「ちむどんどん」第107回~とにかくどんな時でも、食べるの | 日々のダダ漏れ

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日々想ったこと、感じたこと。日々、見たもの、聞いたもの、食べたものetc 日々のいろんな気持ちや体験を、ありあまる好奇心の赴くままに、自由に、ゆる~く、感じたままに、好き勝手に書いていこうかと思っています♪

ちむどんどん 第107
第22週「豚とニガナは海を越えて」
とにかくどんな時でも食べるの

 

 

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<猪野養豚場>

賢秀) 俺にウソをついて、

 だましたわけ?

清恵) 前に話した。

賢秀) 前に?

清恵) 家出同然で飛び出して、悪い男

 に引っ掛かって、借金地獄になって。

賢秀) お前の話だったわけ?

清恵) 誰の話だと思ってたの?

賢秀) 何で、友達の話って。

清恵) 全部私の話。普通分かるでしょ。

賢秀) あの男と、結婚してたのか?

 結婚してたことを隠して…。

清恵) 一緒でしょ。

 養豚の仕事してること家族に隠して、

 ビッグなビジネスだの、グレイトにな

 るだの、ウソつきまくってんじゃん!

賢秀) 黙れ!

清恵) いい年して倍にして返すだの、

 沖縄の一番星だの言いながら、

 簡単に変な話に引っ掛かって…。

賢秀) 出ていけ!

 お前の顔とか見たくない!

清恵) 悪いけど、ここあたしんち!

賢秀) だったら俺が出ていく!

清恵) 勝手にすれば!

賢秀) 全部終わりヤサ!

(賢秀のクシャクシャの名刺を拾う清恵)

 

**********

 

<朝・事務所>

賢秀) 親父さん、

 長い間、お世話になりました。

(頭を下げる賢秀)

寛大) 清恵が出ていった。

賢秀) はっ?

(クシャクシャの名刺の裏に、

 清恵の文字)

賢秀) 「さようなら、

 私が出ていきます 清恵」。

 

**********

 

<ちむどんどん>

坂田) 一応、私ども信用金庫としても、

 相談はしたんですが、追加融資はやは

 り…。ここから先は、無駄な経費を切り 

 詰め、経営の健全化をご提案するほか

 には…。そうだ! 以前頂いた計画書

 と、現在の出納状況を見比べると、人

 件費が、かなり高くなってます。

暢子) それは、きちんとした技術と

 経験のある料理人さんに働いても

 らうことになったので。

坂田) 仕入れ原価はどうです?

 例えば、豚肉。わざわざ沖縄から

 仕入れるから、運賃分高くなって。

暢子) うちの希望どおりに加工してくれる

 仕入れ先が関東では見つからなくて。

坂田) ああ…では、やはり人件費。この

 料理人さん…要ります? 現状の客数

 なら、多少レベルが低くても、人件費の

 安い、料理人の方がいいのでは?

暢子) いや、今はそうだとしても…。

坂田) 今でしょ? 

 資金繰りに困ってるのは。

暢子) それは、そうですけど…。

坂田) ああっ、はっ…しまった!

 私、次の約束が。すいません。

暢子) あ…あっ、あっ…。

坂田) ごめんなさい。

 何か途中で…無念です。

 すいません、失礼します。

歌子) ネーネー、

 何か手伝えることある?

 どんなことでも。

暢子) そしたら、

 買い物お願いしてもいい?

歌子) うん。

暢子) 矢作さん、

 もうすぐ来ると思うから。

歌子) 任せて。

暢子) ありがとう。

歌子) お帰りなさい。

和彦) ただいま。

歌子) 行ってきます。

 

**********

 

<2階>

和彦) 原稿料、入ったから。

 これだけ、なんとか。

暢子) ありがとう。

 本当に、ごめんね。

和彦) なんとかなる?

暢子) 支払いは何とか。だけど、

 矢作さんの給料までは…。

和彦) ずるずる引き延ばして、結局

 辞めてもらうようなことになるより、

 早めに次の仕事を探してもらった

 方が、誠実だと思う。

暢子) うん…。

矢作の声) おい! 

 おい、いねえのか!

 

**********

 

<厨房>

矢作) あ~あ…。

和彦) どうしたんです?

矢作) どうしたもこうしたも

 見ろ、これ。あ~もう…。

(鍋に焦げ付いた豚肉)

暢子) まさかやー…。

矢作) 火かけっ放しで店空ける

 バカがどこにいんだよ!

暢子) すいません。

矢作) 材料を無駄にするようなや

 つに、経営者なんか務まるか!

 しっかりしてくれよ…。(舌打ち)

 はぁ~…。

 

**********

 

(鍋を磨く暢子)

(戸が開く音)

暢子) すいません、まだ…。

 しーちゃん、波子さんも…。

重子) 近くまで用事で来たから、

 ついでに。

波子) 失礼します。

暢子) すいません、

 まだ、準備中で…。

重子) いいの。すぐ帰りますから。

 あ~また大きくなったわねぇ!

和彦) 母さん!?

重子) それで、どっち?

暢子) えっ、どっち?

重子) 決まってるじゃないの。

 男の子? 私は、女の子じゃない

 かとにらんでるんだけど。

和彦) そんなのまだ…。

重子) 女の子ならピアノを習わせ

 ましょう。習い事は…。ピアノで

 決まりね。

(持って来た風呂敷を開け、

 おもちゃのピアノを出す重子)

和彦) まだ生まれてもないのに…。

重子) 波子さん。

波子) はい。

 

**********

 

(重箱に入った弁当)

波子) こちらが、スケトウダラと車麩を

 使った煮しめ。こっちが菱の実ご飯。

 どちらも栄養満点です。私の田舎で

 は、菊は、妊娠中や授乳時に欠かせ

 ないもので、こっちのいごねりは、貧

 血予防。プロの暢子さんにこんな田

 舎料理、差し出がましいと思ったんで

 すが。

重子) たまには沖縄料理じゃない

 ものもと思って。

暢子) こんなにたくさん…。

重子) あなたのためじゃない。

 おなかの子が食べるの。

 毎日3食規則正しく食べてる?

暢子) 最近は、あんまり…。

重子) 食べなきゃ駄目!

 何があっても食べるの。

暢子) はい…。

重子) おなかがすかなくても

 頑張って食べる。できるだけ、

 一緒に食べてあげなさい。

 妻にちゃんと食事をとらせる

 のも夫の仕事。

和彦) はい。

重子) あなたみたいに冒険をする

 女の子なんて、私が生きてきた

 世界ではありえなかった。

暢子) 冒険?

重子) 遠い南の島からたった一人

 でやって来て、自分で、舟を作って、

 広い海にこぎ出して、そんな生き方

 ができるあなたが、羨ましい。

 あなたの冒険旅行を、私たちも一緒

 に楽しみたい。あなたの船の、乗組

 員のつもりでいるの。あなたの冒険

 旅行はもう、私たちみんなの冒険。

 もちろん、晴れの日ばかりじゃない。

 大きな波も来る、嵐の夜もある。

 失敗しても、立ち止まってもいい。

 とにかくどんな時でも、食べるの。

 食べて、休んで、前よりもっと強くな

 って、すてきな船長に、お母さんに、

 なってね。

暢子) ありがとうございます。

 

**********

 

<猪野養豚場>

電・寛大) 突然すいません。

 いえ、もしかしたら、またお世話に

 なってるんじゃないかと思いまして、

 ええ、今日でもう、丸3日…。

 分かりました。お願いします。

賢秀) 親父さん! これ。

(ハガキを寛大に差し出す賢秀)

ハガキ・清恵) 「お父さんへ

 208番の母豚(ぼとん)はいつも

 予定日より分娩が早いので、

 気にかけて下さい。清恵」。

寛大) あのバカ、分娩のことより

 自分のこと心配せえ。

賢秀) 捜しましょう。2人で東京に。

寛大) 保証人もいない女が、

 手っ取り早く働くとなれば

 住み込みの水商売だ。

賢秀) 本気で捜せば、

 絶対に見つかります。

 行きましょう!

 

**********

 

<夜の繁華街>

客) ♪「ふたりでドアをしめて」

 しめて~。

 ♪「ふたりで名前消して」

清恵) はいはいはいはい。

 寄り道しないでまっすぐ

 帰ってくださいね。

客) リリィちゃんもね~グンナ~イ。

清恵) はいグンナ~イ。またね~。

(金髪のカツラをつけた、

 派手な化粧の清恵)

(客を見送り、店に戻る清恵)

(店の名は、「ヒットパレード」)

 

**********

 

<ちむどんどん>

暢子) あっ、いらっしゃいませ。

(ガランとした店内を見回す客)

(去って行く)

 

**********

 

<閉店後>

(洗い物をする暢子)

和彦) 何か手伝おうか?

暢子) 大丈夫。

和彦) 子供のためにも、

 早く休まないと。

暢子) 向いていないの

 かもしれない。

和彦) この間、ここで二ツ橋さんが

 言ってくれたこと、覚えているよね?

 

(回想)

二ツ橋) うまくいかない時は、たとえ

 悔しくても悲しくてもやめてもいいん

 です。一度止まって、休んでもいい

 んです。

 

和彦) 一旦店を閉めよう。やめる

 んじゃない。一度立ち止まって、

 じっくり考えて、またやり直そう。

(涙が込み上げる暢子) 

 

暢子は、ちむどんどんを一旦

休業することに決めました。

 

**********

 

いきなりの賢秀の意味不明な台詞に気持ち

のけぞってしまった。賢秀と清恵って付き合

ってたっけ? だました? えっ、誰が、誰を?

社長の娘の婚姻歴を、ただの従業員に言わ

なければいけない理由は? マジで引くわ~。

 

賢秀) 出ていけ!
 お前の顔とか見たくない!
清恵) 悪いけど、ここあたしんち!
賢秀) だったら俺が出ていく!
清恵) 勝手にすれば!
賢秀) 全部終わりヤサ!

 

何だこれ…何の茶番? 終わりもなにも、何

一つ、始まってもいないよね。意味不明すぎ。

 

そしてまたもや、いいことを言いにやってくる

大人、しーちゃん登場! 二ツ橋さん同様に、

言ってることは素晴らしいんだけど…相手が

暢子なので、響かないよなあとしか思えず。

 

遠い南の島からたった一人で

やって来て、自分で、舟を作って、
広い海にこぎ出して、そんな生き方
ができるあなたが、羨ましい。
あなたの冒険旅行を、私たちも一緒
に楽しみたい。あなたの船の、乗組
員のつもりでいるの。あなたの冒険
旅行はもう、私たちみんなの冒険。
もちろん、晴れの日ばかりじゃない。
大きな波も来る、嵐の夜もある。失敗

しても、立ち止まってもいい。とにかく

どんな時でも、食べるの。食べて、休

んで、前よりもっと強くなって、すてき

な船長に、お母さんに、なってね。

 

なるほど。遠い南の島からたった一人でや

ってきた、「うち、冒険王に、コックさんにな

る~!」と冒険を始めた女の子…の話にし

たかったんだね。ワクワクドキドキ、ちむど

んどんする冒険が始まるはずだったのねw

 

食べなきゃ駄目!
何があっても食べるの。

 

波子さんに取り分けてもらっても、しーちゃ

んにあれだけ言われても、一口も食べない

暢子。ここは食べなきゃ駄目でしょうが~。

食べるシーンを入れない演出に心底がっく

り。駄目だこりゃ。説得力がなさすぎるよ!

 

 

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