かに
想いを寄せる城主の娘、甲斐姫。長親の幼馴染で歴戦の強
者、丹波。その丹波をライバル視する豪傑・剛腕の和泉。戦
の経験は無いが「軍略の天才」と自称する、靱負。緊迫する
仲間たちを前に、長親はどこ吹く風とばかりに「北条家にも、
関白にもつかず、皆で今までと同じように暮らせないかなあ
~」と呑気なことを言って、皆を唖然とさせるのだった。

凄まじい数の天下軍がついに忍城を包囲した。城主・成田氏
長は「秀吉軍とは一戦も交えずに速やかに開城せよ」との言
葉を残し、長親に城を任せ、既に小田原に向かっていた。忍
城のたった500人に軍勢では2万の大軍相手に戦っても勝ち
目のないことは誰の目にも明らかだった。やむなく、開城す
ることを決意する長親たち。だが、天下軍の威を借り、なめき
った態度を取る長束正家と対面した長親が思わぬ一言を発
する。

「戦いまする」長親の言葉に騒然となる忍城軍。だが、長親
の強い決意に導かれるように、丹波をはじめとする武将たち
も一転、天下軍との無謀な戦いに挑む事を決意する。

そんなある日、長親の父が息を引き取る。城下の領民たちを
集め、自ら決めた戦によって、皆が危険が及ぶことを涙なが
らに詫びる長親。だが普段から彼を慕う百姓たちは「のぼう
様のために共に戦おう!」と立ち上がり、いつの間にか長親
は侍から農民までを一致団結させていたのだった。
しかしそれは、戦によって名を挙げることに闘志を燃やす三
成の思う壺であった。だが、秀吉に三成を支えるよう命を受
けた盟友・大谷吉継だけは、忍城軍のあり得ない士気の高
さに警戒心を抱く。忍城軍は襲いくる大軍を前に、農民や老
兵までが侍に劣らぬ活躍を見せ、地の天動地の作戦・・・城
の周辺に巨大な人口の堤を築き、それを決壊させる「水攻
め」を決断させてしまう。

「決壊させよ!」
三成の掛け声と共に流れ出す濁流。高台にある忍城本丸に
必死に逃げ込む領民たち。このままでは本丸が沈むのも時
間の問題。だが、忍城軍が絶望に包まれるなか、またしても
長親が口を開く。

「水攻めを破る」
味方への説明もなく、ただ一人で武器も持たずに小舟で三成
が築いた堤へと向かっていく長親。両軍が固唾を飲んで見守
るなか、「のぼう様」の「とんでもない輝奇策」に敵も味方も驚
き・・・そして笑う!? 水攻めな破られるのか!? そして最
後に待ち受ける、誰もが予期せぬ戦の結末とは!?



**********

まずは、面白い! 小説が面白かったので、映画がどうなる
か気になっていたけれど、のぼう様は萬斎さんしかいないで
しょう!と思う、はまり役。ラストシーンの大仕事を考えれば、
やはり彼しかいないと思ってしまいます。立ち居振る舞いが、
滑稽さといい、さすがのメリハリが効いていて、ひょうひょうと
したのぼう様そのもの。そして何より佐藤浩市がカッコイイ!
馬に乗っている姿も、槍で闘う姿も、惚れ惚れしてしまう姿!
他のキャストも頑張っていて、なかなか見ごたえのある、い
い映画に仕上がっていました。それにしても、汚い恰好をし
ているとわからないものです、尾野真千子さんも愛菜ちゃん
も。思わず最初は普通に小汚い一般人にしか見えず・・・。

実話が元とはいえ、どこまでが本当なのか、とはいえ、水攻
めがあったのは確かで、石田三成が作った堤も残っている
わけで、その事実であったことが、映像となって目の前に広
がると、人間ってとんでもないことをやってのけてしまうもの
だなあと、恐ろしくもあり。根本は、結局は「人」が「人」を思う
強い気持ち、人の「心」の持つ力の大きさが描かれていたと、
思います。石田三成は、本当に人望がなかったんだなあと
も思ったり。小さいようで侮れない、人望、人の気持ちです。



●「のぼうの城」予告篇




●「のぼうの城」オフィシャルサイト

「映画」関連ブログはこちらから↓
「映画」関連ブログリスト


ランキングに参加しています。
ポチっとしていただけると、嬉しいです♪


にほんブログ村

★★★★★

『のぼうの城』オフィシャルブック/角川書店(角川グループパブリッシング)
¥1,575
Amazon.co.jp
のぼうの城 上 (小学館文庫)/小学館
¥480
Amazon.co.jp
のぼうの城 下 (小学館文庫)/小学館
¥480
Amazon.co.jp
戦国武将、あなたは誰タイプ?
  • 織田信長
  • 豊臣秀吉
  • 徳川家康

気になる投票結果は!?