「おかえりモネ」第111回~おやじど息子って難しいのよ | 日々のダダ漏れ

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「おかえりモネ」 第111
第23週 「大人たちの決着」
おやじど息子って難しいのよ

 

 

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未知) 一緒にいたいって

 だけじゃ駄目なの?

(手を握り、亮を見つめる未知)

亮) 俺、幸せになっても、いいのかな。

未知) (頷く)

(昇り始めた朝の光が2人を包む)

亮) ごめん。

 駄目だ、まだケリついてない。

(未知の手をそっと外す亮)

亮) もう少し、時間くれる?

未知) (頷く)

(出て行く亮)

(百音を見る未知)

未知) 新次さんのごどだよね。

百音) うん。

未知) 新次さん、亮君と船・・・

 乗ってくれたらいいのに。

(未知を見つめる百音)

 

**********

 

<永浦家>

電・亜哉子) うん、そう。

 じゃあ未知と2人で帰ってくるのね。

 うん、分かった。気を付けて。

(電話を切る亜哉子)

亜哉子) モネと未知、

 亮君に会ったって。

耕治) おうそうが。

(こたつで新聞を見ている耕治)

亜哉子) 本当に、無事でよかった。

耕治) ああ。

亜哉子) まあ、口に出すのも

 嫌だけど、もし・・・。

耕治) 新次は、たまんないよな。

亜哉子) うん。

耕治) ああ、ありがと。なあ。

亜哉子) ん?

耕治) こんな時に、言うのも、

 なんなんだげどさ・・・。

亜哉子) うん、何?

耕治) ハハ・・・。

 俺、銀行辞めようがと思ってんだ。

 おやじの仕事、こごの仕事、

 継ごうがと思って。どう思う?

亜哉子) そういうこと、

 いつ言いだすかな~とは、思ってた。

耕治) え?

亜哉子) おじいちゃん、体つらそうだし。

 おとうさん、そういうこと考えて

 るんじゃないかな~とは・・・。

耕治) 銀行は、俺にとっては、

 上出来ってぐらい、

 やれるどごまでは、やったよ。

 そう思えだなら、もう今から、

 仙台に行がなくても・・・。

亜哉子) 簡単には、

 賛成できないかな。

 ごめんね。でも、おとうさんが今

 やろうとしてんの、海の仕事よ?

 

**********

 

龍己) おめえ何バガ言ってんだ。

 え? そんな簡単に継ぐどが言うな。

 おめえ海なめでんのが!

耕治) そうじゃねえよ。

(百音と未知が帰ってくる)

亜哉子) ごめんね。

 おとうさん銀行辞めるって。

龍己) 分がってねえのが?

(台所から見る百音たち)

龍己) 耕治、おめえ、銀行員勤め上げ

 ろ。なあ? 仮にも人様に認められで、

 ず~っとやってきたんだろう。中途

 半端で投げ出すようなごどすんな。

耕治) 投げ出すわげでねえ。

 俺はこごまで、十分やってきたと

 思ってる。だがら、このあど、この

 俺に何がでぎるが、考えだんだ。

龍己) 俺の仕事は、俺で、終わる!

(出て行く龍己)

(戸が閉まる音)

 

**********

 

(一人、龍己の作業場に入る百音)

(使い込んだ様々な道具や作業着)

(未知が使っていた研究用の水槽

 にも幾つかの牡蠣)

 

(回想)

龍己) その、山の葉っぱさんたち

 が、海の栄養になんのっさ。

 山は、海とつながってるんだ。

 何も関係ねえように見えるもんが、

 何がの役に立つっていうごどは、

 世の中にいっぺえあるんだよ。

 

(子どもの頃に聞いた言葉を思い

 出しながら、作業場を眺める百音)

未知) どしたの?

百音) あっ、ごめん、ちょっと見てた。

未知) 驚いたね、お父さん。

 本気なのかな。

百音) おじいちゃんに言ったって

 ことは、本気なんだと思う。

未知) 現実的じゃないよ。

 やれると思えない。

百音) うん。みーちゃん、ここ、

 私も使ってもいいかな?

未知) え?

百音) 現実的じゃないかもしれな

 いけど、私も何か、うちの仕事で

 できること、考えてみたい。

未知) え・・・養殖のごど?

百音) 何かあると思う。

 海も空も、水でつながってるから。

(微笑む未知)

 

**********

 

2020年1月5日 日曜日

 

<市民プラザ>

(農家の人々が、みんなの広場に

 野菜や果物を並べている)

百音) おはようございます。

男性) おはようございます。

女性) すいませんね、

 お邪魔しちゃって。

百音) いえいえ朝からお疲れさまです。

女性) あっ、及川さん、。

新次) はい。

女性) 及川さん。

 それこっちだ。こごさ並べて。

新次) モネちゃんおはよう。

百音) 新次さん、おはようございます。

 立派なイチゴですね。

新次) きれいでしょ?

百音) はい。

新次) そうが、

 こごがモネちゃんの仕事場が。

百音) はい。

新次) いや~日曜まで出で大変だね。

百音) 昨日の低気圧の、

 検証しようと思って。

新次) そりゃ熱心だ。

 今後事故が起きないためにも。

 

(回想)

亮) 俺が、

 金稼ぎたいって言ってたから。

 心配かけて、本当に、

 すいませんでした!

 

百音) りょーちん、

 無事で本当によかったです。

新次) (頷く)

百音) 会いました?

新次) まあ、顔見りゃね、それで。

百音) 話したりは・・・。

新次) 運がよがったなって、

 それぐらいはね。ハハ。ん?

百音) ああ、いや・・・私気象の、仕事し

 てて、ああいう時に最後は、祈ること

 しかできなくて、悔しかったです。でも

 実際それしかできなくて。自然相手に

 生きるって、そういうことなんだなって、

 改めて思い知らされました。

新次) 俺も祈ってたよ。

 亮戻してくれって、一生懸命祈った。

 ごめんね、心配かけて。んで。

百音) あの新次さん。

新次) ん?

百音) 前に言ってましたよね。

 あいつとは考え方が違うって。

 それは・・・。

(微笑む新次)

新次) イチゴ、きれいでしょ。

 まあ手伝いの身分で、自慢すんな

 って感じだげど、きれいだな、立派

 だなってね、これ見でっとうれしぐ

 なんのよ俺。あいづにはまだそう

 いうの分がんねえがな。何しろね、

 もう、おやじど息子って難しいのよ。

百音) ああ。

 あの、うちも、昨日から、

 祖父と父が、ぶつかってて。

新次) ああそう。

百音) はい。

新次) ハハハ。

 何やってんだお互い、

 いい年こいてねえ。

 いやねえ俺も、分がってんのよ、

 話しなきゃお互いって。でも、

 何言っていいが分がんねえ。

百音) りょーちん、あの・・・昨日

 帰ってきた時、言ったんです。

新次) 何て?

百音) 俺幸せになっても

 いいのかなって。

新次) 何言ってんだあいづ。

 そんなの当だりめえだろ。

百音) はい。でも・・・。

(新次を見つめる百音)

新次) モネちゃん、

 耕治ど話せっかな。

 金のごどで相談がある。

 俺今から家帰って、

 書類持ってぐから。

 あいづ、日曜で家いんだろ?

 連絡しといでくれねえが?

百音) はい。

 あの、りょーちんは・・・。

新次) あいづは俺が

 呼んでも来ねえだろ。

百音) 来ます。絶対来ます。

新次) んで、連絡しといで。

百音) はい。あの、新次さん。

新次) ん?

百音) 私、ここで、待ってます。

新次) ん?

百音) 新次さん、島、

 一緒に行きましょう。

新次) 俺信用されでねえな。

百音) いや・・・待ってます。

 

**********

 

父親と息子も難しいだろうけど、親と子の相性

っていうのもあるし、異性同士同性同士、それ

ぞれに難しさはあるよね。お互いに血縁として

の甘えというか・・・言わなくても分かってほしい

と思ってしまうところがあるっていうか。気を遣

い過ぎたり遣わなすぎたり、加減がね、難しい。

 

イチゴ、きれいでしょ。
まあ手伝いの身分で、自慢すんな
って感じだげど、きれいだな、立派
だなってね、これ見でっとうれしぐ
なんのよ俺。あいづにはまだそう
いうの分がんねえがな。何しろね、
もう、おやじど息子って難しいのよ。

 

これ・・・考え方が違うっていうより、経験値や、

年齢の問題だよね。新次が亮と同じ年の頃

だったらこんな風には感じないと思うのよね。

おやじと息子ってくくりで語ってしまうと、それ

はちょっと違うというか。ちゃんと話せばいい

ってだけのような・・・。でもまあ、親子って意

識した途端に、素直になれなくなったりね・・・。

 

俺、幸せになっても、いいのかな。

 

百音に亮の言葉を聞いた途端、おやじスイ

ッチが入る新次。そりゃヤバいって思うわな。

余計なことのようで、こんな風に良くも悪くも

誰かが風穴を開けることは時に必要だと思

うんだよね。黙ってろと言われて黙ってる人

ばかりでは事態は動かない。物分かりの悪

い人も、必要なんだよね。世の中、何がどう

転ぶか分からないから。新次と亮をしっかり

自分で連れ帰ろうとする百音、グッジョブ!

 

 

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