「らんまん」第111回~第23週「ヤマモモ」 | 日々のダダ漏れ

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日々想ったこと、感じたこと。日々、見たもの、聞いたもの、食べたものetc 日々のいろんな気持ちや体験を、ありあまる好奇心の赴くままに、自由に、ゆる~く、感じたままに、好き勝手に書いていこうかと思っています♪

らんまん 第111
第23週「ヤマモモ」

 

 

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「日々のダダ漏れ」

 

 

牛久が十徳長屋を旅立つ日、

竹雄と綾が土佐を引き払い、

東京へやって来ました。

 

**********

 

寿恵子) 最近ね、や~っと分かって

 きたんですよ。学者としての万太郎

 さんが。

綾) えっ・・・万太郎は、

 昔っからああじゃろう?

寿恵子) う~ん・・・。結婚したての頃は、

 万太郎さんが研究してるの、さみしくも

 思いましたけど、2人でいるのにさみし

 いなんて、おかしいんじゃないかって。

綾) うん・・・。

寿恵子) でも違うんですよ。

 孤独でいいんです。

 万太郎さん優しいから、私が声をかけ

 たら振り向いてくれます。でも万太郎

 さんの根っこは、もっと違うとこにある

 んですよね。植物学者としての根っこ。

 万太郎さんが植物と一緒にいる場所

 へは、私じゃたどりつけない。そばに

 いたいとか寄り添いたいとか、そんな

 ものじゃ届かない。深くて、遠い、澄み

 切った場所。でもそこから戻ってくると、

 私たちのことが、いとおしくてたまらな

 いって顔してるんですよ。

綾) 万太郎は、つくづく幸せ者じゃね!

 お寿恵ちゃんに出会えて。

寿恵子) 私こそ。

 私本当に思うんですよ。

 万太郎さんが、お仕事を成し遂げたら、

 それはきっと、後の世まで色あせない。

(天井一面に干された、

 印刷されたばかりの植物図)

綾) 版元は見つかったが?

寿恵子) あ・・・いえ。

 早く図鑑を出したいんですけど、

 どこも自腹で出せってところばかりで。

綾) そう・・・。

寿恵子) 石版印刷は、300も刷れずに、

 細かい線が潰れてしまうことがあって。

 その度に万太郎さんが描き直さなきゃ

 ならないんです。

綾) えっ? おんなじ図版を?

寿恵子) そうなんです。しかも、その

 300冊は、学者の方々や博物館で、

 すぐに売り切れてしまうんです。

綾) そのたんび、おんなじ図版を、

 何度も描くがは・・・。その時間に

 新しい研究もしたいじゃろうに。

寿恵子) 本当にそうなんです!

綾) うん・・・。

寿恵子) はあ・・・。

綾) その先に行くには、何か、

 新しいやり方が必要ながじゃね。

寿恵子) はい・・・。

 

**********

 

万太郎) 今は、わし・・・手紙と一緒に、

 原稿も書きゆう。これまで刊行してき

 た図譜を、説明するための本文の原

 稿じゃ。本文は、活版印刷でするき。

 まあ、図譜の増し刷りは・・・はあ・・・

 そりゃまた、骨が折れるけんど。で・・・

 こっちの原稿は、身近な植物を説明

 しゆうもんじゃ。まあ図譜は学者向け

 で、珍しいもんも多いけんど、まあ・・・

 全国の人らあが知りたいがは、のう?

 そりゃまあこういう・・・。

竹雄) 万太郎。

 ちゃんと寝ゆうがか?

万太郎) フッ・・・。

竹雄) こんだけ描いて、体を壊したら・・・。

万太郎) けんどのう・・・急がんと。

竹雄) 誰かと競いゆうがか?

万太郎) うん。競いゆう。人間の欲望と。

 去年、台湾に行って、初めて、戦いの跡

 を見たがじゃ。人と人との争いが、自然

 よりも大きな力になっちょった。教授方

 には、国から、研究の費用をもらう者は、

 軍人らあに盾つくなゆうて・・・。そりゃあ

 こういう戦争が、この先もきっと、続くゆ

 うことじゃろう?

竹雄) けんど戦争は、軍人らあが外 

 に出ていってやりゆうもんじゃろう?

万太郎) 台湾じゃ、小さな村も、

 戦いの場にされちょった。

 ほんじゃきわしは、早う日本中の

 floraを解き明かさんといかん。

 この国の全ての植物を標本にして

 保管する。そして、全ての植物の

 名前を解き明かして、図鑑に、

 永久に刻む。

竹雄) いつか、失われるかもしれん、

 ゆうがか?

万太郎) 先のことは、誰にも分からん。

(一点を見つめる万太郎)

(万太郎の肩を掴む竹雄)

万太郎) 何じゃ?

竹雄) あ~・・・。あ~・・・。

 わしも急がんとのう。

万太郎) 何を?

竹雄) 峰屋を整理した金と、高知で

 働いて作った金、それから、こっち

 でもしばらく、稼ぐつもりじゃ。

 ほいたら、もういっぺんだけ・・・

 もういっぺんだけ・・・

 挑めるかもしれんじゃろう?

万太郎) やるがか?

竹雄) 当たり前じゃ。わしじゃち・・・

 綾さんの夢、まだかなえちゃあせん。

万太郎) 竹雄・・・。

竹雄) 守り切れんで寿命が来ても、

 死んでも死に切れんじゃろう。

万太郎) そうじゃのう。

 わしじゃち約束した。うん。

竹雄) はあ~・・・さてと、

 腹減っちゃあせんかえ?

 今日の晩飯は、

 義兄ちゃんが作っちゃるき。

万太郎) おっ、

 竹雄義兄ちゃんのオムレツ?

竹雄) いいや。わしと綾さん、峰屋を 

 整理したあとは、高知で住み込みで

 修業してきたき。

万太郎) おお・・・。

竹雄) こっちでも、

 それで商いするつもりじゃ。

万太郎) 商い? 何の?

 

**********

 

久々の綾と竹雄にほっこり。やっぱり

万太郎と竹雄のワチャワチャは和む。

何だかんだいろいろあっても、揺るが

ない信頼関係、人間関係があるドラマ

は安心して見ていられるから好き~。

何気に「竹雄義兄ちゃん」呼びが出て

くるのも良き。これからまた、万太郎&

竹雄が見られるのかしら。良き良き♪

 

 

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