「カムカムエヴリバディ」第1回~100年の物語の、始まり、始まり | 日々のダダ漏れ

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カムカムエヴリバディ 第1回
第1週「1925-1939」
100年の物語の、始まり、始まり

 

 

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「日々のダダ漏れ」

 

 

(マイクの前にアナウンサー)

京田) あ~あ~、聞こえますか。

 JOAK、JOAK、

 こちらは、東京放送局であります。

 

A long time ago

むかしむかし

 

ラジオ・京田) 「聞こえますか。JOAK、

 こちらは、東京放送局であります」。

 

At the same time as 

Japanese radio broadcasting began,

日本のラヂオ放送開始と同時に

 

a baby girl was born

誕生した女の子がおりました

 

(泣き声)

女性) 分かった分かった・・・。

金太) かうぇえらしいのう。

(泣き声)

 

Her family's business made 

traditional Japanese sweets

女の子の家は、和菓子屋さんでした

 

The girl was named Yasuko

女の子は、安子と名づけられました

 

ひさ) あっ、こんにちは。

女性) どうも。

 

This is the very beginning of a family 

story that spans one hundred years.

100年の物語の、始まり、始まり。

 

**********

 

(かまどの火にかけられた大鍋)

(湯気の中、ふっくらつやつやに

 炊き上がった小豆)

(おはぎを作る職人たち)

杵太郎) うん? かてえ小豆があるぞ。

丹原) すんません大将。

杵太郎) 金太、おめえがもっと、

 ちゃんと教えとけ。

金太) はい、すいません。

(調理台に並べられた、出来たての

 おはぎに、小さな手が伸びる)

金太) 安子!

 工場(こうば)にへえったら

 おえんて言よろうが!

安子) おじいちゃん。

杵太郎) お~安子。

 ハハハッ、お父ちゃん怖えのう。

 よし、ほらこっちけえ。

 よいしょっ。ほら・・・。

(安子を膝に座らせる杵太郎)

杵太郎) 出来たての、おはぎじゃ。

金太) 安子にゃああめんじゃから・・・。

 

安子は、尋常小学校の、3年生です。

 

杵太郎) うめえか?

安子) うん。

 

**********

 

(庭で、泥だんごを作る安子)

安子) お兄ちゃん。

(縁側で寝転んでいる算太)

算太) うん?

安子) おはぎはどうですか?

算太) はい頂きます。

(泥団子をつまみ、食べるマネをする)

安子) おいしいですか?

算太) おいしいです。

 あっちいお茶もちょうでえ。

安子) は~い、ただいま。

金太) 算太! おめえまた

 こねえなとこで怠きょって!

 はよう戻れ。

 

安子の兄、算太は、

菓子職人の修業を始めていました。

 

**********

 

<朝丘町商店街>

(荒屋屋のあかにし)

安子) 清子さん、こんにちは。

 たわしゅうちょうでえ。

清子) はいはい。

 お使い偉いねえ安子ちゃん。

 はい、ありがとう。よいしょ。

安子) 転ばんように気を付けられえよ。

清子) おおきに。

(おなかの大きな清子)

ラジオ) 「お賽銭というのはこらまああげる

 べきもんやな。で向こう行くとな、四社の

 杜というのがいくつかあって・・・」。

(店の土間をあがった部屋で、主の

 吉兵衛が、ラジオで落語を聞いている)

ラジオ) 「ここへまず一銭玉を1枚出して

 きてな、これをな、放り込んだらいかん

 のやで?これを賽銭箱の縁へ載せる。

 でまあ拝んで、で次へ持ってって縁に

 載せて拝む」。

吉兵衛) ハハハハハ!

ラジオ) 「次へ持ってって縁へ載せて拝む。

 ・・・でしまいに、ず~っとこう、縁へ載せ

 て拝んで回ってってやな、しまいに、」

(ラジオを隠すように、

 安子に背を向ける吉兵衛)

ラジオ) 「 正面の、大きな賽銭箱へな、

 本殿の賽銭箱に、今度は未練げ景気

 ようポ~ンと放り込んどいて・・・」。

(安子の顔から、笑みが消えてしまう)

 

**********

 

<たちばな・台所>

(母・小しずが弁当を作っている)

(制服姿の安子が来る)

安子) わあ、卵焼きじゃ!

 ありがとうお母さん!

 

**********

 

(店でおはぎを並べている、祖母のひさ)

安子) お弁当の隅っこに、おはぎゅう

 詰めたらいけんかなあ。

小しず) いけんに決まっとろう。

ひさ) しゃあけど大福じゃったら、

 白えごはんの中に入れたら

 分からんかもしれんな。

小しず) お義母さん!

ひさ) うそじゃうそじゃ。

 安子、お菓子ゃあ帰ってきてからじゃ。

安子) は~い、行ってきま~す。

小しず・ひさ) 行ってらっしゃ~い。

 

**********

 

(商店街を走る安子)

男性) おはよう。

安子) おはようございます。

(三軒ほど向こうに、水田屋とうふ)

安子) おはようございます。

卯平) お~安子ちゃん、おはよう。

花子) おはよう。

 きぬ! 安子ちゃん来たよ。

きぬ) は~い!

 安子ちゃん、おはよう。

安子) おはよう、きぬちゃん。

安子・きぬ) 行ってきま~す。

卯平) はい、行ってらっしゃい。

(斜め掛けのかばんで、

 弁当を手に駆けてゆく2人)

男性) おはようさん。

安子・きぬ) おはようございます。

 

**********

 

<教室>

勇) ピッチャー第1球、投げました!

 カッキ~ン! 打ちました!

(歓声) 

勇) 早稲田4番村井選手、

 大きな当たり!

男子) さすが勇ちゃん!

安子) また勇ちゃんじゃ。

 やかましいなあ・・・。

きぬ) ほっとかれえ。子供なんじゃ。

勇) おいあんこ。

安子) あんこじゃねえわ、安子じゃ。

勇) お前の家ラジオあるんか。

安子) ラジオ?

勇) ねえんか。やっぱりのお。

 貧乏商店街じゃもんなあ!

 早稲田と慶應の野球中継、聴きてえ

 んならうちで聴かせたってもええで。

安子) いらんわ!

(出て行く安子)

きぬ) 本当に、子供じゃあなあ・・・。

 

**********

 

<たちばな・居間>

 

ラジオはまだまだ、庶民にとって、

高根の花でした。

 

(家族と職人が夕飯を囲んでいる)

(職人たちをニヤニヤ見る算太)

(気付いた年長の職人が若手を促す)

(年少の丹原が箸を置く)

丹原) (せきばらい)

 あの~大将。

杵太郎) 何なら。

丹原) ラジオを、買うご予定なんかは

 ねえんかなあ思いまして・・・。

杵太郎) ラジオ?

金太) おお、ええなあ、ラジオ。うん。

杵太郎) あほうなこと言うな。

 そねえなもん買うたら、

 仕事に身がへえらんわ。

金太) ああ・・・う・・・うん・・・そうじゃ。

菊井) いや、しかしですね、舶来の

 ぶどう酒だって、西洋音楽を聴か

 せたら、おいしゅうなるいう話です。

 あんこも・・・。

杵太郎) そねえなもん聴かさなんでも、

 うちのあんこはうまい。ハッハッハッ。

金太) そ・・・そうじゃ・・・。

黒鉄) いえ、私らのためじゃねえんで

 す。奥さんや若奥さんの娯楽に・・・。

小しず) そねえぜいたくな。

ひさ) 町内でラジオ持っとるいうたら、

 荒物屋のケチ兵衛さんくれえじゃ。

金太) 吉兵衛さんじゃ。町内会長さん

 つかまえてケチ兵衛て・・・。

杵太郎) とにかく、ラジオは、買わん!

(安子の頭を撫でる算太)

算太) おうおうおう、

 安子も欲しかったわなあ、ラジオ。

(しょんぼりご飯を食べる安子)

 

**********

 

(朝、2階から小走りに下りてくる

 寝巻き姿の安子)

安子) おはようございます!

金太) おはよう安子。

一同) おはようございます。

金太) 小豆ゅう炊きょうるから、

 へえったらおえんで。

安子) おじいちゃんは?

金太) うん? まだじゃ。何か用か?

(両手で抱えるほどのラジオを見せる)

安子) おじいちゃんが

 ラジオ買うてくれた!

職人) えっ・・・。

職人) えっ・・・。

金太) えっ! 本当か!?

算太) はあ~本当にじいちゃんは

 安子に甘えのう。

 

**********

 

ラジオ) 「岡山県の、天気予報を申し上

 げます。今日は、移動性の高気圧に

 覆われて、爽やかな秋晴れの天気と

 なりましょう」。

ひさ) へえ~! 今日は気持ちのええ、

 秋晴れじゃあてえ。

小しず) そねえなことも教えて

 くれるんですねえ。

ラジオ) 「明日は終日雨になり、

 北東からの冷たい風が・・・」。

(杵太郎が来る)

杵太郎) 明日りゃあ、雨なんか。

安子) おじいちゃん!

 ラジオ買うてくれてありがとう!

杵太郎) そねえなもん、

 買うとりゃせんで?

一同) えっ?

安子) せえでも、

 枕元にこのお手紙が・・・。

(「安子へ ちょっと早えけど、

 クリスマスとやらの、おくり物じゃあ。

 おぢいちゃんより」と書かれた手紙)

金太) 算太!

 ありゃどこ行った・・・おい。おい。

 

**********

 

(表に飛び出す金太)

金太) こりゃ算太!

 あのラジオ、どねしたんなら!

 待て・・・こりゃあ! おい!

 おんどれ・・・!

算太) うわっ!

(算太の前に立ちはだかる吉兵衛)

吉兵衛) おめえか! 

 わしのラジオ盗んだん!

 

**********

 

<荒物屋のあかにし>

金太) すんません、このとおり!

 こらえたってつかあさい。

吉兵衛) いいや、こらえん!

 こりゃあれっきとした窃盗じゃあ。

算太) う~ん、まあ・・・あんたが、

 店先につけっ放しのラジオ置いて

 飛び出していったから、魔が差し

 たんじゃなあ。

金太) 黙っとれお前は!

清子) お産婆さんを呼びに

 飛び出さはったんです。

金太) おっ、清子さん! 

 生まれたんか!

清子) おかげさんで、安産でした。

金太) お~!

金太・算太) かうぇえらしいのう!

清子) ねえあなた。

 おめでたい時なんやさかい、

 もうこれで。

吉兵衛) いいや! こらえん!

金太) あの・・・。

杵太郎) すんません。

 お邪魔して、ええじゃろうか。

吉兵衛) 大将まで来て頭ぁ

 下げても、こらえんけえな!

杵太郎) いや~違うんじゃ。今な、

 産婆のトメさんから、聞いたんじゃ。

 おめでとうございます。

(重箱に、紅白饅頭)

吉兵衛) 今回だきゃあ、

 大目に見てやらあ。

3人) ありがとうございます。

(とっとと出て行く算太)

清子) ハハッ、すいまへん。

 おおきに。ウフフッ。

(清子の腕に赤ん坊)

金太) かわ・・・かわ。

杵太郎) かうぇえな。。ハハハッ。

清子) おおきに。

金太) かうぇえらしい。

 

**********

 

(店に戻る杵太郎たち)

杵太郎) せえでも、

 ええ顔して笑いよったのお。

 ラジオ聴きょうる時。

 家のもんも、職人らも、皆・・・。

金太) 菓子食ようる時と、

 おんなじ顔じゃ。

 

**********

 

<夕方・商店街>

(安子がトボトボ帰ってくる)

 

**********

 

<たちばな>

小しず) ありがとうございます。

安子) ただいま。

小しず・ひさ) お帰り。

ラジオ) 「♪おい等は浮かれて

 ぽんぽこ ぽんの ぽん」

(安子の顔が輝く)

 

**********

 

(工場に駆け込む安子)

杵太郎) お~安子。

 買ったよおじいちゃん。

(ラジオを聴きながら、職人達が

 お菓子を作っている)

安子) ♪証 証 証城寺 証城寺の庭は

 ツ ツ 月夜だ みんな出て 来い来い来い

 

安子はこの上なく

幸せな女の子でした。

Yasuko was such a happy little girl

 

**********

 

城田優の流暢な英語のナレーションで始まる

「カムカムエヴリバディ」。「花子とアン」以来の、

英語がいっぱい出てきそうな予感の始まりに、

少し憂鬱な気分(英語の聞き取りが・・・)の私。

 

書き起こしが面倒そうだという、個人的な事情

以外は、いかにも朝ドラらしい始まりでちょっと

懐かしい感じも。おはぎもお饅頭も美味しそう

だし、定番の、ある意味ほっとする画面だった。

 

ヒロインは、すごく貧乏でもないし、すごくお金

持ちでもなく、ちょっといいおうちでちゃんと躾

られた「この上なく幸せな」女の子という設定。

いいね。いいね。貧乏で大変なのは、メンタル

が弱ってるとつらいから、ほどほどがよろしい。

 

ただね、ただ、お兄ちゃんっていくつよ~!?

安子は小学3年生ということで、8歳として・・・

そうは見えないけど、多分10代なんだろうね。

朝ドラ、大河ではおなじみの、「そうは見えな

くても・・・歳ってつもりで見てくださいね」方式

なんだろうけど、だったらもう今何歳ですよっ

て高らかに宣言してもらいたいんだけど~!

恐らく・・・お兄ちゃんもまだ子供なんだと思う。

子供ゆえの、ついやっちまった「盗み」、なん

だと思うんだよね。多分・・・中の人は「子供」

の演技をしている・・・はず。でも見えな~い。

ちょっと、きつい。「わろてんか」の松坂桃李

以来の、視聴者にとっての苦行となるかもw

 

あちこちググって、兄が5歳上という設定らし

いという情報を見かけたのだけれど、そうす

ると兄は13歳、小学校を卒業して、すぐ修業

を始めたって感じ? 13歳は・・・つ、辛い・・・。

いや、まだドラマ上の年齢が分からないので

何とも言えないけれど、そこだけ気になって。

 

まだ初日だし、バリバリ期待してますよ~♪

 

 

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