「孤独のグルメ6」第10話~千葉県富津市金谷のアジフライ定食 | 日々のダダ漏れ

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日々想ったこと、感じたこと。日々、見たもの、聞いたもの、食べたものetc 日々のいろんな気持ちや体験を、ありあまる好奇心の赴くままに、自由に、ゆる~く、感じたままに、好き勝手に書いていこうかと思っています♪

孤独のグルメ Season6


 

第10話

千葉県富津市金谷のアジフライ定食

 

 

 

 

市場を見たせいか、

腹が、減った。

 

 

よし。店を探そう。

 

五郎) あっ…。

 

「はまべ」

 

●「はまべ」(食べログHP)

 

五郎) あった。

 

え~と…。

 

 

ここまで来てラーメンと餃子はないだろう。

ここはパス。あれ?

 

 

漁師めし。

どれどれ?

 

 

な~んだ。あるじゃないか。

そうだよ。今俺が食べたいのは

まさにこういうものだよ。

 

え~なになに?

釣り船のなかのりをしていた

母ちゃんが作る漁師めし。

是非、房総でとれた美味しい魚を

味わってみませんか?

 

 

かぁ…。

 

 

漁師めし、家庭的。

これはもう決まりだ。フッ!

 

 

**********

 

メニューは…。

 

焼肉定食、いらない。

豚丼、パス。

肉系今日はスルー。

 

 

アジ三昧。

刺身、たたき、なめろうか。

いい三昧だ。

地魚フライ。魚は何だろう。

今日は丼じゃなくて、定食が食べたい。

 

 

おっ、はまべ定食、おすすめ。

あっ、いい組み合わせじゃないか。

 

 

おっ、さんが焼きもある。

千葉といえばさんが焼き。

こいつはつけよう。

 

いやちょっと待て。

フライが無性に気になってきた。

 

はまべ定食のバランスを取るか、

フライに絞って攻めるか。

とりあえず確認しよう。

 

五郎) すみません。

女将) はい。

五郎) 地魚フライ定食の、

 地魚って何ですか?

女将) アジです。

 

アジか。よし。

 

五郎) じゃ、地魚フライ定食を

 お願いします。

女将) はい。

五郎) あと、さんが焼きも下さい。

女将) 今日は定食に、

 さんが焼きの小鉢つきますけど。

五郎) あっ、そうですか。

 だったら大丈夫です。

女将) はい。あと、お味噌汁、

 カジメかあら汁か選べますけど、

 どっちにします?

五郎) カジメ?

女将) あっ、房総でとれる海藻で、

 メカブみたいにネバーっとしてる

 んですよ。

五郎) あっ、じゃあカジメにします。

女将) はい。カジメで。

 

アジフライは大好物だ。

もし物足りなかったら、

刺身を追加の、大人食いをしてやれ。

 

座敷もあるんだ。

別に入口があるのか。

 

 

一人で切り盛りしているんだろうか。

座敷に団体客が入ったりすると大変だな。

 

**********

 

 

これをつまみながら、

アジフライを待つわけか。

 

五郎) いただきます。

 

「お新香」

ぬか床より目覚めし 兵(つわもの)!

 

 

うまいな~。

おっと…。

ぬか漬けがうまい店は信用できる。

期待大ちゃんだ。

 

「肉じゃが」

コイツだけでも 飯二杯!

 

 

あぁ~確かに確かに家庭味。

味、しみてます。

 

う~ん、う~ん。

漬け物も肉じゃがも、

しみじみと普通においしい。

こういう普通味が最近減ってるんだ。

 

 

あぁ、いい音だ。

アジフライがおいしくなっていく音だ。

 

 

こいつは、ご飯待ちだな。

 

**********

 

 

わっほ~! これはでかい。

 

 

なんてでかさだ。

これが房総の底力か…。

 

改めて…。

 

五郎) いただきます。

 

「アジフライ」

食べて震えろ!

その旨さ 天下無双!

 

 

よし!

 

 

タルタルに、醤油、ソース。

調味料は万全。まずは…。

 

 

五郎) おぉ…。

 

うわっ、なにこれ?

フワフワ!

え~こんなアジフライって…。

 

 

いやぁ、びっくりした。

おいしいびっくり久しぶり。

 

 

おぉ、脂が…。

肉厚、うますぎる、この軽さ。

 

揚げたてのうまいアジフライで飯を食う。

これ以上ない、海辺の贅沢だ。

 

レモン…いや、まだいっか。

このままで十分うますぎる。

 

なんたる潜在能力の高さ。

揚げ方も抜群。

現時点で、俺の人生一位に

躍り出たアジフライだ。

 

**********

 

「カジメの味噌汁」

ネバッと! トロッと! So good

 

 

女将) あっ、かき混ぜて飲んでください。

 

なるほど。確かにちょいネバだ。

うん…でも、いいネバダ州ラスベガス。

 

カジメ、すごくいい。

覚えておこう。

う~ん、うまい!

 

ここで、さんが。

 

「さんが焼き」

房総の勇! なめろうの化身

 

 

う~ん、よいよい。

さんが、実によい。

千葉の民は、よくぞなめろうを焼くという、

いわば乱暴な料理を思いつきそうろう…。

 

米が進む。

昼下がりの漁港の食堂で、

一人静かにアジフライ定食。

なんていい時間なんだろう。

 

**********

 

うんうん。

あぁ~。

 

五郎) すみません。ご飯おかわり

 いただいていいですか?

女将) あっ、はい。はいどうぞ。

 

2枚目がある幸福。

今はただ、このアジフライを

食べ続けていたい。

今度はソース。

 

 

これまた最高。うまいな~。

 

醤油には、

何か文学的なおいしさがあるが、

ソースにはどこか、

スポーツライクなうまさがある。

どうやって食べても、

このアジの味が損なわれることはない。

 

お次は、レモンに…

 

 

タルタルだ。

実は俺、タルタル好き。

隠れタルタリストなんだ。

 

 

うわっ、これすごくうまい。

すごくいい!

うん、このアジ。

タルタルの濃い味にもびくともしない。

この小さな魚のどこに

そんな強靭な意思があるのか。

 

次は…よし!

カラシはチューブでもよい。

ソースカラシはどうだ?

 

 

うまいアジフライは

どうやって食ってもうまい。

バラの花がどこで咲いても美しいように。

 

あぁ、この味噌汁。

やっぱりおいしいよな。

 

 

ん? カジメ入りの醤油ラーメン。

いいな。よし!

 

 

あっ、夜のみか。

残念。今度夜に来て食おう。

 

揚げ物には千切りキャベツ。

この名脇役が欠かせない。

 

 

最後は、レモンタルタル。

 

この食べ方、最高。

さっき食ったはずなのに、

俺また感動している。

本当にすばらしい。

生のレモンはすべてをチャラにしてくれる。

金谷の街に来て、こんなうまい

アジフライ定食にありつけるとは、

思ってもいなかった。

釣り船のなかのりをしていた母ちゃん。

この味は忘れません。

 

あぁ、うまかった。

 

五郎) ごちそうさまでした。

 

 

**********

 

アジフライ食って満足することはあっても、

度肝抜かれたのは初めてだ。

いや~うまかった。

 

 

ごめん、鋸山。また今度ね。

 

 

**********

今回の目玉はアジフライ。アジフライには、

あまりそそられないのだけれど…。五郎さ

んがあんまり美味しそうに食べるものだか

ら、人生第一位のアジフライだなんて言う

ものだから…。アジフライが食べたくなって

困るじゃないか! ふわふわなアジフライっ

て、どんななの? 食べてビックリしたいよ。

カジメも気になるしラーメンも気になるし。

 

ただ、今回五郎さんが行けなかった鋸山に

は行ったことがあるのが、ちょっと嬉しい。

その時の記事はこちら↓

鋸山・大仏と地獄のぞき

 

登りは結構きつかったので、次回は五郎

さんのようにお山に挨拶だけにして、アジ

フライ一直線に向かいたいと思う私です。

 

 

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●「孤独のグルメ Season6」HP

 

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