「失恋ショコラティエ」第3話~走り出した恋、それぞれの告白へ | 日々のダダ漏れ

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「失恋ショコラティエ」
 
第3話
走り出した恋、それぞれの告白へ


紗絵子さんが店に来なくなってひと月半。
ずっと会わずにいると、
心の中が曖昧になってくる。
彼女の顔を思い浮かべても、
こんな顔だったっけって自信なくなったり、
俺何で好きだったんだろうって思ったり、
でも、このまま二度と会えないかもしれない、
なんて思うと、たまらない。
やっぱり、会いたいよ。

何で? 何で、今なんだ。


えれな) もしかして彼女? まずかったね、ごめん。
爽太) いや。


まずくない。むしろチャンスだ。
今こそ、悪い男にならなきゃ。


爽太) 後で話すから。
えれな) わかった。じゃあ、また夜にね。
爽太) うん。
えれな) 仕事頑張ってね。
爽太) ありがとう。


この音を聞かれちゃダメだ。
冷静を装え。
それでいつも、紗絵子さんが俺にするように、
相手にしてるようなしてないような、
微妙な態度で気を引くんだ。


紗絵子) さっきの子…

来た!

紗絵子) すっごいスタイル良くて、美人だね。もしかし
     てモデルさん? あっ、彼女が前に言ってたい
     い感じになってるって人?
爽太) いや。

こういう時、
こういう時悪い男はどう答えるのが正解なんだ?


爽太) いい感じっていうか、あの子は…

あれだ。有名人とかがもう明らかにそうなのに、
そうとは言えないから使うあの言葉。


爽太) ただの友達だよ。
紗絵子) えー? 友達?
     友達はあんなベタベタしないよ。嘘だ。
爽太) いや。彼女、お父さんだか、おじいさんだかが
    ポルトガル人だから。誰にでもあんな感じなん
    だよ。六道さんとも普通にキスしてたしね。


さらっとかわす俺。グッジョブじゃね?

紗絵子) えっ?六道さんって、あの六道さん? え~
     何か凄いね、爽太君。有名人とも普通にお付
     き合いがあるんだね。あっ、あっ、でも同業者
     だから当たり前か。


紗絵子さん戸惑ってる? 動揺してる?
もしかして、もしかして、主導権、俺?


爽太) 新作、試してみてよ。
    紗絵子さんに食べてもらいたかったんだ。
紗絵子) へえ~。なんか今までの爽太君のチョコと少
     し雰囲気が違う。
爽太) そう?
紗絵子) あのね、ホントはね、新作がなくても、来たか
     ったんだ。もっと早く。でも…。




何だ? その目は。天然? 天然でそそってんの?
そ…それとも。いや待て。冷静になれ、俺。


爽太) あっ、あの時、ごめんね。友達の事を断った上
    に、何か、きつい言い方しちゃって。
    俺、別に怒ってないからね。
紗絵子) よかった。


よしよし。今までの俺とは違うぞ。
この冷却期間は、確実に俺を成長させたんだ。


紗絵子) でも、あれはいいんだ。断ってもらってよかっ
     たかも。友達に頼まれたから、一応伝えただけ
     で。ホントは私も、あんまり気が進まなかった
     んだ。だって…フッ。何か微妙じゃない?
     元カレを友達に紹介するなんて。


元カレ?



紗絵子) フフッ。

それって、俺のこと? 俺が、元カレ?
えっ? えっ? 何? その2階級特進。
あの2ヶ月弱の二股期間を、
付き合ってたって認めてくれるの?
いつのまに昇格?


**********

まさかオリヴィエまでとは思わなかった。
なんでよりによって、
みんな片思いなんだよ?
いい大人がジタバタして、
ホント、バカみたいだ。
みんなさっさと…やめちゃえばいいのに。
片思いなんか…俺だけで十分だよ。


**********

紗絵子) 合コンで使えるテク? 私そんなの全然持っ
     てないよ。アドバイスっていったって。えーっ?
     あっ、じゃあ、ヒール低めの靴履いていくとか?
     ほら。男の人って、結構身長差気にしてたりす
     るからね。後ね、今の時季寒いから、ちょっと、
     薄着で行ってみたら?

薫子・心の声) はあ? 寒かったら厚着するでしょ?
         バカなの?

紗絵子) そうなると、夜お店出た時に、こう、寒い、ぷ
     るぷるってしてたら、男の人が上着貸してくれ
     たりするよ。

薫子・心の声) はうっ。考えたこともなかった。これが。
         これが20代半ばで結婚した女と、30過ぎ
         て結婚のけの字もない女の差なの?


**********

紗絵子) ああ、ごめんね。せっかくのアミティエちゃん
     食べかけのまま置いてったりして。


アミティアちゃんって。マジ可愛い。マジ天使!

爽太) 全然。あっ、これ。
紗絵子) うん。
爽太) いつもたくさん買ってくれて、ありがとう。
紗絵子) 爽太君のチョコ、美味しくてすぐ食べちゃうか
     ら。ウフッ。こないだね、空っぽの箱見て思った
     の。なくならないチョコがあったらいいのになっ
     て。
爽太) ああ。でも、そんなもん作っちゃったら、商売に
    ならないかもね。
紗絵子) アハッ。そうだね。
爽太) ちゃんと作れるものだったら、 
    リクエストを聞くよ?
紗絵子) えっ? あっ、あっ、私、パン・オ・ショコラ大好
     きなの! 爽太君がパン・オ・ショコラ作ってくれ
     たら絶対美味しいと思う!
爽太) そりゃ絶対美味しいの作るよ。でも…パンか。
    パンはパンで奥が深いし、他の店に負けない物
    つくろうと思ったら、ちゃんと研究して、時間も手
    間もかけないとね。
紗絵子) そっか。そうだよね。難しいよね。


**********

爽太) いや、何か、進展とかあったかなぁと思って。
オリヴィエ) ああ。う~ん、今は様子見。
爽太) お前にしちゃあ、随分消極的だね。
オリヴィエ) 付き合ってる人がいるんだよ、その子。
      でも相手は絶対ろくでもない男なんだ。じきに
      彼女大怪我するよ。
爽太) 大怪我するってわかってて、様子見?
オリヴィエ) 一回痛い目見ないと、その男がどういう男
      なのか、身に染みてわからないだろうし。それ
      に、手を差し伸べるなら、転んで自分じゃ起き
      上がれないぐらいの時の方が、こっちの手を
      取ってもらえるでしょ?


意外に真っ黒だな。
俺も少しは見習わなきゃ。


**********

爽太) 何やってんの?
オリヴィエ) 最低だ。
爽太) えっ?
オリヴィエ) 様子見とか言ってたくせに。
      ごめん、爽太。
爽太) えっ? ちょっ、ちょっと、何?
オリヴィエ) 僕、まつりちゃんに手を出した。
爽太) はあ?
オリヴィエ) まつりちゃんにキスした。一瞬煩悩に負け
      た。ごめん、爽太。僕は最低だよ。
爽太) えっと。あっ、あれか。 好きな相手と上手くいか
    かなくて、何かこう、むらむらしちゃって。目の前
    にいたのがたまたままつりだった…。
オリヴィエ) 違うよ!上手くいかなくて切ないし、むらむ
      らもしたけど、そうじゃない。僕が好きなのは
      彼女だよ。まつりちゃんだよ!
爽太) はああ?


**********

えれな) おかしい。人のことなのに。
爽太) 人の恋愛は面白いんだよ。
    好き勝手にああだこうだ言える。
えれな) うん。
爽太) はぁー。自分のこと考えると、しんどいからさ。
えれな) そうだね。
爽太) だから俺時々、すっごい都合のいい妄想したり
    するんだよね。紗絵子さんも実は、俺のこと好き
    でさ。紗絵子さんは毎晩、旦那に抱かれながら、
    俺のことを思い浮かべるんだ。とかね。とか。
えれな) えーっ?
     妄想ならもっと都合よくしちゃえばいいじゃん。
爽太) もっとって?
えれな) だから…紗絵子さんは、爽太君のことを思う
     あまり、旦那さんとの夫婦生活なんか拒否して
     るんだよ。そして爽太君のチョコレートを一つ一
     つ口にしながら、爽太君と体を重ねる夢を見る
     んだよ。
えれな) エロ! えれな、エロ!
えれな) 妄想なら
     それぐらい甘美なこと考えちゃいなよ。
爽太) じゃあ、えれなは?
    えれなはどんなこと考える?
えれな) 私はねえ、街で信号待ちとかしてるときにね、
     倉科さんを偶然見かけるの。
爽太) おう。
えれな) それで向こうも私のこと気づいてくれるの。
     ああ、以前お会いしましたねえ、とか言って。
爽太) うん。いいねいいね。
えれな) それで何かうまいことご飯とか行っちゃって。
爽太) うん。
えれな) うまいことホテルとか行っちゃって。
     ハハハ。キャー。
爽太) いや、早くない?
えれな) だって、もう二度と会えないかもしれないんだ
     よ? とっとと行けるとこまで行かなきゃ。で、私
     は妊娠して。
爽太) えっ?
えれな) 大好きな人の子供を一人で育てて、幸せに暮
     らすの。めでたし、めでたし。
爽太) 一人でって。めでたくないでしょ。
    自己完結しすぎじゃない?
えれな) うーん。だって、これ以上いい夢なんか、想像
    できないんだもん。相手が遠すぎて。爽太君、頑
    張ってね。爽太君の方が、よっぽど可能性あるん
    だから。


そうかな?
近くにいても、夢は夢だよ。
俺の方こそ、
ただのファンみたいなもんじゃん。


**********

(爽太の妄想) 
爽太) 紗絵子さん。
    紗絵子さんはうちの店には入れないよ。
紗絵子) どうして?
爽太) パン・オ・ショコラがまだ出来てないんだ。紗絵
    子さんに、自信持って出せるものがまだ焼けなく
    て。もしかしたら、何年もかかるかもしれない。だ
    から当分、紗絵子さんには会えないよ。ごめん。
紗絵子) そんなこと、どうだっていいよ! ホントは私、
     チョコレートなんてもうどうでもいいの。
     爽太君に会いにここに来たの。


またこんな都合のいい夢見て、
俺もバカだな。
えれなのこと言えないよ。

本当に会えるんだ。
うまくいくといいな。
もしかしたらえれなのバカげた夢も、
ちょっとは現実になるかもしれない。
だとしたら俺の夢も…
少しは現実になるかもしれないんだ。


**********

薫子) 爽太君が紗絵子さんのこと、いつまでも好きで
    いられるのも、正直不思議だなって思ってるよ。
    いかにも男ウケ狙ってますっていうのわかって
    て、なんで冷めないのかなぁとか。ヒールの低い
    靴履いて可憐そうな演出したり、そういうのに何
    でまんまと引っ掛かってられるのかなぁとか。
    フフフ。
爽太) いや、だって、見え見えだから可愛いんじゃん。
    見えなかったら可愛いって思えないよ。男って
    鈍いからさ、見え見えぐらいがちょうどいいんだ
    って。頑張ってんなぁっていうのが、可愛いの。
薫子) フッ。それすら向こうの計算だったら?
爽太) いいんじゃない? 別に。そこは、計算どおりに
    なってあげても。何も損してないし。こっちは、可
    愛いもん見れて、それだけで、幸せなんだから。


**********

紗絵子) 薫子さんはいいなぁ。羨ましい。
薫子) はっ?
紗絵子) だって、このお店で働けるんですよ? それっ
     て、薫子さんに、ちゃんと爽太君が認めるだけ
     の能力があるってことですよね? すごいなぁ。
     毎日充実してるんだろうなぁ。
     お仕事楽しいでしょう?
薫子) あっ、まあ。確かに充実はしてますけど。私から
    見れば、紗絵子さんの方がよっぽど、羨ましいで
    すよ?
紗絵子 えー?
薫子) ウフフ。素敵な旦那様きっちりゲットできてたり
    とか。アハハ。私なんか、この年になってもそっ
    ちの方は失敗ばっかで。最近は失敗っていうか
    何かもう、根本的に何にもないっていう状態で!
紗絵子) でも、お仕事できる方がよくないですか? 自
     分で稼いだお金、自由に使えるし。誰からも文
     句言われないし。
薫子) いや、大した額もらってないですから。もう…。
    あっ、いや、まあ、この店が、好きでいるからい
    いんですけどね。ウフッ。
紗絵子) やっぱり好きなんですね?
薫子) うん? ああ。あっ、いやいやいや。私は、紗絵
    子さんみたいな能力、ちょっとくらい欲しいです
    けどねぇ。
紗絵子) 私の能力…? あっ、チョコ嗅ぎ分ける能力と
     か? これ絶対売れるみたいな?
薫子) ウフフ。いや、男ゲット術。
紗絵子) はい?
薫子) えっ? あっ、えっと、ほら、紗絵子さん、すごく
    モテるじゃないですか。
紗絵子) そんなことないですよ。

薫子の心の声) そこ否定すんな。
薫子) 爽太君から聞いてますよ~。
    高校時代から、取っ換え引っ…
紗絵子) うん?
薫子) フフッ。モテモテだったって。
紗絵子) 嘘ですよ、そんなの~。

薫子の心の声) 自覚してますよね?
薫子) 少なくとも、紗絵子さんがいいなあと思った男の
    人は確実に落とせるんじゃないですか?
紗絵子) いやー。空振りもありますよ。
薫子) まさか。
紗絵子) この人絶対私に気があると思って、ワクワク
     しながら、短いスカート履いて、その人のおうち
     に行ったりもしたんですけど。
薫子) おおー。
紗絵子) でも結局、相手は無反応で、な~んにも起き
     ずに終わっちゃって。
薫子) はあ。そんなツワモノが。
紗絵子) イラっとしちゃって、私つい、別の人と、運命
     感じて、今超幸せみたいなこと言っちゃった。
薫子) よっぽど鈍い人だったんですよ、その人。
紗絵子) もしもあれが上手くいってたら、人生変わっ
     てたかもしれないな…。


**********

オリヴィエ) 爽太。この世の中、どんなお金持ちだろう
      と、どんなに美男美女だろうと、ハリウッドス
      ターだろうと、王子だろうと、出会えた人としか
      恋は出来ないよ。人生で出会える人って、案
      外限られてる。ハムスターは、同じ籠にいる
      ハムスターとしかつがいになれないでしょ?
      それと同じだよ。
誠) なるほど。
オリヴィエ) それでも好きな人が出来たんだから、僕
      は運がいいと思ってる。僕とまつりちゃんを同
      じ籠に入れてくれた神様に、僕は感謝するよ。


**********

みんな、頑張れ。
オリヴィエもえれなも、
ちゃんと前に進もうとしてるんだな。
何もしてないのは、俺だけか。
俺も、先へ進まなきゃいけないのかな?


**********

紗絵子) 友達が結婚するんだけど、お祝いに食器とか
     プレゼントしようと思ってて。で、時間があったら、
     爽太君に、付き合ってもらえたらなって思って。


付き合って?
爽太君、付き合って?


爽太) えっと…。お、俺?
紗絵子) フフッ。食べ物のプロだから。食器とかもセン
     スいいんだろうなぁと思って。フフ。
爽太) ああ。センスでいったら、俺なんかよりオリヴィ
    エの方がいいよ。
紗絵子) 爽太君がいい。爽太君と行きたいんだ。
     ダメ? 忙しい?




爽太) フッ。ああ…ちょっと、無理かな。



爽太) 店、休みの日も、何だかんだ、やることあって。
    結構忙しいんだよね。ごめんね。
紗絵子) フフフ。そっか。そうだよね。忙しいよね。
     急にごめんね。気にしないで。
     じゃあ、ムース・オ・ショコラ、2つ下さい。
爽太) ありがとうございます。
紗絵子) 旦那さんと食べるんだぁ。


**********

紗絵子) 爽太君?
爽太・携帯) あのね、さっきの話だけど。
紗絵子) あっ、ごめん。今踏切で。もしもし?
爽太・携帯) 来週の水曜なら、開けられるよ。
       買い物…付き合おうか?


**********

爽太) フッ。呆れてんでしょ? 最初からいいよって言え
    ばいいのに、まわりくどいことやってんなって。
薫子) 計算でしょ? ならきっと正解だよ。
    悪い男のやり口としては。
爽太) フッ。
薫子) 普通にOKもらうより、一度落とされてから持ち上
    げられたほうが舞い上がるもんね。今頃紗絵子さ
    ん、ハートぎゅうぎゅうつかまれてるよ。
    私ならそう…。
爽太) そんな持ち上げないでよ! いつもみたいに厳し
    いこと言って、俺のこと叩き落としてよ。
薫子) 何? どうしたの?
爽太) 紗絵子さんとデートだよ? どうしよう?
    俺すげえ舞い上がって。どうにかなりそうだよ。
    フッ。俺、バカだ。紗絵子さん、そんなつもりさら
    さらないってわかってんのに。ああ…。
    俺、ホント、バカだ。


**********

デート。
んなわけないじゃん。
お気楽な主婦の買い物に付き合ってやるだけだよ。
こんなの別に…
何でもない。


**********

紗絵子の合コンアドバイスに、薫子同様、目からウロコ
がボロボロ落ちてくるようだった。なるほど~、寒い時こ
そ薄着! 薄着なオシャレはやせ我慢、とは思っていた
けれど、そうか、モテテクニックとしても、薄着は有効だ
ったのか。寒い~ぶるぶるって言って、上着を貸してく
れる男かどうか、そこでわかるし。貸してくれないような
男だったら、気が利かないのか、冷たいのか、女慣れし
てないのかと、いろいろわかるし。参考になるなあ…w

何より、爽太の言葉に、ものすご~く納得しちゃったよ!
 
だって、見え見えだから可愛いんじゃん。
見えなかったら可愛いって思えないよ。
男って鈍いからさ、
見え見えぐらいがちょうどいいんだ
って。
頑張ってんなぁっていうのが、可愛いの。
(それすら向こうの計算だったら?)
いいんじゃない? 別に。
そこは、計算どおりになってあげても。
何も損してないし。
こっちは、
愛いもん見れて、
それだけで、幸せなんだから。

そう…だよねえ。男の人が鈍いってことは、女性もよ~
くわかってることだもんね。経験的に、圧倒的に女心に
疎い男性の方が多いと思うし。な~んで、こんな見え見
えに引っ掛かるんだよ!好きになるんだよ!って、つい
思っちゃってたわけだけど。男ってバカなの?って、思
ってたけど(ゴメンナサイ)。だからこそ~の、見え見え
が大事なわけか~!(思わずポンと手を叩いちゃうw)
見え見えに頑張ってる姿もまた、可愛いし、可愛いもん
が見れて損はしないし、幸せな気持ちになれるのか…。

もう、恋愛乱世を生き抜かなければいけない現役女子
ではなくなった今、確かに、昔は好きになれなかった、
紗絵子のような女の子を、可愛いなぁ、頑張ってるなぁ
って目で見ている自分がいるのに気づく。そして、そん
な風に一生懸命頑張る女の子に勝てなくてもしょうが
ないよなぁ、なんて、薫子さんのように思ったりもする。
とはいえ、そうはなれない自分も知ってるし、ならなく
てもいいとも思っているし。でも、そういう生き方があっ
てもいいんじゃない?って思えるようになったというか。

いや~面白いわ。好きだわ。登場人物みんな可愛い。
私は、漫画脳でこのドラマを観ているので、全く違和
感がないのだけれど、漫画を知らない人には、どんな
風に映ってるのか、ちょ~っと気になったり…しますw

 

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第1話~もっとあなたに傷つけられたい!!
第2話~今夜も"妄想"と片想いが止まらない
第3話~走り出した恋、それぞれの告白へ
第4話~2人の恋は、チェスのように
第5話~切ない切ない切ない・・・
第6話~俺、失恋することにした
第7話~なんの、涙?現実にしていいの?
第8話~ついに間男に成り上がったよ
第9話~正も誤もない、これが恋だ
第10話~未来に何も思い描けない
第11話~ついに今夜、全員の片想いが完結!

●「失恋ショコラティエ」HP


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