「孤独のグルメ7」第2話~東京都世田谷区経堂の一人バイキング | 日々のダダ漏れ

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日々想ったこと、感じたこと。日々、見たもの、聞いたもの、食べたものetc 日々のいろんな気持ちや体験を、ありあまる好奇心の赴くままに、自由に、ゆる~く、感じたままに、好き勝手に書いていこうかと思っています♪

孤独のグルメ Season7

 

第2話

東京都世田谷区経堂の

一人バイキング

 

 

 

安心したら、腹が…減った。

 

 

よし。店を探そう。

まだ雪いっぱい残ってるな。

この住宅街を抜け出さないことには、

店はなさそうだ。

駅は、こっちか。

 

店?

 

 

こんな所に?

 

 

マッシーナ・メッシーナ。

これがメニューか。

 

 

えっ、ウソ!

一軒家で、バイキング一択の、

マッシーナ メッシーナ。

謎すぎる。

マシなメジということか?

俺の空腹の好奇心が、

入っちまえと騒いでいる。

そうか…よし!

 

「マッシーナ メッシーナ」

 

●「マッシーナ メッシーナ」(食べログHP)

 

**********

 

 

五郎) あの…表の看板を

 拝見したんですけど。

女将) いらっしゃいませ。

 スリッパをお使い下さい。

五郎) はい。

女将) お靴はそのままで結構ですので。

五郎) はい。

女将) どうぞ。

 

 

お~何だこの人んち感は。

いきなり友達の実家に呼ばれた気分。

 

女将) あちらの席へどうぞ。

 今片付けちゃいますね。

 

お~結構品数あるじゃないか。

 

 

**********

 

あそこにあるのを選んでわけだな。

どれ…。

 

女将) お皿は何枚使って頂いても

 結構ですので。

五郎) はい。

 あの…これはカレーですか?

女将) いえ、マフェというピーナッツバ

 ターを使ったギニアの家庭料理です。

五郎) ギニア?

女将) はい。カレーみたいに、ご飯に

 かけて、お召し上がりください。

五郎) はい。

女将) ごゆっくりどうぞ。

 

さて、どう攻めるか?

 

まずは…スパゲッティサラダ。

こっちはマカロニグラタン?

じゃあ…

それから、タラモサラダ。

おっ、アスパラ最後の一本。

 

洋食プレートは

こんなところでどうだろう。

 

お次は…和。

サバと…豚しゃぶ。

ありそうでない組み合せ、でしょ?

 

どうだ、このつけ合わせの組み合わせ。

 

なかなかセンスいいと思うな。

 

バイキングは浮足立ったら崩壊する。

まずは落ち着いて、控えめに。

 

あっ…。

 

「雑穀米」

身体への思いやり

 

 

女将) あっ、ご飯は、雑穀米なんです。

五郎) あぁ、大好きです。

女将) あらよかった。

 いっぱい召し上がって下さい。

 

味噌汁も…

おっとしっかりいりこ出汁。

 

「味噌汁」

いりこ出汁という変化球

 

 

具は、豆腐と揚げか。

 

我ながらなかなかの

好采配なんじゃないの。

 

五郎) いただきます。

 

**********

 

 

まずは、サバかな。

 

「サバの塩焼き」

さぁ バイキング開演!

 

 

あっこれ、おいしい。

ちゃんとしてる。う~ん。うまい。

 

う~ん。一口サイズなのがナイス!

バイキング者、バイキンガーの

気持ちをわかってる。

はぁ~サバの塩焼き定食欲が、

とりあえず満足させられた。

 

「なす味噌」

『茄子味噌』と書いて『しあわせ』と読む

 

 

あ~うんうん。

なす味噌よし。加減よし。

味付けよし。うん。

 

「がんも煮」

旨さ ジュワワワワ~!

 

 

うん、これまた見た目を

裏切らないがんもちゃん。

 

この、なすがんもで

がっちりつかまれる人、

少なからずや。

 

おぉ、一気にバイキングらしい賑わい。

妙に楽しい。

 

さてさて、マカロニグラタン。

 

「マカロニグラタン」

この味 子供も好きな味

 

 

子供の頃に初めて食った時、

逆上がりができた時くらい感動したっけ。

そのグラタンを、雑穀米のおかずとして

食う日が来るとは。フッ。

 

そして。

 

「白菜の浅漬け」

うん、パリシャキだ!

 

 

そっから白菜漬けに飛ぶ自由。

 

豚しゃぶはどうだ?

 

「豚しゃぶ」

ひと味違う 湯上りの豚

 

 

うんうん、いいじゃないか。

豚しゃぶ飯、うまい! 豚うまだ。

 

で、豚しゃぶ飯からの

スパゲッティサラダ。

 

おりょ? 

これ、スパゲッティかと思いきや、

冷やし中華だ。

 

「冷やし中華」

彩り野菜のヘルシー中華

 

 

酸っぱうまい。

ちゃんとゴマもきいてる。

冷や中サラダ、

春夏秋冬いつでもほしい一品だ。

 

タラモサラダ。

 

「タラモサラダ」

恐るべし海苔マジック

 

 

あ~大当たりおかずだ。

ポテサラにタラコ、

しかも海苔を入れてくるとは。

かゆいところに手が届きすぎて、

うまさで堕落しそうだ。

俺はこれを隠して持って帰りたい。

 

女将) グリーンアスパラガスの

 塩焼き、出来上がりました!

 まもなく卵焼き、焼きあがります。

 

グリーンアスパラ、これも大好物。

 

「グリーンアスパラの塩焼き」

至福の一本!

 

 

小さく切らずに、

一本丸ごと出してくる、その大胆さ。

 

これ焼きたてで食ったら

そのおいしさはいかばかりか。

 

あっちは熱々か…。

バイキングは時の運ってのもある。

諦めが肝心…。

いやいや…やっぱり!

俺はそこまで人間ができてない。

 

熱々最高!

うまさ5割増し。

バイキングは運じゃない。

諦めずに自ら道を切り開く

強い心が大切なんだ。

 

うん…さっきと音が全然違う。

 

「きんぴらごぼう(カレー味)」

きんぴら界のニューウェイブ

 

 

おっと…びっくり! このきんのぴら。

ちょいカレー味。へえ~!

 

カレー味が、

新たな食欲を引きずり出す。

 

**********

 

よ~し…ギニアいってみよう。

 

「マフェ」

カレーのようでカレーでない ベンベン」

 

 

おっ! 鶏肉…手羽元か。

 

女将) 卵焼きが、

 焼きあがりました。甘いです。

五郎) あぁ、はい。

 

よし…。

 

五郎) あぁ、どうぞ。

客) すみません、お先です。

 

 

五郎) わぁ~! かわいいな。

女将) それ、主人の甥っ子が、

 描いてくれたんです。

五郎) あぁ、上手ですね、宇宙人。

女将) あ…トンボだそうです。

五郎) トンボですよね…羽根があるもん。

 

よけいなことを言うもんじゃない。

 

**********

 

 

ほう…なるほど。

確かにカレーとは違うけど、いける。

 

おっと…。

手羽元むちゃくちゃやわらかい。

それにむちゃくちゃうまい。

あぁ…しっかり辛さがありながら、

優しい味だ。

これは特筆すべき家庭料理だ。

 

「玉子焼き・ブロッコリーサラダ」

心にしみる黄色と緑

 

 

んっ! ブロ…

まとっているドレッシングがうまし。

 

甘い玉子焼き、大好物。

しかも、出来立ての熱々。

 

普通の店での相席とは、

相席感のレベルが全然違う。

 

マフェ…この懐かしさは

どこから来るんだろう?

遠く、ちゃぶ台のライスカレーが

思い出されるような…

 

**********

 

女将) 枝豆豆腐です。

 わさび塩で、お召し上がりください。

 

う~ん…まだ入るな。

全品制覇したくなるのが、

バイキンガーのサガ。

 

あと食べてないのは…。

え~っと…枝豆豆腐にわさび塩。

 

でもって、キュウリ。

 

それから、おくら。

これにて、コンプリート。

 

残り1枠は、ミニアンコールで、

がんもか。

 

味噌汁もおかわりしてと…

最後は、小ライスで。

 

それにしても、本当に料理上手な人と

家庭を持つと、毎日、こんな…

 

 

女将) はい。なんですか?

 

 

五郎) あ、いやいや…

 すごくおいしいです、全部。

女将) ありがとうございます。

 

フッ…らしくないことを考えちまった。

 

**********

 

 

「枝豆豆腐(わさび塩)」

ふんわりとした その風味

 

ああ、ほんのり枝豆。

うん、わさび塩、いいアクセントだ。

 

「キュウリとトマトの塩麹和え」

塩麹 ナイスアシスト

 

 

ああ、キュウリ、止まらない。

 

「おくらとみょうがの和えもの」

このコンビ強し!

 

 

おくらは…こうしちゃえ。

どのおかずも手間を

かけているのがわかる。

一つ一つに心がこもって

いるのが、よくわかる。

 

経堂の、

住宅街の中の一軒家バイキング、

いいものを知った。

 

うまい家庭の味が恋しくなったら、

この家に帰ってこよう。

ここはまるで、俺の胃袋の実家だ。

 

五郎) ごちそうさまでした。

 お会計お願いします。

女将) ありがとうございました。

 ドリア出来上がりました。

五郎) ドリア!

女将) どうかしました?

五郎) おいくらですか?

女将) 1500円になります。

五郎) 5000円からいいですか。

女将) はい。

 おつりちょっとお待ち下さい。

 

 

まだあったか。

コンプリートのはずが…

クーッ、ドリア。

でもまた来る口実ができたから、

よしとしよう。

 

**********

 

バイキングは、

100%食べ過ぎちまうな。

でも、満足感は200%だから、

勝ちってことで。

さあ、下北に行くか。

ここまで来たら駅の方向が

だいたいわかる。

あの広い通りを左に行けば、

なんだかんだで、駅だ。フッ。

 

**********

バイキング大好き~! だけど本当に食べ

過ぎちゃうのが困りもの。コンプリートした

くなるし、次から次に新しいのがきちゃうと

やめられないとまらない状態でホント困る。

 

今回は珍しく五郎さんが家庭の味にほだ

されて、お嫁さんのいる風景を思い浮か

べてしまった様子だったのが、ツボったw

 

五郎さん、いい人だけど、きっと結婚には

向かない人なんだろうな~。ま、結婚した

ら孤独のグルメにならなくなっちゃうし…。

五郎さんには独身でいてもらわないと~。

 

 

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●「孤独のグルメ Season7」HP

 

 

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