「おちょやん」第96回~灯子が劇団を辞めると言いだした原因は? | 日々のダダ漏れ

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「おちょやん」 第96
第20週 「何でうちやあれへんの?」
灯子が劇団を辞めると言いだした原因は?

 

 

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(一平の夢)

一平) あなたから貰たもんは、

 何一つ無駄にはしません。

(笑って舞台から去っていく千之助)

(涙の止まらない一平)

男性) えっ・・・。

男性) 帰ってきた。

男性) 千さん・・・千さん帰ってきた・・・。

(戻ってきて、一平の前に立つ千之助)

千之助) お前に任せられるかボケ。

 

(目を覚ます一平)

 

千代ちゃんたちが鶴亀新喜劇を

旗揚げし、千之助さんが去って

から、1年がたちました。

 

一平) なんちゅう夢や・・・。

(目の前に白紙の原稿用紙)

一平の心の声) いや、夢とちゃうな。

(寝転ぶ一平)

千代) だんないか?

一平) ああ。

千代) 朝ごはん出来てるで。

 今日は午前中から話し合いやろ。

一平) せやった。顔洗てくるわ。

(フラフラ出ていく一平)

(くず籠に突っ込まれた、

 原稿用紙を見る千代)

(書き殴った大きな×印と、

 「モウ書けヌ」の文字)

 

**********

 

<鶴亀新喜劇・稽古場>

一平) 今度の一周年記念興行の

 トリは、もっぺん、「お家はんと

 直どん」にしよ思う。

天晴) 新作やのうてか?

一平) この1年、千さん抜きで

 どないかこないかやってきた。

 一幕もんも含めて、新作も30本以上

 やってきたし、いっぺん、初心に返る

 いう意味でも、「お家はんと直どん」

 でどないやろ。

万歳) ええのんと違いますか。

 あれやったら、人気もあったし、

 また見たいていうお客さんも

 ようけいてはるし。

 

**********

 

(舞台の回想)

千代) あんたの気持ち分かって、

 うれしいわ~直ど~ん!

(拍手)

 

(舞台の回想)

一平) 嬢(とう)さん。

千代) 直どん。

一平) ん~嬢さん。

千代) 直どん。

一平) 嬢さん。

千代) ああ~もうええ年して

 恥ずかしい!

 

(舞台の回想)

灯子) すんません。

 みんな聞いてしまいました。

千代) 嫌だもう恥ずかしい!

万歳) よかったな。

 

千兵衛) せやな。

 この1年でどんだけ成長したか、

 自分の力試すのも悪ないな。

香里) あんた前出てへんかったやん。

千兵衛) せやさかい、今度こそ出さし

 てくださいっちゅうことですよ。

香里) 何や売り込みかいな。

一平) ほな、なんぼか台本手直しして、

 来週から早速稽古始めましょ。

寛治) はい。

灯子) あの・・・。

 すんません・・・私の役は、どなたか

 ほかの方でお願いします。

千代) どないしたん?

香里) この芝居、やりたないの?

灯子) すんません・・・。

 私、劇団辞めさしてもらいます。

千代) ちょっと待ってぇな、何で?

 あんた言うてたわな、うちらの喜劇に

 救われたて。自分もそないなお芝居

 がやりたいんやて。

灯子) すんません。見るのとやるの

 では、大違いでした。やっぱり私に

 は喜劇女優なんか無理です。

千代) そないなことあれへん。あんた

 この1年よう頑張ってはりましたで。

 うちの教えたことかてちゃ~んと覚え

 てどんどんうまなってるいうのに。

香里) せや、今辞めたらもったいないわ。

千代) あんたは見込みある。なあ、一平。

一平) ああ。

千代) 「ああ」て・・・。

灯子) 勝手なこと言うて、

 ほんますんません。

千代) ちょっと待って。

灯子) すんません。

一平) 千代。俺が行く。

(出て行く一平)

 

**********

 

<岡福>

(むせる熊田)

熊田) 辞めるて? 何でや急に。

千代) うちもよう分かれへんのだす。

宗助) そらあれやな。

 自分が必要とされてんのか、

 不安になってしもたんと違うか?

千代) 必要です。

 灯子がいてなお芝居でけへんし、

 大事な仲間だす。

宗助) 一回開き直ってしもたら、

 楽なんやけどなあ。

千代) 旦さんが言いはると、

 説得力おますなあ。

みつえ) お父ちゃん、

 はよ丼洗てんか。

宗助) わし、必要とされてますやろ。

 ハハハハハハハ!

みつえ) はいどうぞ。

 一平に任しといて大丈夫やの?

千代) なあ、あれでも一応 

 座長やさかいな。

熊田) とにかく、そないなことが大山

 社長の耳にでも入ったらどやされる。

 何としても、辞めんのやめさしてや。

 はあ~ごっつぉさん。

みつえ) おおきに。

千代) えっえっ、もう行きはんのだ

 すか? まだ話終わってしまへん。

熊田) 社長の代わりに、やらなあかん

 ことがようけあってな。

シズ) 大山社長、まだ、

 お体の具合悪おますのか?

熊田) 今までずっと、

 働きどおしやったさかいな。

 ちょっとゆっくりしてもらわんと。

 ハハッ・・・ほな。

シズ) 毎度おおきに。お気張りやす。

宗助) おおきに。

熊田) ごっつぉさん。

一福) はい、お待っとおさん。

千代) おおきに。

一福) せやけど、心配やな、灯子さん。

千代) うん・・・。

みつえ) まあ、人間生きてたらな、何も

 かんも嫌になってしまうこともあるわ。

 

**********

 

<天海家>

(部屋に飾った花籠を手に、

 出ていく千代)

 

**********

 

<路地裏>

一平) すまんかった。

灯子) 私かて、立場はおんなじです。

 謝らんといてください。一平さんと、

 こないなことになってしもて・・・。

 忘れよ思たけど、無理やった。

 もうこれ以上千代さんの前で

 お芝居続けられへん。

一平) 悪いのは俺や。千代に全部

 話して謝るわ。灯子はそないな

 つもりやなかったんやて。

灯子) あきません。こないな間違い犯し

 てしもて、虫がええのはよう分かって

 ます。けど私は・・・千代さん、悲しませ

 たないんです。せやさかい、絶対に言

 うたらあきません。そんなん、自分の

 後ろめたさに負けて、打ち明けたいだ

 けや。私がこのままいてへんようにな

 ったら、済む話です。

 

**********

 

<灯子の家の前>

(千代が立っている)

千代) お帰り。

 一平のせいだすやろ。

 あのあほ無神経やさかいな。

 灯子の気持ち逆なでするような

 引き止め方したんと違いますのか?

灯子) いえ・・・そないなことは・・・。

千代) うちもな、お芝居やり始めた頃は、

 何やってもうまいこといけへんかってな、

 辞めてしまおて思たこともある。けどな、

 そないな時に、これが贈られてきて。

(小さな籠に生けた花)

千代) それから事あるごとに届くような

 って、誰から贈られてきてんのか分か

 れへんけど、たった一人でも自分のこ

 と見ててくれる人がいてる思たら、なん

 とか今日までやってこられた。

灯子) 私にはそんな人いてへんよって。

千代) 目の前にいてるで。

 うちがずっと見てる。

 ずっと応援してる。

 せやさかい、

 これからも一緒に芝居やろ。

(千代の手を振りはらう灯子)

灯子) もうええかげんにしてください!

 あんたの顔なんか見たないねん!

 はよ帰って・・・はよ帰って!(泣)

(家の中に入る灯子)

 

**********

 

<天海家>

(コップに酒をつぐ一平)

千代) ただいま。

一平) お帰り。

(一口酒を飲み、流しに置く一平)

一平) どないしてん。

千代) あんたこそ。

一平) いや・・・。

 灯子のことに決まってるやろ。

千代) そらそやな・・・。

一平) うん。

(向き合って座った2人)

一平) あんな・・・。

千代) 堪忍!

 多分、うちのせいだす。

一平) 何が?

千代) 今日灯子に言われてしもた。

 あんたの顔なんか見たないて。

 劇団辞めんのは、うちのせいだす。

 どないしようち、

 灯子に嫌われてしもた。

一平) 落ち着けて。

 多分違うのとちゃうか。ほかに

 原因あるような気ぃするけどな。

千代) ほかて何?

一平) そら、いろいろと、な・・・。

千代) うち厳しすぎたんやろか。それ

 とも知らん間にあの子のこと傷つけ

 るようなこと言うてしもたんやろか。

 もう、座長の妻失格や。

(戸をたたく音)

千代) もしかして灯子?

 今開けます。

 寛治どないしてんな?

天晴) ちょっと、

 千兵衛とやり合うてな。

千代) 千兵衛と? 何でまた?

寛治) あいつがええかげんな

 こと言うさかい。

千代) ええかげんなこと?

天晴) しょうむないこっちゃ。

 なあ寛治。ほな、帰るわ。

千代) ちょっと待って。

 何だす? しょうむないことて。

寛治) ちょっと前に、一平さんが

 灯子の家から出てくんの見たて。

 

(回想)

千兵衛) せやさかいこの目で見た

 んや! あの2人デキてるて!

寛治) ええかげんなこと言うな!

(千兵衛を殴る寛治)

徳利) あかんてお前!

(寛治を止める徳利)

千兵衛) 何やコラ!

(寛治を殴る千兵衛)

天晴) お前らやめろ!

 

(一平を見る千代)

寛治) 灯子が辞めんのは、

 一平さんと何かあって居づら

 なったんとちゃうかて・・・。

天晴) 千兵衛も、気になって

 ついつい言うてしもたんやろ。

寛治) なんぼなんでも、言うて

 ええことと悪いことあるわ。

 なあ一平さん。

(無表情な一平)

千代) 何やねんなもう、そないしょう

 むないことでケンカしたんかいな。

 あほやなああんたも。一平は座長

 やで。そら劇団員の家行って話する

 こともありますがな。千兵衛もえらい

 早とちりしたもんやなあ。なあ一平。

(一平を見る千代)

千代) 一平?

(両手をつき、頭を下げる一平)

一平) 堪忍!

(腕組みをした千代)

千代) はあ?

 

は~あっ!?

 

**********

 

やっぱり、史実に沿った方向に行ったのか~。

とはいえ早っ! でも、その方がいいのも確か。

いちゃこらしてるところを見せらるのも嫌だし。

そうなっちゃってました~で済ませる方がマシ。

 

時代的には芸人の女遊びは芸の肥やし的な

ものと認知されてはいそうだけれど・・・。それ

ならそれで、そういう風に描いておいてほしか

ったような。結婚してからは千代だけのような

空気をかもしだしていたのも何だかね~。い

ろいろと端折り過ぎ。視聴者的にも、はあ?っ

感じよね。千代が次のステージに行くために、

ある意味必要なエピソードなのかもしれない

けれど・・・。千代が、クズじゃない男に出会え

る日はやってくるのか・・・。実は、花籠の人が

千代の運命の人! だったらいいんだけど・・・。

 

 

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