「おかえりモネ」第112回~2人できちんと、話し合えばいいんだよ | 日々のダダ漏れ

日々のダダ漏れ

日々想ったこと、感じたこと。日々、見たもの、聞いたもの、食べたものetc 日々のいろんな気持ちや体験を、ありあまる好奇心の赴くままに、自由に、ゆる~く、感じたままに、好き勝手に書いていこうかと思っています♪

「おかえりモネ」 第112
第23週 「大人たちの決着」
2人できちんと、話し合えばいいんだよ

 

 

※無断転載対策のため、不本意ですが、

しばらく、注意喚起させていただきます。

 

こちらの記事は、「日々のダダ漏れ」 の

記事です。ご覧になっているブログ名が

「日々のダダ漏れ」、以外のブログ名は、

記事を無断転載しているブログです!!

↓ オリジナルのブログはこちらです♪

「日々のダダ漏れ」

 

 

百音) りょーちん、昨日帰って

 きた時、言ったんです。

新次) 何て?

百音) 俺幸せになっても

 いいのかなって。

新次) 何言ってんだあいづ。

 そんなの当だりめえだろ。

百音) はい。でも・・・。

(新次を見つめる百音)

新次) モネちゃん、

 耕治ど話せっかな。

 金のごどで相談がある。

 俺今から家帰って、

 書類持ってぐから。

 あいづ、日曜で家いんだろ?

 連絡しといでくれねえが?

百音) はい。

 あの、りょーちんは・・・。

新次) あいづは俺が

 呼んでも来ねえだろ。

百音) 来ます。絶対来ます。

新次) んで、連絡しといで。

 

**********

 

電・未知) 今日これから?

電・百音) みーちゃん、お父さんの車

 借りて、すぐりょーちんとこ行って。

 うちに連れてきて。

電・未知) 新次さん、亮君と

 話すって言ってんの?

電・百音) 来いって、

 そう言っといてって。だから・・・。

電・未知) 分かった。

 

**********

 

<永浦家・龍己の事務所>

龍己) いやすまないげど、亜哉子

 さん、こればっかりは・・・。うん。

亜哉子) 分かってます。私も、耕治

 さんがうちの仕事継ぐの、簡単には

 賛成できないって言ってます。

龍己) 当然ですよ。

亜哉子) でもあの・・・銀行、中途半端に

 辞めるわけではないんだと思うんです。

 あれで、準備のいい人だから、多分、

 いろいろ手はずは整えてるんだと思う

 んです。

龍己) んなごどはね、分がってるよ。

亜哉子) そうですか・・・。

龍己) 亜哉子さんね、

 もったいねえんだよ。

 あいづあそごまで頑張ってよ。

 何を考えでんのがね。

亜哉子) とにかく、もう少し、

 話してもらえますか?

龍己) いや、結論は出てる。俺がうん

 と言わねげ、それまでだ。うん。

(震災で崩れた永浦水産の建物の写真)

亜哉子) その写真、

 最近、よく見てますね。

龍己) まあ、出できたがら、何となぐだ。

(ノック)

未知) お母さん。

亜哉子) ん? どうしたの?

未知) お姉ちゃんから、電話があった。

 新次さんが来る。

 お父さんと話したいって。

亜哉子) え?

未知) 船の話、すんだと思う。

 亮君も呼んでって。

 私亮君迎えに行ってくる。

亜哉子) ああ、気を付けて。

未知) うん。

龍己) 新次のやづ、昨日の嵐、

相当、こだえだんだべ。なあ。

 

**********

 

<永浦家>

百音) ただいま。

亜哉子) おかえり。

新次) すいません亜哉子さん、日曜に。

亜哉子) ううん、いらっしゃい。

 昨日は、大変でした。

新次) ああ、まあ、俺はもう。ハハハハ。

亜哉子) よかった。

新次) いや~。

(箱入りのイチゴを差し出す新次)

新次) あのこれ。

 いつもおんなじで悪いげど。

亜哉子) あっ、すみませんこちらこそ。

 こんな立派なものもらっちゃって。

 あっどうぞ。

新次) はい。

百音) あっ・・・。じゃあはい。

(座布団を出す百音)

新次) ああありがと。

亜哉子) でも不思議。モネが島に

 新次さん連れてくるなんて。

 24年前と逆ね。

百音) ああ。

新次) 24年、そんなにたづが。

 何かやだなあ。

亜哉子) その節は大変

 お世話になりました。

百音) ありがとうございました。

新次) いやいや、何べん言うのよそれ。

 もう。んでも24年が。ああ、そうだよな。

 あん時亮はまだ、美波の腹ん中に

 いだんだよなぁ。

亜哉子) ええ。

 私ばり先におなか大きくなって、町

 の病院行ったり、買い物行ったり。

 美波さんつきあってくれて、

 本当に心強かったです。

新次) いやいや。

 あいづも、楽しんでだよ。

亜哉子) そうですか。

 あっ、もう来ますので、

 ちょっと待っててくださいね。

新次) あっ、そしたら、線香先に。

亜哉子) ああ、お願いします。

 ありがと。

百音) うん。

(百音に微笑み、台所へ行く亜哉子)

(鈴の音)

(仏壇に向かい、手を合わせる新次)

耕治) おお、来たのが。

新次) ああ、すまんな。

耕治) ああ寒い寒い。

(向かい合い、こたつの前に座る2人)

(市役所の封筒を出す新次)

(ケースに入れた判子を出す)

(使い込んだ二つ折りの

 携帯電話を、封筒の上に置く)

新次) 金のごどで、話がある。

耕治) 出していいが?

新次) ああ。

(携帯電話をそっとずらし、

 封筒を手に取る耕治)

(記入されていない、死亡届)

新次) すまん。結局、出せでない。

耕治) いや。

新次) 出そうど思ってる。

(台所で手を止める亜哉子と百音)

新次) 多少は金が入んだろう、

 これ出せば。

耕治) うん。

新次) それを、亮に渡してやりでえ。

 亮が船を買うの、ちょっとでも助け

 でやれんなら、美波も喜ぶだろ。

耕治) ああそうだな。

新次) 悪いげど、これを踏まえで、

 あいづの船の資金繰り、もういっ

 ぺん考えでやってくれねえが?

 俺ど違って堅実なくせにだいぶ、

 無理してるみだいだがら。

耕治) ・・・・・・。

(未知が亮を連れてくる)

亜哉子) おかえり。どうぞ、入って。

亮) すいません。

 

**********

 

<龍己の事務所>

百音) おじいちゃん、

 新次さんとりょーちん来たよ。

龍己) ああ、そうが。

百音) 行かないの?

龍己) ああ。

 もう俺が出でいぐごども、

 ねえだろ。2人できちんと、

 話し合えばいいんだよ。

(龍己を見つめる百音)

龍己) 9年だよ。

(龍己の手に、震災で崩れた

 永浦水産の写真)

 

**********

 

<座敷>

(廊下に立ったままの亮)

(ためらいながら、新次から

 少し離れたところに座る亮)

耕治) 何やってんだ、こご座れ。

 おめえのうぢの話だ。

亮) はい。

(新次と並ぶ)

(台所から見ている、

 亜哉子と百音と未知)

耕治) これを出せば、見舞い金が出る。

 保険金の手続きなんかもでぎる。新次

 はそれを、おめえに渡すと言ってる。

 船の資金にしろって。

新次) いい使いみぢだ。

 お母さんも喜ぶ。

(新次を見つめる亮)

耕治) 金は、大事だ。

 生ぎ死にに関わる。

 でも、おめえの気持ぢはどうなんだ?

(新次を見る)

耕治) そごがまだ

 整理ついでいないなら・・・。

(携帯電話を新次の前に置く)

耕治) 中途半端に、

 判なんかつぐもんじゃねえ。

 

(回想)

(暗い港に車を止め、

 嵐の海を見つめる新次)

 

亮) おやじ、大丈夫か?

新次) ああ。

 亮、ありがとな。

亮) え?

新次) お前がな、あんなふうになって、

 俺いろんなごど気付いだんだよ。

 俺な、美波に祈ってたんだよ。

 亮連れでがねえでくれって。もうな、

 あれはもう、本当に怖くてな。おめえ

 があのまま向ごうによ、こう・・・。

 そしたらな、美波も寂しぐねえどか、

 いろんなごどがこごよぎんのが

 もう怖くて怖くてよ。

 頼むがら亮返してくれってよ。

 冗談じゃねえって思ってたよ。

 もうな、亮戻してくれって、

 ひたすら美波に祈ってだんだよ。

 そしたらな、俺気付いたんだよ。

 美波が向ごうにいるって。そう思っ

 てるがら、美波に祈ってだんだよ。

 

(回想)

(車を降り、嵐の収まった

 夜明け前の海を見つめる新次)

(手の中に、携帯電話)

 

新次) 本当ごめんな、もう。

(死亡届を前に頭を下げる新次)

(涙をこらえる亮)

耕治) 分がった。

 こごがらは、2人で話せ。

(座敷を出る耕治)

(目をそらし、並んで座った新次と亮)

(台所から見ている、

 亜哉子と未知と百音)

 

**********

 

こらこら、あなたたちも早く席を立ちなさいって。

まさかずっとそこで聞いてるつもりなの~!?

(なによりそこが一番気になったラストシーン)

とはいえ、立ち聴きはドラマの進行上必要だし、

同じ座敷じゃないし、台所だし・・・まあいっかw

 

新次は百音が責任持って、亮は未知に任せて

それぞれ家に連れてきたのがよかった。亮を

引っ張ってくるのは、もう百音である必要はな

くて、未知が呼べばちゃんと来る。亮が、その

視線の先に求める人は・・・未知になっている。


お前がな、あんなふうになって、
俺いろんなごど気付いだんだよ。
俺な、美波に祈ってたんだよ。
亮連れでがねえでくれって。もうな、
あれはもう、本当に怖くてな。おめえ
があのまま向ごうによ、こう・・・。
そしたらな、美波も寂しぐねえどか、
いろんなごどがこごよぎんのが
もう怖くて怖くてよ。
頼むがら亮返してくれってよ。
冗談じゃねえって思ってたよ。
もうな、亮戻してくれって、
ひたすら美波に祈ってだんだよ。
そしたらな、俺気付いたんだよ。
美波が向ごうにいるって。そう思っ
てるがら、美波に祈ってだんだよ。

 

生きてるって・・・信じていたかったんだよね。

でもそれは、何の疑いもなく信じてるってい

うより・・・信じたい、信じなければって、自分

に言い聞かせてきたっていうことで。それは

もう、自分の心に気付きたくないってことで。

連れでがねえでくれって・・・そう思ってしまっ

たら、否が応でも気付いちゃうよね。自分の

本当の気持ち。本当は分かってた気持ちに。

 

大切な人を亡くして、その怖さを思い知って

いるはずなのに、せっかく生きてそばにいる

人も、いつ失ってもおかしくないんだってこと

を考えないように生きてしまうってこともある

んだと思う。あまりにも亡くなった人への想い

に捕われて、生きている人をおろそかにして

しまうことはある。取り返しがつかなくなる前

に気が付いてよかったよ~新次~!正気に

返ってくれてよかった。間に合ってよかった。

 

2人できちんと、

話し合えばいいんだよ。

 

他人のことなら分かるというか・・・。龍己さん

と耕治も、きちんと話し合えばいいんだよね。

人の振り見て我が振り直せ。及川親子の次

は永浦親子の番? 耕治の落としどころはど

こだろう?継げばいいってもんじゃないし・・・。

 

新次の気持ちを聞いた亮も、自分の気持ち

を、願いを、新次にちゃんと話せますように。

 

(おまけ)

本当なら来週あたりにヒロインのプレミアム

トークがあるところなんだろうけど・・・選挙の

影響なのかモネとみーちゃんがあさイチに。

 

モネが菅波への気持ちを自覚したのは、抱

きしめられた時、だと。大前提として、「モネ

は、恋愛軸で生きてきていない」という発言

があって、なるほどね~。確かにずっとそう

だったかも。逆にスーちゃん、みーちゃんは、

恋愛軸で生きている人たち。噛み合わない

はずだわ~。そもそも、軸が違うっていうの

があるのね。りょーちんも玉砕するわけだw

菅波もどっちかっていうとモネ寄りの人だけ

ど、モネよりは先に目覚めて、勘違いしたの

が幸いしたってことか~。よかったよかった。

ホント、いろんな人がいるから、いろんなこと

が起こるんだね~。人間ってやっぱ面白い。

 

 

「おかえりモネ」関連ブログはこちらから↓

「おかえりモネ」関連ブログリスト

「朝ドラ」関連ブログリスト

●「おかえりモネ」HP
 

 

ランキングに参加しています。
ポチっとしていただけると、嬉しいです♪
にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ
にほんブログ村
にほんブログ村 テレビブログへ
にほんブログ村

 

 

 

 

 

 
 
 
 

 

 

 

☆「Bloomee LIFE」の「500円コース」の体験はこちら↓

「Bloomee LIFE」ポストにお花が届く新体験!お花の定期便

 

ときめきが続く、お花の定期便bloomee(ブルーミー)

 

イベントバナー