「まんぷく」第142回~エビオッケー、カップ麺の蓋問題も解決!? | 日々のダダ漏れ

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「まんぷく」 第142
第25週 「できました!萬平さん!」
エビオッケー、カップ麺の蓋問題も解決!?

 

 

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<病室>

(鈴の手を握り、寝顔を見つめている福子)

 

(回想)

鈴) 私は、武士の娘です。

 

福子) そうよ。

 お母さんは武士の娘なんやから。

 お母さん?

(目を開ける鈴)

福子) お母さん。

(うつろな目の鈴) 

 

**********

 

<病室>

鈴) ああ…私は、もう駄目。

克子) 何言うてんのお母さん。

鈴) せやかて、夢に、

 源義経が出てきたのよぉ~。

タカ) 義経?

福子) 川の向こうで手招きしてたんやて。

吉乃) ええっ。

タカ) 手招き?

鈴) 私は、「義経様!」」って、

 じゃぶじゃぶ渡ってしもたの。

 あれは、三途の川やわ。

克子) 三途の川。

福子) 三途の川を渡るのは

 死んでしまう時でしょ。

吉乃) 生きてるやないおばあちゃん。

鈴) これから死ぬのよぉ~。

タカ) おばあちゃん。

鈴) ああっ!

タカ) まだ痛むの?

福子) 先生はそのうち薬の効果が出て

 くるやろうっておっしゃってるから。

吉乃) 絶対大丈夫よおばあちゃん。

克子) 弱音を吐かない。武士の娘でしょ。

福子) あっ、そうや。

 ええニュースがあるのよ。

 フリーズドライのエビが決まったんやて。

 

(回想)

一同) おお~!

戸塚) 色が、変わってない。

西野) きれいな赤だ。

久坂) 形も崩れてないですよ。

神部) お湯で戻してみよう。

一同) はいっ!

 

福子) 源たちが頑張ったんよ。

鈴) エビ…。

吉乃) ものすごく苦労したんやて。

タカ) これでやっとまんぷく

 ヌードルの完成に近づいた。

克子) 楽しみやね。

鈴) エビが出来たからって、そんな話で、

 今の私が喜べるわけないやない。(泣)

4人) ああ…。

 

**********

 

<まんぷく食品>

源) 3分です。

真一) ほう。

森本) 見た目が華やかになったな。

岡) エビが入ると別もんや。

 ねえ世良さん。

世良) まあ、普通のラーメンとはちゃうな。

萬平) こういう具材が欲しかったんだ。

 よくやってくれた。

神部) ありがとうございます。

真一) みんなもよう頑張ったな。

西野) はい。

世良) いやいや、見た目より味やで。

神部) どうぞどうぞ、

 食べてみて下さい。真一さんも。

森本) うん。

真一) うまい! 更にうまなったわ。

岡) 肉汁がスープと合わさって

 深みが出ましたね。

萬平) エビもうまい。食感もいい。

神部) ありがとうございます。

 世良さんはいかがですか?

久坂) 世良さん。

(ヌードルに夢中の世良)

戸塚) おいしいですか?

世良) まあ、うまいかうまないか

 言われたら、うまいな。

源) 好きか嫌いかでいう言うたら?

世良) 好き。

(笑い声)

世良) せやけど! 

 これを100円で売るいうんは反対や。

 そこだけは絶対譲らんど。

萬平) 世良さん。

 その話は、また次の機会にしましょう。

世良) 何でやねん! 売るんは僕らやぞ。

萬平) まだまんぷくヌードルは完成して

 いないんです。このカップを、どの大きさ、

 形にするのか、蓋はどうするのか、この

 容器に、どんなデザインを施すのか。

 商品化に向けて、まだまだ考えなきゃ

 いけないことがたくさんあるんですよ。

 

**********

 

<社長室>

(ボール紙で作ったカップを眺める萬平)

萬平) 直径2ミリ、深さ5ミリの差か…。

(電話の呼び出し音)

電・萬平) はいもしもし。おお、福子。

 どうだ、お義母さんの様子は。

電・福子) 今のところ大丈夫です。

 先生はこのまま回復に向かって

 くれればええんやけどって。

電・萬平) 相変わらず

 はっきりしない医者だな。

電・福子) 今はお母さんのことは心配しない

 で、萬平さんはお仕事に集中して下さい。

電・萬平) 分かった。

 でも、お前の体も心配だ。

 一回家に帰って、お前も休め。

電・福子) はい。ありがとうございます。

 

**********

 

<夕方・パーラー白薔薇>

しのぶ) はいどうぞ。

純) ありがとうございます。

名木) 見て、純ちゃん。

 香田先生の、絵やで。

純) えっ…。

名木) 先生から聞いたんや。

 このお店に、自分の絵が飾ってあるって。

純) 何で、こんな…。

アキラ) こんな?

しのぶ) ええんよ、こんな店で。

純) あっ、すいません。

アキラ) 香田忠彦、画伯も時々ここに来る

 んやで。まっ、というよりは、あの一族の、

 御用達やな、この、パーラー白薔薇は。

名木) あの一族?

アキラ) そうや。

しのぶ) 忠彦さんの親戚。福ちゃんや、

 旦那さんの、立花萬平さんたち。

純) あtぅ、まんぷくラーメンの。

しのぶ) そう。

アキラ) そうや。あの絵もな、香田忠彦

 画伯からじきじきにもろたんや。君ら

 みたいに、若い子たちには、何が描い

 てあるかよう分からんと思うけども。

しのぶ) ほんまはあんたも、

 分からんくせに。

アキラ) 何を言うとんや。

 あの絵はもう、うちの顔やで。

 あの絵に合わせてな、

 店内も、改装しようかと思てんや。

名木) 分かりますよ、マスター。

 僕は、香田先生の弟子ですから。

アキラ) 弟子?

純) 毎日アトリエで、先生の創作

 手伝うてるんです、名木さんは。

しのぶ) そうなんや。

アキラ) ということは、

 あの、ややこしい…。

名木) マスターよりはよう分かって

 ますよ、この絵のよさは。

アキラ) 意地悪やなあ。

 もっとはよ言うてくれよ。なあ。

しのぶ) 得意げにしゃべり倒して。

アキラ) ほんまや。

しのぶ) あっ、そうや。

 大奥様は大丈夫なん?

名木) 先生の奥様は、

 心配ない、言うてましたけど…。

しのぶ) けど!?

アキラ) けど?

名木) 何べんもため息をついておられま

 すから、ほんまのところはどうなのか…。

純) 何の病気かまだ分からないそうです。

しのぶ) えっ!

アキラ) 何やねんそれ。

 

**********

 

<病室>

忠彦) 大丈夫ですか、お義母さん。

真一) 顔色は悪くありませんよ。

鈴) ありがとう、わざわざ来てくれて。

 せやけど、大丈夫やない。

 顔色かて、ええわけない。

真一) そんなふうに考えては

 いけません。いけませんよ。

忠彦) 必ず、ようなりますよ。

 みんな、お義母さんのことを

 心配してるんですから。

鈴) ほんまに?

忠彦) ほんまですよ。お義母さんが

 いなくなったら、この世の終わりや。

 ねえ真一さん。

真一) この世の終わり?

忠彦) そう。

真一) そうです。お義母さんには

 長生きしてもらわないと。

鈴) はあ…ありがとう。咲も、克子も、

 ええお婿さん、選んでくれたわ。

 フフフ…。

 

**********

 

<立花家>

(まんぷくヌードルを食べる福子)

福子) うん…おいしい。

(まんぷくヌードルを食べる幸)

幸) うん、ほんまおいしいわ。

源) せやろ。まんぷくヌードルは

 誰が食べてもおいしいんや。

萬平) お義母さんにも食べて

 もらいたかったんだけどなあ。

福子) 私らがいた時は、

 気弱になってましたけど…。

 さっきね、忠彦さんから電話があって、

 真一さんと2人で行った時は、笑顔を

 見せてたそうです。

萬平) ああ、そうか。

 

**********

 

<病室>

(鈴の夢)

真一) 20回?

咲) もっとかな。

忠彦) それはすごい。

真一) 咲が、そんなに万博

 好きになるなんてなあ。

咲) そやかて、あんなにたくさんの

 パビリオンがあるのよ。1回や2回

 では、とても回りきれないでしょう。

忠彦) そやけど万博に20回以上も

 行くなんて、そんな人はいてないよ。

咲) そうやね。あっ…そうかも。

鈴) 咲~。

咲) ちょっと黙ってて、お母さん。

 そやかてやっぱり、月の石よ。

 何時間並んでも、アメリカ館は

 絶対見るべきやわ。

 一緒に行きましょう、真一さん。

真一) そうやな。

咲) 忠彦さんも。

忠彦) いや、

 僕は2人の邪魔はできないよ。

咲) そんなこと気にしなくていいわよ。

 ねえ、お母さん。

 

鈴) (泣)

看護師) どうしました、今井さん。

 痛むんですか?

鈴) 咲が、咲が…全然私のこと

 心配してくれないの…。(泣)

看護師) えtぅ・

鈴) 真一さんも、忠彦さんも、ほんまは

 私のことなんかどうでもいいのよ。(泣)

看護師) 今井さん。

 

**********

 

<夜・立花家>

福子) そしたら明日、お母さんの

 お見舞いに行かれるんですね。

萬平) ああ、行ってくるよ。

 やっぱりこれだ。

福子) きっと喜びますよお母さん。

 もう気弱なことは言わなくなってるし。

萬平) あとは蓋をどうするかだ。

福子) 蓋? 

 まんぷくヌードルの蓋ですか?

萬平) 今のところは、

 かぶせ蓋しか思いつかない。

福子) ああ…カップの大きさに

 合わせた、蓋をかぶせる。

 それでは駄目なんですか?

萬平) 密閉するのが難しいんだ。

 何かの拍子に開いてしまったら、

 中の具や、粉スープがこぼれ

 出てしまうだろう。

福子) ん~…。

 そしたら、蓋を貼っつけたら?

萬平) 貼っつける? 接着剤で。

福子) 例えば。

萬平) それだと開けるのが

 むずか…。ああ。

福子) ん?

萬平) ああ! あれだ!

福子) あれ?

萬平) ああ。昔、アメリカの出張帰りで、

 機内食で出てきた、あ~あれだよほら、

 マ…マカデミアナッツだ。

福子) ナッツ?

萬平) ああ。あの時の容器の蓋だ。

福子) あ~…あっ、はいはい、思い出した。

 萬平さんがえっらい感心してましたよね。

 いや…私どこかに、取っといたはずですよ。

萬平) ええっ!

福子) うん、うんうん。えーっと…。

 ああこれ違う。

(押し入れの中から段ボール箱を出す福子)

福子) え~っと、確か、ここに…。

萬平) あっ、そうだ、これだ。

(蓋をはがす萬平)

福子) これは…アルミ箔でしょうか。

萬平) いいぞ。これを使おう。

福子) えっ。

萬平) よくこれを取っといてくれたな福子。

福子) あの時、萬平さんもう

 とっても面白がってたから。

萬平) そもそも、まんぷくヌードルの案が

 浮かんだのも、お前が、アメリカに行っ

 た時のことを覚えててくれたからだ。

 お前のおかげだ福子。

福子) 少しはお役に立てたんですね。

(福子を抱きしめる萬平)

萬平) 役に立てたどころじゃない。

 お前がいなかったら、

 まんぷくヌードルは出来なかったよ。

 ありがとう福子。本当にありがとう。

福子) はい。

 

**********
 

最後の彩りとなるエビ問題も無事解決し、まん

ぷくヌードル自体は完成の図? あとは商品と

して売り出すためのあれやこれや…まずは蓋

問題。それもあっさり妻のアシストで解決~!

 

ちゃ~んと月日を重ねた、夫婦のハグがいい。

アゲアゲエピソードかもしれないけど、自然に

感じられるんだよね。徳を重ねるといいことも

自然に起きるかもしれないと思ってしまいそう

になるほどにw 夫婦の信頼感が半端なくって、

それは萬平と福子の中の人たちが、積み上げ

てきたもので、経験の浅いヒロインでは出せな

い味というか…。新人ヒロインが成長していく

のを見守るものとは比べてはいけないなあと。

 

忠彦さんと真一さんにやさしくされて気を持ち

直すも夢の中で咲姉ちゃんに冷たくあしらわ

れて泣いてしまうぶしむすの姿にもらい泣き。

鈴さんが咲の夢を見るシーンは、いつも胸が

痛くなる。鈴さんの深い愛情と寂しさがツライ。

咲姉ちゃんが生きていたら、夢のように話を

する場面もあったかもしれないよね。夢の中

では冷たくされたけど、娘たちの中では咲が

一番やさしい言葉を、鈴さんが欲しい言葉を

くれたはずだもんね。夢の中ぐらい、やさしく

してほしいよね。泣いちゃう鈴さんの可愛さよ。

出来上がったまんぷくヌードルを食べて満面

の笑みで「おいしい」っていう顔が見たいよ~。

 

 

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