「らんまん」第112回~第23週「ヤマモモ」 | 日々のダダ漏れ

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日々想ったこと、感じたこと。日々、見たもの、聞いたもの、食べたものetc 日々のいろんな気持ちや体験を、ありあまる好奇心の赴くままに、自由に、ゆる~く、感じたままに、好き勝手に書いていこうかと思っています♪

らんまん 第112
第23週「ヤマモモ」

 

 

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竹雄) 万太郎・・・

 波多野さんも藤丸さんも。

波多野・藤丸) はい。

竹雄) ご相談がありますき。

 東京に出てきたがは、

 先生方にお訪ねしとうて。

万太郎) 先生方?

竹雄) 大学に、酒造りの研究をされ

 ゆう先生はおらんじゃろうか?

万太郎) う~ん・・・。

綾) 今でも、ずっと考えゆうがよ。

 どういたら、火落ちを出さんで、

 済んだがか。

竹雄) 火落ちも腐造も、昔っから酒蔵

 は、運が悪かったゆうて諦めてきた。

 けんど酒を造るがは、蔵の神さんじゃ

 なくて、人の知恵じゃろう?

綾) 蔵元が、うまい酒を造りたいがは、

 当たり前の望みじゃ。けんど、私らあ

 に、できたことは結局、昔ながらの

 やり方を守る、それだけじゃった。

波多野) 醸造の教授は、

 日本にはまだいません。

 僕は秋から、農業の専門文科である、

 農科大学の教授に就任することが

 決まったんですが・・・。

虎鉄) えっ、教授? 

 おめでとうございます。

波多野) あ・・・いやいやいや・・・。

 あの、でも・・・農科大学にも、醸造の

 教授はまだ一人もいないんです。

竹雄) そうながですか・・・。

藤丸) 俺も、変形菌の論文で卒業した

 から、何でもいいから菌類の研究がで

 きないか探したけど、どこもなくて・・・。

波多野) でもこの先必ず、醸造の研究

 は必要になると思います。

 

**********

 

寿恵子) 私はきっともう、万太郎さんと

 一緒に、日本中を歩くことなんて無理

 かな。だから助手の座は、3代目に

 譲ったのよ。

虎鉄) そんな・・・3代目?

 竹雄さんと、奥様からの・・・3代目?

寿恵子) フフ・・・。不満?

虎鉄) いえっ! わし頑張ります!

 頑張りますき!

寿恵子) あっ、待って!

虎鉄) はい!

寿恵子) あの・・・印刷所って、

 今も変わらない?

虎鉄) あ・・・変わらない、とは?

寿恵子) あ・・・石版印刷よりも、

 もっと一度にたくさん刷れる

 印刷機が、あったらなって。

虎鉄) あ~そんなががあったら

 えいですけんど、ないですき。

寿恵子) そうよね、うん。

虎鉄) そんな印刷機が、

 どっかにあるがですか?

寿恵子) ううん。考えてみただけ。

 気を付けてね。

虎鉄) はい! 行ってきます!

 

**********

 

波多野) 万さん、話したいことが・・・。

万太郎) うん?

波多野) 野宮さん、

 辞表を出すつもりらしい。

万太郎) えっ?

波多野) 僕も今日の夕方聞かされた。

 僕らの発見は、間違いなく大発見

 だった。けど・・・世界からは相当

 疑われた。

万太郎) ほんじゃき波多野は、

 ようけ論文を書いたがじゃろう?

 正当性を何度も主張して。

波多野) まだ世界から疑われるのは

 いいんだ。日本は植物学の後進国

 だし・・・。でも本当にひどいのは・・・

 この日本国内だったんだ。

 第一発見者が元画工。認めないって。

万太郎) いや・・・認めんも何も・・・

 真実じゃろう? それに今は、植物学

 教室の、正式な助手じゃ。

波多野) 僕が研究して、お膳立てして、

 それをたまたまのぞいただけだろうって。

 外国向けの論文を書いたのも僕だ。

 だから僕一人の功績にしろって。

万太郎) そんなが・・・。

波多野) 言ったよ。

 野宮さんを第一発見者として認めない

 のは僕が許さない。僕一人なら、大学

 だろうが学会だろうが、あらゆる賞を

 辞退するって。

万太郎) うん。

波多野) でも、僕は農科大学の

 教授に任命された。

万太郎) あ・・・。そりゃ、教授の話とは、

 また、別の話じゃろう? 波多野は語学

 に強い。植物学以外も、教えられるき。

波多野) そうだよ。もう僕は受けた。

万太郎) え・・・いや・・・。

波多野) 結局・・・僕は野宮さんを

 見捨てたんだ。

(回想・発見した瞬間、

 抱き合って喜んだ野宮の笑顔)

万太郎) はあ・・・。

 

**********

 

藤丸) 注文は、新しい酒がいいです。

 綾さんと竹雄さんの。

 それを飲みたいです。

 すみません。

 俺、きっと無理なんですが・・・。

 無理なのに思ってしまって。

 酒造りの研究・・・俺がやりたいって。

竹雄) 藤丸さん・・・。

藤丸) 菌類なら、何でも好きなんです!

 目立たないけど、実はどんな環境にも

 適応するところ。形を変えても、しぶと

 く生き残っていくところ。けど、菌類の

 研究と醸造は、全く別の学問なので、

 最初から勉強しなきゃなりません。

 でも、今の日本に教授がいなくても、

 外国では研究されてるかも。

 そういった本を読むことなら、

 俺にだってできます!

綾) ありがとうございます。

藤丸) 必要とされるの、いいなって。

 俺の、これまでの時間、何にもなか

 ったとは思いたくない。俺だって、

 何か果たしたくて!

綾) 新しい酒のご注文、承りました。

 きっとうまいです。

 私らの学者先生と造るがですき。

竹雄) 藤丸さん、

 よろしゅうお頼申します。

藤丸) こちらこそ、

 よろしくお願いします。

 

**********

 

(月から目をそらし、

 影の出来た地面を見る万太郎)

万太郎) 野宮さん・・・。

 あなたは去るべき人じゃない。

 

**********

 

日本ではまだ醸造を研究する学者はいな

かったのね。そりゃもう、藤丸しかいない。

藤丸にやってほしい。天職なんじゃない?

藤丸と組んで出来上がる、美味しいお酒

を飲んでみたいよ。頼んだよ、藤丸~!!

 

野宮さんのお話は、ネットでちょっと史実

を知ってしまっているのだけれど・・・さて、

ドラマではどう描くのか? 脚本に期待♪

 

 

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