「孤独のグルメ大晦日スペシャル」食べ納め!瀬戸内出張(前半)~愛媛県松山市の鯛どんぶり | 日々のダダ漏れ

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「孤独のグルメ大晦日スペシャル」
食べ納め!瀬戸内出張編(前半)
~愛媛県松山市の鯛どんぶり


 

県庁にできたての資料を届けてから、

松山に行って、で、明日は広島か。

今年は大晦日まで仕事ギッチリ。

忙しい年の瀬だ。フッ。

ん?

 

セルフか。

さすがうどん王国、香川。

ここは行くしかないでしょう。

ど~れ。

 

「松下製麺所」

●松下製麺所(食べログHP)

●「松下製麺所」HP

 

**********

 

男も女も、朝からみんな、

うどんうどん。

 

店員) はい、いらっしゃい。何玉?

 

えっ、何玉って?

あっ。

 

 

五郎) あぁ、え~一玉。

店員) 一玉ね。

 何か乗せますか?

 

えっ?

 

 

なるほど。それじゃあ…。

 

五郎) あっ、じゃあ、コロッケ下さい。

店員) 290円です。

 

**********

 

店員) はい、どうぞ。

 

 

えっ?

 

店員) あっ、

 そこであっためて下さいね。

 

あっ、これね。

で、どうすりゃいいんだ?

 

店員) はい、どうぞ。

客) 一玉お願いします。

 

徹頭徹尾のセリフ。

そこまでしたいか香川人。

 

 

お~なるほどなるほど、そういう感じ。

で、つゆか。

そして、最後に薬味ね。ふ~ん。

よ~し、わかったぞ。

まずは、こうだろ。

 

 

次に湯きりだ。いざ。

アチッ。あっ…。

うどんの湯きり完了。

 

そして、仕上げの薬味だ。

ここには、

東京の立ち食いそば屋にはない、

緊張感と充実感が存在する。

よし。俺の讃岐が完成だ。

 

店員) お客さん、

 コロッケ忘れてますよ。

五郎) あっ…。

 

あっ、席がなくなっちゃったよ。

立ち食いか。

やれやれ。うどん一杯に、

右往左往で汗かいたぞ。

でも、これで俺も、

うどん人の仲間入りだ。

 

「うどん(一玉)」

冬の朝 丼一杯の暖かさ

 

心なしか、うどんが輝いて見える。

 

五郎) いただきます。

 

お~なんかうまいぞ。

このいかにもうどんが

入ってくるライブな感じ。

 

つゆうまい。ダシがうまい。

ダシが効いてるというより、

つゆがダシそのものだ。

なんか全然違う。

 

おっと、忘れてた。

七味じゃなくて一味。

薬味も限界まで削ぎ落した

ストロングスタイルだ。

 

うまいうまい。

辛みと香りが立ってる。

 

「コロッケ」

つゆに浸せばグダグダに

でも それがいい!

 

 

子供の頃からの大好物。

ん? これは? 醤油か?

うどんのつゆに浸す前に…

 

 

うんうん。本来ソース派の俺だが、

これはこれでありだ。

チャラチャラしていない、

この硬派なコロッケが、

醤油をしっかりと受け止めている。

で、残りは、ドボンだ。

 

 

立ち食いそば流、

つゆ染みコロッケ作戦。

ウッシッシ…。

 

コロッケものは、つゆの最後に

コロッケの破片と、一味と、

ネギとがざらざらっと入ってくるのが、

最高のごちそうだ。

 

あぁ…朝うどん、よかった。

香川堪能。

セルフでこの満足感は、さすがだ。

 

五郎) あぁ! ごちそうさまでした。

 あっ、セルフ! セルフ!

(食器を片付ける五郎)

 

**********

 

「refle'a 友愛」

●「refle'a 友愛」HP

 

すっきりしたら、

腹が、減った。

 

 

店を探そう。

 

**********

 

さあ、何を食おう。

今食うべきは何だ?

 

かに?

焼き鳥も違うよな。

どうせなら、松山らしいもの…。

でも、それって何だろう?

ん? さかな工房。

 

 

 

「さかな工房 万丸」

●「さかな工房万丸」(食べログHP)

●「さかな工房万丸」HP

 

「いいさけ、いいあて、いいはなし」。

酒なしでも、ここ、なんか地の魚が

食えるんじゃないか? よし!

 

 

おぉ~すごい。まるで魚屋。

 

 

 

あれ?

お品書き的なるものは…

 

五郎) あの、メニューってありますか?

大将) これがメニューです。

五郎) えっ?

大将) この中から、魚選んでいただいて、

 どんなふうに食べたいか言っていただ

 ければ、どんなんでもやりますよ。

 

おぉ~そうきましたか。

 

客) 近くの港で揚がったばかりの

 おいしい魚で、しかも、東京より

 全然安いですよ。

五郎) へぇ~。

店員) はい、お先。

 お通しの、さばの生姜煮と、

 とこぶしのバター焼きです。

大将) それ食べながら、ゆっくり、

 選んでください。

五郎) はい。

 

**********

 

「お通し」

さば生姜煮・とこぶしのバター焼き

 

 

五郎) いただきます。

 

松山メシのスタートは…

 

「さば生姜煮」

さばと生姜の相性バツグン!

 

 

さばの生姜煮って初めてかもしれない。

 

おぉ、これはいい。なるほど生姜だ。

 

うん。

さばは味噌煮が一番だと思ってたが、

さばショウ、うまし!

いきなりやられた気分。

 

「とこぶしのバター焼き」

アワビなんかにゃ負けねぇよ!

 

 

どれどれ。

 

うわ、ウソだろ。これがお通しって、

メインディッシュでもいいレベル。

すんごい得した気分。

 

バター焼き、たまらん。

うますぎて小躍りしそう。

金毘羅ふねふね、

シュラシュシュシュだ。

 

おぉ~キャベツまでうまいぞ。

バター染みてる。

こんなお通し出されたら、

否が応にも期待大ちゃんだ。

 

五郎) すみません。

 魚見せてもらってもいいですか?

大将) どうぞどうぞ見てやって下さい。

 

タコ。エビ。カニ。タイ。

え~カレイ…えっ、ヒラメ?

 

う~ん、さあどうする?

知ってる魚の安全策でいくか、

見知らぬ地の魚で攻めるか。

更にそれを、刺身、焼き、

煮付け、どう食うか…。

う~ん、これは香川のセルフうどんの

何十倍も複雑なセルフオーダーだ。

う~ん、難しすぎる。

 

大将) 悩むねぇ~。とりあえず、

 ヨシナガさんでも焼きますか?

五郎) ヨシナガさん?

大将) これこれ。

 吉永…はい。

 

 

五郎) 小百合。

大将) へへへへへ、面白いね、あんた。

 じゃあ、あまぎでも、いきますか。

 

 

五郎) あまぎ?

大将) これね、このへんでよく獲れる魚

 でね、唐揚げにすると頭からしっぽまで

 丸ごと食べられますよ。

五郎) 丸ごと…

 じゃあ、あまぎお願いします。

大将) はい。あとは、

 かんぱちでもいってみようかな。

五郎) はい。

大将) お客さん東京の人だから、

 刺身、食べ慣れてるでしょうから。

 違う料理にしましょう。

五郎) お願いします。

大将) ね? はい。

五郎) あと、ご飯ありますか?

大将) ああ、もちろん。

五郎) あとご飯と一緒に、何かこう

 汁物いただきたいんですけど…。

大将) 汁物ねぇ…。

客) 貝の味噌汁か、白身魚の、澄ま

 し汁なんかいいんじゃないですか。

大将) あぁ、それもいいけど、

 あなごなんかどうですか?

五郎) あなごのお吸い物ですか?

大将) あぁ、嫌いですか? それじゃあ…。

五郎) あっ、お願いします。

大将) あぁ、そう。

 じゃあ、やってきましょう。

客) 大将、あなごをさばくんだったら、

 ついでにあなごのたたきも。

大将) あんた食べんの?

 うん。じゃあついでにな。

 

あなごのお吸い物に、あなごのたたき。

どんどん知らない魚料理が出てくる。

この店がすごいのか、松山がこうなのか。

 

**********

 

おお、一気に来たぞ。

 

 

テーブルの上に、見知らぬ

瀬戸内海の島々が出現したぞ。

 

大将) あまぎの頭は唐揚げに、

 身は、あんかけにしてみました。

 あまぎの頭がね、

 一番おいしいところなんで、

 ガブッとやっちゃってください。

 

よし。改めまして…

 

五郎) いただきます。

 

「あまぎ唐揚げ・あんかけ」

頭もうまけりゃ 身もうまい

骨まで愛して欲しいのよ

 

 

これは!

魚の頭が、こんなにうまいとは…。

これは確かにガブッといくべきだ。

おっと。

あまぎ、すごい。

俺の尾頭感がたった今覆された。

 

 

この魚、骨までうまい。

 

 

こっちのあんかけは、

飯に合いそうだ。

 

思ったとおりだ。

恐ろしいほどバチーンと合う。

魚が料理されてなお、

飯に食いついてくるようだ。

そこを、俺という魚が食っている。

 

じゃあ、あんかけあまぎ丼はどうだ?

 

フフ…うますぎて笑いが込み上げる。

 

**********

 

「あなご澄まし汁」

椀ダフル! 穴子の旨さ 再発見!

 

 

オホホ…なになに?

あぁ、旨みたっぷり。胃袋が癒される。

オッホッホ。こうなるか、あなごさん。

こんな一面もあったのか。

前から知っている女性に、

突然ドキンとしたような…。

 

**********

 

「かんぱち炒り煮」

こいつぁ ウメェ!

恐れ炒り煮の鬼子母神だぜ!

 

 

こんな姿のかんぱち、初めてだ。

 

 

どれ?

うわっ、何これ?

かんぱちフレークの煮物ってこと?

意外にも、お子様味なかんぱち。

これは俺が好きなやつだ。

このレタスって、もしかして…。

 

 

おっと…。

関取が甲冑つけて

ぶつかってきたような衝撃。

危うく気を失うところだった。

かんぱちのレタス包み。こいつは

そうそう出会えるもんじゃない。

だったら…

 

 

 

これはいい!

いい食べ方を見つけた。

ナイス俺。

これこそ最強のご飯のおかず。

キングオブ飯友だ。フッ。

 

いやぁ、何だろうこの店。

全部初めてで、

全部が驚くほどうまい。

奇跡のようだ。

 

こんな幸せがあっていいのだろうか。

これはきっと、今年一年

頑張ったご褒美に違いない。

 

あまぎ、あなご、かんぱち。

瀬戸内の魚たちが、

俺にお疲れさまと言ってくれているようだ。

 

**********

 

五郎) すみません。ご飯のおかわりと…。

大将) おっと、まだいけますか。

 でしたらあの、鯛めしなんかどうです?

五郎) 鯛めしできるんですか?

大将) できますよ。うちのはね、炊き込み

 じゃなくてね、漬けにした鯛を、ダシ汁と

 生卵で食べる宇和島風なんですけどね。

 それでよければ。

五郎) ぜひお願いします。

大将) はい。

 

**********

 

大将) はい、宇和島風鯛めし。

 うちでは、鯛どんぶりと呼んでます。

 

うわぁ、鯛が満開だ。

 

「鯛どんぶり」

ひとくち食べれば…至福!

 

 

卵は、こうするんだよな。

 

五郎) これってよく混ぜたほうが

 いいんですか?

大将) 混ぜて混ぜて…。

 

おぉ、これはまた…。

鯛の食べ応えが、

このダシが、生卵が、うわぁ、うわぁ、

ちょっと待ってーって感じ?

 

うますぎて心がついていけない。

口の中が嬉しすぎて、

脳が、フリーズした。

 

我、ただ、これをかっこむのみ。

うん、うん、うん!

 

松山に来てよかった。

俺は今、猛烈に、

激烈に感動している。

驚きに次ぐ驚き、うまさに次ぐうまさ。

魚料理には、まだまだ俺の知らない

水平線が広がっている。

それをこの店は諭してくれた。

素晴らしきかな、瀬戸内。

 

五郎) ごちそうさまでした。

 

**********

 

あぁ、いい飯だった。

明日のためのいい時間、

ありがとうございました。

 

 

明日の広島に備え、

今夜は早く寝よう。

さっき、昼寝したばっかりだけど。

フッ…。

 

**********

食べ納め!瀬戸内出張編前半。セルフ

うどんの作法(?)が分かってよかった!

初めては戸惑うよね~。ドキドキするよ
ね~。やってはみたいけど、緊張するぅ。
 
そしてメインは松山市、さかな工房万丸。
すごく美味しそうだったけど、これまた注
文するのに緊張しそう…。メニューがあっ
てくれた方がうれしかったりする。行って
みたいけど、ちょっと怖いw 初心者向け
メニューが欲しい~。人見知りなので~。
 
今回の中では、あまぎの唐揚げと鯛どん
ぶりが食べたいかな~。ガブッと食べて、
私も御頭感を覆されたい~。瀬戸内を旅
してみたい(瀬戸内の食を食べてみたい)
と思わせてくれる。ああ、腹が、減った…。
 
 
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