八重の桜 第33回 「尚之助との再会」 | 日々のダダ漏れ

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大河ドラマ 八重の桜

第33回 「尚之助との再会」

覚馬(西島秀俊)の仕える槇村正直(髙嶋政宏)が業
妨害の容疑で捕まり東京に拘留された。覚馬は、
槇村
の後見人である木戸孝允(及川光博)にとりなし
を頼む
ため、八重(綾瀬はるか)を連れて東京へ向
かう。結局
覚馬の申し出は聞き入れられなかったが、
時を同じく
して起きた政府内の分裂によって槇村は
釈放される。
その後、勝海舟(生瀬勝久)から尚之助
(長谷川博己)の
居場所を聞いた八重は、尚之助が
住む浅草へ行く。し
かし、再会の場にいたのはやつ
れきってすっかり生気
をなくした伴侶の姿だった。
尚之助が斗南藩のために
罪をかぶった事を知った
八重は、夫の力になるべく
再び共に暮らしたいと訴
えるが、その思いはかなわな
かった。

**********

英語教師) さあ、皆さんは何ができる? 皆さんの
       夢を聞かせてください。・・・please.
八重) (英語で) 私がここでできること、
    私の夢はこの学校をもっともっと大きくして、
    もっとたくさん学ぶことです。



英語教師) Thanks. Wonderful Yae.
八重) Thank you.


**********

覚馬) 八重、尚さん、なじょしてんべなあ。
    暮らしが立ってっといいんだが。
八重) 尚之助様とは、離縁しやした。
    わだすにはもう、わがんねえ。

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覚馬) 八重、岩倉様は、何を見ておられる?
八重) 先ほどから、ずっと笑みを浮かべておいでで
    ごぜえやすが、その目は、何を見でんのか、
    わだすにはわがりません。
岩倉) 何や、お前は。
八重) 山本覚馬の妹、八重にごぜえやす。
    教えてくなんしょ。
    あなた方には一体、どんな新しい国の姿が見
    えているの
ですか? 誰もが学校に行げて、
    病院にかかれて、ドリー
ムが語れる、そんな
    日本が見だくて、槇村様と兄は働い
ていんの
    です。槇村様の事、どうかご再考を!

**********

勝) 頼まれていた、川崎尚之助の消息だ。
覚馬) ありがとうございます。
八重) あんつぁま?
勝) 尚さんは今、浅草の鳥越にいる。
   まだ、裁判が続いているそうだ。
八重) 裁判?
勝) 斗南藩を庇って、3千両の詐欺事件の被告と
   して、訴えられている。
八重) 3千両・・・。
覚馬) なじょして、尚さんがそんな事に?
勝) 全くだ。今頃、国の真ん中にいてもおかしかね
   え人間だ。
覚馬) 道を変えたのは、俺だ。
八重) 私に行がせてくなんしょ!

**********



尚之助) 女学校の、舎監ですか。お元気そうで、よ
      かった。今は、この長屋で、
      寺子屋の真似事のような事をしています。
      意外と楽しいものです。
      結局私は、何もなせなかった。
      これが、私の身の丈に合った暮らしです。
八重) そんな事ねえ。尚之助様は、藩の皆様の命を
    守って下さった。ずっと後悔してた。斗南に行げ
    ばよかったって。こんな事になっていただなん
    て。許してくなんしょ!
尚之助) 私こそ。あの時、猪苗代に行こうと、命懸け
      で私の隣に立った、あなたの誇りを、踏みに
      じりました。許して下さい。
八重) あやまんねえで。何も悪ぐねえ。



八重) 尚之助様に甘えで、意地張って。
    私は、バカだ。バカだ!



八重) 私を、おそばに置いてくなんしょ。
    夫婦でなくて構わねえ。尚之助様の、お役に立
    たせてくなんしょ。お願いしやす。お願いしやす。






尚之助) 八重。
八重) 尚之助様。





尚之助) がっかりさせないでください。
      あなたには、京都で、生徒たちを助ける、
      舎監の仕事があるんでしょう?
八重) だげんじょ、尚之助様を放ってはおげねえ。
尚之助) 私の妻は、鉄砲を撃つおなごです。



尚之助) 私の好きな妻は、夫の前を歩く、凜々しい、
      妻です。
八重さんの、夫になれたことが、
      私の人生の誇りです。
      もう二度と、ここに来てはいけません。
      あなたは、新しい時を生きる人だ。
      生きなさい。



八重) 待ってっからし。
    前を歩いで、京都でずっと待ってっから。
    旦那様・・・。



尚之助) それでこそ、八重さんだ。







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今まで、私の記事を読んでくださっている方には
予想がつくことと思いますが、今回はもう、当然な
がら、尚之助萌え、さよなら尚之助祭り、でござい
ます。今まで、長谷川博己の良さがイマイチわか
らなかった私が目覚めたきっかけは、彼のポニー
テール姿。男子のポニーテールが、私の「萌え」、
を刺激することに、初めて気づいたといいますか。

キリっとした尚之助のほうが好みではありますが、
やつれた尚之助が、八重をやさしく抱く指の美し
さ、艶っぽさは変わらず! 涙をぬぐう指先といい、
本当に長谷川博己の手は美しい(雲の階段でも、
その美しさが活かされていましたが)。史実では、
鶴ヶ城以来2人が会う事はなかったはずですが、
せめて、もう一度会わせてあげたいという、ファン
の夢を描いてくれたような回で、嬉しいけれども、
愛しあっている2人の別れは、かえって切なくて
悲しくて、会わないままのほうがいっそよかった
かもしれないと思えてしまって・・・。だって、どう
見たって今もまだ、2人は愛しあっているし・・・。
会えなかったのならまだしも、会ってしまってい
たら、今後の展開を思うと、観る側としても心の
準備があ・・・。困った困った。いまのところ、襄
さんに萌え要素が見つからず、感情移入できる
か心配だというのに・・・(何の心配なんだかw)

川崎尚之助。八重の夫になれた事が私の人生
の誇りと、敢てその手を離し、送り出すいい男。
前半の大河を彩ったあなたの事は忘れません。
ああ・・・運命というヤツが・・・憎らしい・・・(涙)


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