「マッサン」第96回~土下座で解決。1年後、工場が出来ましたの巻 | 日々のダダ漏れ

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日々想ったこと、感じたこと。日々、見たもの、聞いたもの、食べたものetc 日々のいろんな気持ちや体験を、ありあまる好奇心の赴くままに、自由に、ゆる~く、感じたままに、好き勝手に書いていこうかと思っています♪

「マッサン」 第96回
第16週 「人間到る処青山有り
土下座で解決。1年後、工場が出来ましたの巻


熊虎) おらの夢、受け継いでくんにか。
政春) 3年前、熊さんに会うとらんかったら、わしゃ…
    北海道には来ようとは思わんかったかもしれん。


(回想)
熊虎) 先祖がどうだとか、どこの出身だとか、前に
    んな仕事をしてたかとか、な~んも関係ねえ。
    何もかんも失くしちまった男が、もう一回でけ
    夢をみれる町だ。
    
政春) あの言葉が、わしの背中を押してくれたんで
    す! ほいで今、熊さんのおかげで…腹がくく
    れた。わしゃ、約束します!
    この家がまた…力いっぱい働いた人が、いつ
    でも笑うて、飯食いに帰って来られる場所に、
    してみせます。わしゃこの土地を、わしらの第
    2のふるさとにします!
熊虎) 頼む! しっかり守ってくれ!
政春) はい!
エリー) ありがとう。
政春) 組合長。わしら、皆さんと同じなんです。わし
    ゃこの土地を、ニシンだけじゃなぁ、リンゴだけ
    じゃなぁ、ウイスキーの里じゃ、そう言われる土
    地にしたい思うとります!
進) ウイスキーの里?
政春) どうか、わしらに力を貸してつかぁさい!
    リンゴを売ってつかぁさい! お願いします!
エリー) お願いします!
熊虎) 進。おらからも、頼む!
(土下座する政春、エリー、熊虎)
進) 分かった。リンゴは分けてやる。ただし…余市
  のリンゴでまずい汁なんか作ってみろ。すぐにこ
  の町からたたき出すからな!
政春) はい。ありがとうございます。
    ありがとうございます!

**********

ハナ) 叔父さん、いろいろ迷惑かけて、すいません
    でした。ありがとうございました。
進) 見た事あっか?
  あの熊虎さんが、おらに頭下げやがった。
ハナ) ありがとうございました。


**********

政春) 熊さん、えかったら、一馬やハナちゃんも、
    わしの仕事を手伝うてつかぁさい。
ハナ) お父ちゃん!
熊虎) あ?
ハナ) 一緒に働いてみよう。ウイスキー工場で。
    どうせどこにも行くとこねえんだから。
エリー) 一馬…熊さん、お願いします。
熊虎) 分かった。ただし…また春になってニシンが
    来たら、おら、海に戻る。それでもいいべな?
一馬) ニシンはもう来ねえ!
熊虎) 来る!
一馬) 来ねえ!
熊虎) 来る!
政春) 分かりました!
    万が一ニシンが来たら、それでもええ。
熊虎) 万が一とは何だ!
政春) もう分かったけん! よろしゅうお願いします!
(熊虎と一馬を握手させる政春)
熊虎) おい…。
エリー) みんな…みんなで頑張っていきましょう。
ハナ) うん!
熊虎) ハハハッ!
政春) お願いします。
ハナ) よろしくお願いします。


**********

そして、1年後。
ついに、マッサンの工場が完成しました。
地元から、8人の従業員も採用しました。

ニシン御殿はそのまま残し、
エリーやマッサン、工場で働く人たちの、
食堂として使われる事になりました。

そして、ニシン御殿の隣りに、
エリーたちの新しい家も出来ました。

これが、エリーハウス。
広いリビングに、洋風のキッチン。
そして、エマの部屋もあります。

夫婦の寝室は、エリーの希望で、
なんと、和室になりました。
日本人らしく、布団を敷いて寝たいと、
エリーがマッサンにお願いしたのです。


**********

エリー) マッサン!
政春) あ?
エリー) マッサン。ラブレターの返事、きた。
政春) ラブレターの返事?
エリー) うん。
政春) 俊兄! ほうか!
    ラブレターいうて、俊兄の事じゃったんか。
エリー) 北海道でも、
     マッサンの仕事、手伝って下さい。
政春) 俊兄、よう来てくれたのう。
俊夫) わしゃ、ただ、エリーさんに手紙もろうたけん、
    ちいと様子見に来ただけでさ。
政春) そがなあまのじゃくな…。
俊夫) あっ…懐かしいのう。
政春) とりあえず、リンゴ汁を作って売って、それが
    軌道に乗ったらすぐに、ウイスキーに取りかか
    るけん。
俊夫) リンゴ汁…?
政春) ああ。余市はのう、
    日本一のリンゴの産地なんじゃ。
    俊兄! どこ行くんじゃ?
俊夫) わしゃ、ウイスキーを造りに来たんで、
    リンゴにゃ興味ありまへん。
政春) じゃけん、リンゴは最初だけで、
    すぐにウイスキーを。
俊夫) 離してつかぁさい。広島に帰ります!
政春) 俊兄…。
ハナ) あっ、ああ!
俊夫) 痛い、痛い…。
ハナ) ごめんなさい! 大丈夫ですか?
    どちらさん?
政春) ああ…俊兄じゃ。大阪でも、ウイスキー造りを
    手伝うてくれとった、わしの幼なじみ。広島から
    わざわざ来てくれたんじゃ。
ハナ) 初めまして。ハナです。
俊夫) 俊夫です。
政春) 俊兄、どうしたんじゃ?
俊夫) 別に。
ハナ) 俊夫さん、長旅で疲れたでしょう? これから、
    工場建てたお祝いの会があるから一緒にどう
    ですか?
政春) うん。
俊夫) …はい。
ハナ) じゃあ、こちらへ。
俊夫) はい。
ハナ) どうぞ!


お祝いの会は、
俊夫の歓迎会になりました。

**********

いよいよ、
リンゴ汁の生産も始まりました。

まずは、リンゴ汁で会社の経営を安定させ、
1日も早いウイスキー造りに取りかかりたい。
マッサンの工場は、活気にあふれていました。


**********

クララが立った!…の逆バージョン? とうとう、あの、
エリーが土下座した!!! 今まで夫の土下座を見
ているだけだったエリーが、ついに一緒に土下座…。
大人になったね、エリー…ってことでよろしくって?w

何でもサクっと土下座で解決~! の後は、これまた
得意の、マッサンイリュージョン。あっという間に余市
に工場ができました~。こういうときだけ、時間が都
合よく飛ぶんだよね~。何の苦労もなく、よその家族
の確執を解決すると、いつのまにか、妖精さんが働
いてくれるという、おとぎ話展開となるのでありました。

もうね、いまさら驚かないし、はいはいはいって感じ。
ここまで来たら、ウイスキーの話をどこまでひっぱる
のかっていうところが逆に見どころですよ、奥さん!
「花子とアン」状態になるのか、まさかの花アン超え
となるのか…。冒頭のシーンに戻って、ナレーション
の語りで終わったら、それはそれで、語り継がれる、
迷作となるかもw まあ、朝ドラはなかったことにして、
真面目に竹鶴夫妻のノンフィクションをきっちり作っ
てもらいたものです。ナレーションって便利だなぁと、
その存在意義を存分に感じさせてもらった回でした。
実写の紙芝居ってこんな感じかも? なるほど今週
のお題が「~の巻」としか思いつかないわけだ…w


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