「おかえりモネ」第116回~いつか、笑えるようにしてやる | 日々のダダ漏れ

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日々想ったこと、感じたこと。日々、見たもの、聞いたもの、食べたものetc 日々のいろんな気持ちや体験を、ありあまる好奇心の赴くままに、自由に、ゆる~く、感じたままに、好き勝手に書いていこうかと思っています♪

「おかえりモネ」 第116
第24週 「あなたが思う未来へ」
いつか、笑えるようにしてやる

 

 

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♪(アメリカン・パトロール)

(百音に手を振る菅波と亮)

ラジオ・百音) では、

 この時間の気仙沼市の・・・。

亮) フフ、こっちのごど、気にしてんな。

菅波) ええ。

ラジオ・百音) 現在の気仙沼市の天気

 は晴れ。気温は3度となっています。

亮) あんま見てると、悪いな。

菅波) ですね。

亮) フフフフ。

 この曲、俺らが中学ん時、

 吹奏楽で演奏してたんですよ。

菅波) そうですか。

亮) 懐かしい。

 こっちは初めてですか?

菅波) いえ・・・あっ、でも、

 島に伺うのは初めてです。

亮) ああ、挨拶とか・・・。

 うわっ、耕治さんやばそう。

菅波) あまり、あおらないでください。

 ただでさえ、緊張して吐きそうなので。

亮) すいません。

菅波) 19対5っていうのは、

 年数の比です。彼女のこれまでの

 人生24年のうち、島であなた方と

 過ごしてきた年数と、僕と出会って

 からの年数。

亮) いやでも、それは・・・。

菅波) ええ。そんなことで揺らぐほど、

 自信がないわけじゃない。

亮) すげえな・・・。

菅波) ただ、羨ましいとは思います。

 あなたや、あなたの友人の皆さんが

 共有している、彼女と過ごしてきた

 時間を僕は持っていない。

 苦しかった経験も。

 

(回想) 

百音) よかった・・・。

 よかったみーちゃん。

亮) ばあちゃん、体育館にいるよ。

 

菅波) すいません。

 羨ましがるようなものではないと

 いうことは分かっています。

亮) そんなに、大事だと、

 怖くなりませんか?

 そんなに大事な人も、

 いつか、なくすかもしれない。

 もしも、その人が、

 目の前から消えたら・・・。

(亮の脳裏によぎる、美波の笑顔)

(ブースの中の百音を見ている菅波)

菅波) 怖いですよ。

 残念ながら僕らは、お互いの問題

 ではなく、全くの不可抗力で、突然

 大事な人を失ってしまうという可能

 性をゼロにはできません。

 未来に対して、僕らは無力です。

 でもだから、せめて今、目の前にい

 るその人を最大限大事にするほか

 に、恐怖に立ち向かうすべはない。

(一点を見つめる亮)

 

**********

 

百音) 今夜から明日にかけて冷え

 込みが厳しくなり、路面の凍結も

 予想されています。運転には、

 十分にご注意ください。

 それでは、また明日。

(ヘッドフォンを外し、

 ブースの外を見る百音)

(菅波が、一人夕暮れの海を見ている)

(百音の視線に気付き、微笑む菅波)

(微笑み返す百音)

 

**********

 

<喫茶店>

店員) いらっしゃいませ。

(喫茶店に入る亮)

(テーブル席で未知が笑う)

 

**********

 

菅波) いつもここにいるのか・・・。

百音) ここで東京の会社から観測デー

 タもらったり、解析したりして、向こうの

 ブースで天気予報の放送してます。

菅波) なるほど。機能的ではある。

 ただこれだけの初期投資をして、

 まだ利益は1円も出せていないと。

百音) これから出します。

菅波) そうしてください。

百音) はい。少し話しませんか?

 こうして顔見て話せるのも、

 久しぶりだし。

菅波) ああ、すいません。

(向き合って座る2人)

百音) 迷ってます?

菅波) いや・・・気持ちは決まってる。

 ただここまで来て、僕はあなたの

 家族に何て言えばいい?

 これからのことは? 不安にさせて

 しまうだけなんじゃないかって。

百音) 先生前に言ったの、

 覚えてますか?

 あの・・・一緒にいるってどういう

 ことでしょうって、聞いた時。

菅波) ああ。

百音) 一緒に、2人の未来を考える、

 ということじゃないですか?って。

菅波) うん。

百音) 私は、私たちを説明するとしたら、

 それで十分なんじゃないかなって。

 何かあったら、先生と2人で考えて、

 答えを出す。私はそういうのがいい。

 そういう・・・。先生だからいい。

菅波) うん。

 じゃあ・・・行きますか、島に。

百音) はい。

菅波) いや~でもな・・・

 行かなきゃ駄目かな?

百音) ここまで来て

 何言ってるんですか。

 行きましょう。

菅波) はい。

百音) はい。

(時計を見る百音)

菅波) ん?

百音) あの、今日妹と、

 さっき、話してた・・・。

菅波) ああ、彼。

百音) 2人も、

 今頃会ってるはずで・・・。

菅波) そう。

百音) もう何も心配することはないん

 だけど、とにかくもう、2人にはうまく

 いってほしくて・・・。

 

**********

 

<喫茶店>

亮) ごめん、どうしても待たせる。

未知) 相手が漁師なら、待つのが仕事、

 ぐらいに思わないと駄目なんでしょ?

 おばあちゃんもそんなごど言ってたし。

亮) ああ。うちの母ちゃんも、おんなじ

 ようなごど言ってたな。

未知) そうだな。

亮) こないだ、言ったごどだけど・・・。

 

(回想)

亮) 大事な人に、

 つらい顔させんのはやだよ。

 

未知) 私は大丈夫。

亮) 考えてた、ずっと。こんなに、

 いろんなもん、一緒に背負うごどない。

 一緒に生きてくなら、こんな面倒くさい

 やつじゃなくて、俺らのごどなんか、

 初めから何も知らない人と・・・。

未知) そんなの・・・。

亮) そういう人との方が、みーちゃん、

 楽に、笑えんじゃないかなとか。

未知) 楽に笑いたくて、

 一緒にいるわけじゃない。

亮) ずっと、気になってたんだけど・・・。

未知) 何?

亮) 時々、俺より苦しそうなんだよね。

 やっぱ、何かにずっと縛られてきたん

 だろうなって、感じるごどがある。そう

 いうのは、俺だから感じてやれんだよ

 な。ほかのやつには絶対分かんない。

 でも俺なら、みーちゃんが抱えてる

 もん、分かんなくても想像できる。

 それは、俺らだからだし。みーちゃん、

 心の底から笑えるようにしてやれん

 の・・・多分俺しかいない。

 いつか、笑えるようにしてやる。

(涙を堪える未知)

亮) 俺さ、あの、嵐ん時ね、ひっくり

 返りそうな船ん中で、このまま死ぬ

 かも、とか、全然思わなかった。

 ただ、一個だけ・・・。みーちゃんに

 会いたいなって思ってた。

(涙を堪えきれない未知)

亮) ん?

(未知の横に座る亮)

亮) ごめん、結局泣かしたわ。

(亮の胸にパンチする未知)

亮) いってえ・・・。

(亮の胸に顔を押し当てる未知)

亮) やっぱ、泣くか怒るかどっちか。

未知) うるさい。

(未知を抱きしめる亮)

 

**********

 

<永山家>

菅波) 本当に、海のそばなんですね。

 なるほど・・・こういうことか・・・。

 なるほど。

(キョロキョロ落ち着かない菅波)

百音) 先生。

菅波) はい。あっ・・・。

 極力、冷静に振る舞いますが、

 もし僕が何か、おかしなことを

 口走り始めたら、全力で止めて

 ください。

百音) 分かりました。

(菅波を見つめる百音)

菅波) 僕より、緊張してらっしゃる?

百音) では。

菅波) 行きますか。

百音) はい。

(百音についていく菅波)

百音) ただいま。

菅波) お邪魔しま~す・・・。

 

**********

 

<座敷>

(振り子時計の音)

亜哉子) 本当にすみません。

菅波) いえ・・・。

亜哉子) 急にさっき出かけてっちゃって。

 銀行で何かあったとか・・・。

百音) 今日祝日だけど・・・。

龍己) 逃げだんだろ。

 

**********

 

まずは菅波VS亮の巻。何だかんだ言って

余裕なのがいい。結婚の挨拶は不安でも、

百音との関係には、絶大なる自信がある。

 

亮) そんなに、大事だと、
 怖くなりませんか?
 そんなに大事な人も、
 いつか、なくすかもしれない。
 もしも、その人が、
 目の前から消えたら・・・。
菅波) 怖いですよ。
 残念ながら僕らは、お互いの問題
 ではなく、全くの不可抗力で、

 突然大事な人を失ってしまうという

 可能性をゼロにはできません。
 未来に対して、僕らは無力です。
 でもだから、せめて今、目の前にい
 るその人を最大限大事にするほか
 に、恐怖に立ち向かうすべはない。

 

うん。多分何をどうしたって、人の死には、

後悔がつきまとう。大切な人ならなおさら。

ただその後悔の大部分は、言えなかった、

できなかったこと。だったら今できるのは、

大事に思っていると・・・相手に伝えること。

相手の話を聞いてあげること。ケンカをし

ても、出かける前に仲直りすること。あと

で後悔するぐらいなら、今やさしくしよう。

今最大限に大事にしようと思うことぐらい。

なるべくそうしようとは心掛けているけど、

ついつい油断しそうになっちゃうからね~。

 

そういうのは、

俺だから感じてやれんだよな。

ほかのやつには絶対分かんない。
でも俺なら、みーちゃんが抱えてる
もん、分かんなくても想像できる。
それは、俺らだからだし。

みーちゃん、心の底から笑えるように

してやれんの・・・多分俺しかいない。
いつか、笑えるようにしてやる。

 

やるじゃん! ちゃんと言えるじゃん。心を

決めたら、やるときはやる男、りょーちん。

ず~っと微妙な距離を取っていただけに、

焦らされて・・・待たされてのハグに胸熱!

みーちゃんが苦しそうだってこと、何かを

心に抱えてるってちゃんと気付いてたね。

亮も、ちゃんとみーちゃんのことを見てた。

まだ「あの日」を語っていないみーちゃん。

亮が心を決めてくれたから、みーちゃんも

ようやく本音が言えるようになるかもね~。

 

明日はいよいよ菅波VS耕治! 俺たちの、

キョドる菅波の可愛い姿が見られるかも?

あ~もう、思う存分ニヤニヤしたいわ~!

 

 

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