「ちむどんどん」第106回~うちは矢作さんとは違います! | 日々のダダ漏れ

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ちむどんどん 第106
第22週「豚とニガナは海を越えて」
うちは矢作さんとは違います!

 

 

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暢子) よろしくお願いします。

 

ちむどんどんの売り上げは、落ち込む

一方で、暢子の悪戦苦闘の日々は

続いていました。

 

男性) 豚足? 豚の耳?

暢子) また、よろしくお願いします。

男性) いや~やめとこやめとこ。

暢子) よろしくお願いします。

 

**********

 

暢子) 開店から2か月…。

 このままお客さんが来なかったら…

 矢作さんに給料が払えなくなる。

 

**********

 

<ちむどんどん>

智) 食欲が落ちてる?

 あの暢子が?

歌子) 最近、お代わりを

 全然しないわけさ。

智) お代わりをしない。

 暢子が? しんけん?

和彦) お医者さんは、全て順調だって

 言ってる。だけど、このまま食欲が落

 ち続けると、おなかの子にもよくない

 んじゃないかって心配で。

矢作) むちゃだったかもな、

 身重の体で独立は。

(封筒を手に2階から降りてくる暢子)

智) 暢子…。

暢子) 智、遅くなってごめんね。

 これ、先月分。

智) うちは、後回しでいいよ。

暢子) あっ、駄目、受け取って。

智) 俺と暢子の仲だのに。

暢子) それとこれとは話が別さ。

矢作) 休憩時間。

 ラーメン食い行ってくる。

智) 店が困ってるのに、ひと事ですか?

 いいアイデアないんですか?

矢作) それを考えるのは経営者の仕事。

智) 矢作さんにも問題あるんじゃ

 ないですか?

矢作) あ?

暢子) 矢作さんはきちんと

 やってくれてるさ。

矢作) 問題があるとすりゃ

 厨房の外のこと。

智) じゃあ歌子のせいか?

矢作) そうは言ってねえよ。

暢子) 歌子は何も。

矢作) 慰め合ってる暇があったら、

 もっと根本的な解決策考えろ。

智) 暢子は毎日一生懸命…。

矢作) 一生懸命は誰でもできる。

 客商売は結果が全てだろ。

 早めに閉店した方が、傷は浅くて

 済むんじゃねえか?

暢子) 何があっても、

 このお店は閉めません!

矢作) 結果が出せなきゃ潰れちゃうの。

暢子) うちは矢作さんとは違います!

和彦) 暢子…。

矢作) 約束、覚えているよな?

 一日でも給料が遅れたりきっちり

 全額もらえねえなんてことがあっ

 たら俺は即辞める。

暢子) 分かってます。

矢作) 俺は、この店と心中

 するつもりはねえから。

 

**********

 

<2階>

(暢子が帳簿を見ている)

(歌子が来る)

歌子) さっきのは、

 ちょっと言い過ぎと思う。

 イライラしてしまう気持ちは

 分かるけど、何もかも、

 一人で抱え込まないで。

 はい。お昼ごはん。

暢子) ごめん、

 今はちょっと…。

歌子) 大したことできないけど、

 うちは、暢ネーネーのためなら、

 何でもするから。

 はい。少しでも食べてね。

暢子) 歌子…。

 ありがとう。

歌子) うん。

 

**********

 

<厨房>

(暢子が2階から降りてくる)

(仕込みをする矢作の前に立つ)

暢子) さっきは、ごめんなさい。

 つい、カッとなってしまって、

 大変失礼なことを言いました。

 本当に、ごめんなさい。

(頭を下げる暢子)

矢作) 大したもんだ。

 俺は自分の店が傾き始めた時、

 客が来ねえのは全部天気や

 不景気、従業員のせいにして

 周りに当たり散らした。謝ること

 ができるお前は、大したもんだ。

暢子) 本当に、

 申し訳ありませんでした。

 今後も、よろしくお願いします。

(頭を下げる暢子)

 

**********

 

<猪野養豚場>

寛大) ご覧いただいたとおり、うちは

 大規模な養豚場ではありませんが、

 その分一頭一頭に、目が行き届い

 ております。どうぞ。どうぞどうぞ。

ホテル社員) 失礼いたします。

寛大) どうぞ。

ホテル社員) では、失礼いたします。

 いや~私どもの、ホテルの料理長が

 どうしてもこちらの豚を仕入れたいと

 いうのでお邪魔したんですが、確か

 にこの環境なら品質も信頼できます。

賢秀) 大切に育てた、豚だから、命に、

 きちんと感謝して、内臓、骨や皮まで、

 残さずきれいに届けたいんです。

ホテル社員) いや~立派な息子さん

 じゃないですか。

賢秀) 息子? 

 いや、俺、いや、ぼ…僕は…。

清恵) あっ、いや…。

寛大) あの、私の、娘は、こっちで。

ホテル社員) あ~お婿さん。

 いいですね。娘さん夫婦が

 後継ぎなら頼もしい!

 ハハハハハッ…。

清恵) いや…。

ホテル社員) これはもう、

 こちらで決まりだね。

ホテル社員) だね。

清恵・賢秀) ありがとうございます!

ホテル社員) では契約の件、最後に

 いくつか確認だけ、お願いいたします。

涌井) 猪野さ~ん。こんちは~。

寛大) 涌井…。

清恵) 何で…。

涌井) これのおかげで、

 やっとたどりつけたぜ。

(賢秀の名刺を見せる涌井)

清恵) 帰って。

涌井) すぐ帰るよ。

 慰謝料さえもらったら。

賢秀) いしゃりょう?

涌井) お前は一方的に、

 円満な夫婦関係をぶっ壊した。

 俺はお前との離婚で、精神的

 苦痛を味わった、被害者。

賢秀) りこん?

涌井) 何にも知らねえの?

清恵) やめて!

涌井) だったら払うもんきっちり払え!

ホテル社員) お取り込みのようなので、

 本日は。またご連絡さして頂きます。

寛大) いやいや違うんです。

ホテル社員) 失礼します。

寛大) 違うんです、

 ちょっと待ってください。

 待ってください!

涌井) これで最後の手切れ金

 ってことでよ。

清恵) 放して。

涌井) 清恵! 

清恵) 帰って!

涌井) なあ!

寛大) おい。

 放せ。話は、あっちで。

(寛大と出ていく涌井)

(清恵も飛び出す)

 

**********

 

(日の暮れた事務所に賢秀) 

(寛大と清恵が戻ってくる)

賢秀) 親父さん…さっきのホテル

 から電話で、取り引きは、白紙に

 戻させてくれって。

清恵) ごめん、私のせいで。

寛大) お前は悪くない。

(立ち去る清恵)

寛大) すまん。

賢秀) 何があったんです? あの男と。

寛大) 結婚してたんだ、清恵。

 18で家出して、二十歳の時だ。

 ひどい目に遭ってた。俺が見つけ

 出して、金を渡して別れさせた。

 こっちの身元も、連絡先も明かさずに、

 そのあと一切連絡を絶った。

賢秀) じゃあ、俺のせいで…とうとう

 見つかってしまったわけですか?

寛大) だが、今きっちり話をつけた。

 こんなこともあるかと思って俺なり

 にあちこちに手は打ってあった。

 だからこれで、完全にあの男とは、

 縁が切れた。ちょっと疲れた。

(奥へ行く寛大)

(自分の名刺を握りしめる賢秀)

 

**********

 

<看板の明かりの消えたちむどんどん>

(二人の前に二ツ橋)

和彦) 何か、いい打開策は

 ありませんかね。

二ツ橋) 必要経費を見直した

 方がいいと思います。例えば、

 仕入れ原価を、抑えるとか。

暢子) 仕入れの質を落としたら、

 もっとお客さんが来なくなるんじゃ…。

二ツ橋) 暢子さん、

 ちょっと、聞いていただけますか。

暢子) はい。

二ツ橋) 私は昔、レストランを開いて、

 潰したことがあります。私なりに、地獄

 を見ました。最後は、息をするのも苦

 しくなり、誰も、信じられなくなりました。

 飲食業は、どんな高級店でも、所詮は

 水商売、と、呼ばれることもあります。

 水商売の語源は江戸時代。芸者さん

 の仕事のことを、「泥水商売」と呼んだ

 ことから始まったという説があります。

暢子) 泥水?

二ツ橋) 一見華やかに見えるけど、

 実態は、泥水にまみれるような大変

 な仕事。流れる水のように不安定で、

 大雨が降れば、流されてしまう。日

 照りが続けば、干上がってしまう。う

 まくいかない時に、目を瞑って、耳を

 塞いで、ただひたすら頑張るのは、

 私は反対です。しゃにむに突き進む

 より、失敗を認めて、やり直す方が、

 勇気が必要で難しいことです。

 私はそれが、できませんでした。

 うまくいかない時は、たとえ悔しくて

 も悲しくてもやめてもいいんです。

 一度止まって、休んでもいいんです。

 あなたは、飲食店で成功するために、

 生きているわけではありません。

 幸せになるために、生きてるんです。

 

**********

 

あ~あ…。相変わらず自分自分で余計なこと

しか言わない暢子。うんうん、そりゃ矢作とは

違うよ。料理人としての覚悟が根本的に違う。

(ちなみに中の人の役作りへの覚悟も違うw)

 

矢作が言うことはすべて正論なのに、商いの

先輩のはずの智はただただ暢子を甘やかす

ばかり。智にこそ、正論を言ってほしいのに。

房子の、親切すぎる忠告を聞かずに突っ走っ

て、ほらやっぱりな失敗を見せられる。一体、

何のバツゲーム? 大人たちが、たまにいい

ことを言いに来て、頷いてはすぐに忘れてし

まう、成長しないヒロインと、そして家族たち。

 

うまくいかない時は、たとえ悔しくて
も悲しくてもやめてもいいんです。
一度止まって、休んでもいいんです。
あなたは、飲食店で成功するために、

生きているわけではありません。
幸せになるために、生きてるんです。

 

そのとおりなんだけどね。その言葉が心に響

くヒロインじゃないから…。心から心配して言

ってくれているだろう二ツ橋さんが気の毒で。

 

そしてまたもや猪野養豚場にチンピラが登場。

とっとと警察に連絡すればいいのに。かたくな

に警察の介入を拒む、「ちむどんどん」の世界。

 

こんなこともあるかと思って俺なり
にあちこちに手は打ってあった。
だからこれで、完全にあの男とは、
縁が切れた。ちょっと疲れた。

 

これは…殺ったな。跡形なく、解体された…?

なんて妄想が始まってしまうぐらい寛大さんが

殺し屋の目をしていて怖かった。アキサミヨー。

 

 

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