Euglena with horses -3ページ目

Euglena with horses

自由気ままに生きてます
馬に乗りたい!

なんか、年末年始の徒然日記を書いてたはずなのに、気付いたら真面目な調教記録を長々と書いてしまっていた……


ので、別投稿にしましたアセアセ

興味のある方だけ読んでください。



初乗り会であひたんに乗ってしみじみ思ったこと


サラブレッドは勝手に前に出てくれるから良いよな………


乗用馬は何よりもまず前に出ることから教えないといけないから、それをきちんと理解する前にハミ受けの形だけ作っちゃうと全く前に出ず跳ねるだけの馬になってしまう。そうなっちゃうともう治すのにかなりの時間とエネルギーが必要。

最悪、再調教できなければ、人を落とす馬はお肉になってしまう。


まずは人と馬の信頼関係だね。

引き馬とか手入れからもう始まってる。

人の指示に従うように。馬の好き勝手にさせない。だけど、プレッシャーをかけ続けるわけじゃなくて、フリーの状態を作る。


調馬索も大事。

初めての馬はまだ人の周りをぐるぐる回るってことを知らないから、まずは自分が一緒に引き馬で円を描いて歩いてあげる。丸馬場があると尚良し。その中で声をかけながら停止・発進や速歩も入れる。人の指示に従うようになってきたら、徐々に索を伸ばして追鞭で前へ出してあげる。慣れてきたら人が馬の方を向いても馬が輪線上を走るようにする。

基本的に、推進のときは後ろから。減却のときは前から、プレッシャーをかける。つまり、前に出したいときは人が馬の後ろから追鞭で推進。減速させたいときは少し馬の頭の方に立って声をかける。


手前を変えたとき、調馬索を始めるとき、馬が勝手に走り出そうとするけど、それをさせない。

まあ、休み明けとかで馬が張ってるときは難しいかもしれないけど……走り出すときに横蹴りを繰り出す馬がいるので、なるべくは落ち着いて発進させたいですね。私も調馬索を回すときに走りざまに飛び蹴りされて大腿を負傷しました。昇天

自分の安全第一です。


速歩、駈歩、常歩、どれも同じテンポで落ち着いた運動をさせる。後肢の踏込みが足りないときは、後ろから追って推進。馬がリラックスしてきたら次第に頸を前下方に伸ばし始める。それがウマ馬くいっている合図。頭頸の伸展ってやつですね。


減速がなかなかできないとき(ex.速歩から常歩に落ちない)、馬の前に行きすぎると馬が人の方を向いて内に入ってくるときがあって。そうすると、馬は勝手に中に入れば運動をやめられるということを憶えてしまうので、あまりよろしくない。例えば、調馬索で初心者を乗せて教えてるときにこれをやられると多分その人は落ちる。

ので、調馬索をやめるとき、あるいは手前を変えるとき、馬を止めようとするときは、必ず人の方が馬に近寄って輪線上で止めるようにする。馬を中央に引き寄せるのではない。

そのときは、人が馬の前方から徐々に近寄ってスピードダウンさせる。


調馬索では、馬の調教道具が色々ありますが、私が一番好きなのはシャンボンです。

サイドレーンとかペソアシステムとかもあるのですが、シャンボンの一番の特徴は、馬が前に行く力を妨げないという点。

どの道具も目的は頭を下げさせて後肢を踏み込ませるということだけど、サイドレーンは抑制力が強すぎてハミを強く後ろに引いてしまうこともあるので使うのに少し技術が必要。私の調教してた馬でサイドレーンを使ったとき、頭を上げてぶっ飛ぶことはなくなったけど、前進気勢がなくなったことがあるので要注意です。(長さが短かったか、推進が足りなかった可能性もありますが…)

ペソアシステムは詳しく知りません。


シャンボンは、腹帯からうなじを通ってハミに紐をつなぐ。左右で2本。下の画像の左の方です。

(因みに、右はゴッグ)




Wikipedia Chambon より拝借

https://en.wikipedia.org/wiki/Chambon


これは頭を上げたときに作用して、うなじとハミにプレッシャーがかかる。頭を前下方に伸ばすとリリースされる。ハミを後ろには引っ張らないので、馬は気持ちよく前に動くことができる。

シャンボンを使うときに気をつけるのは、ただ前のめりな運動をさせないこと。しっかり推進しないと頭頸の伸展ではなく、ただダラダラしてるだけになってしまうので、頭を前下方に伸ばしてさらに後肢を踏込ませることを意識しておく。

ゆったりしっかり、焦らせず動きを大きく。




乗るときは、馬の邪魔をしない。人の扶助で前に出たときに、手とかバランスでそれを妨げない。

手綱は必ず張りっぱなしにならないように。私の場合、短く持ちすぎる節があるから遊びを作っておく?イメージ。


乗ることに関してはまだまだ私もわからないことだらけで技術もないので、教えられることはあまりありません。


ので、今日はとりあえずここまで。


最後まで読んでくれてありがとうございました。

なにか、ここ違うよ、とかあればコメントで教えて下さいおやすみ


ではでは(^^)/

こんばんは。



とりあえず近況報告。

年末年始は神戸の祖父母の家で過ごしました。

フロンテアで花嫁修業(笑)したおかげで少しは料理が楽しく思えるようになったので、おせち作りにお雑煮と家事手伝いを頑張りました。

少しずつ、祖母の味を憶えていきたい。



ちなみに、うちは白味噌派です。

くわえは嫌いです。










元旦はお雑煮作っておせち食べて、夕方の飛行機で神戸から札幌へ。

2日に馬術部の初乗り会に参加するためでした。

初乗り会は、あひる(アップヒルティガー/北騅)に乗らせていただきました。ベイスンが人を乗せてるのに突然雪の上で寝転び始めて、あひたんびっくりしてた笑笑
でも良い子でした🐎☺️

これについては次の記事をご覧ください。










2−4日まではフロンテアに行ってあい姫(+その他)初乗り。毎日パーティでした笑

  3人でお散歩行ったは良いものの、試される
↓ 大地に厳しい一撃を食らったときの写真





あい姫飛び出すハート








セリーナ嬢







番長ソルティーナ










そして、1月5日から12日までは、家族で沖縄に行きました。

弟の沖縄勤務が3月で終わるのでそれまでに行こうという目的でした。

何をするとかどこに泊まるとか一切決めてなくて、かろうじて決めてたのはうるま市の宮城島で乗馬をするということだけ笑笑



行き当たりばったりな旅でした。



まず、5日に行って6日に乗馬予約してるのにレンタカー予約してなくて、焦って、閉店間際のレンタカー屋に電話しまくったけど、6人乗れる空いてる車両ほとんどなくて(ハイシーズンだから当たり前)、悩んでるうちに閉店して電話が繋がならなくなり、タイムズカーシェアを検討するも、私も父親も会員登録してなくて、登録をネットでしようとしたら免許証の住所が現在の住所と違うのでできなくて、ファミマの登録機があるところまで歩いてとりあえず父親に登録してもらって、私もなんとか誤魔化して登録できて、フリード1台がたまたま空いてて予約できて、11時の予約に間に合って、ふぅ~~~〜〜〜〜

とため息。

何事も、直前は良くないね。
余裕を持ったスケジュールを立てないと。
まず、計画を立てる努力をしよう。

と、心に誓ったのでした。





話は戻り、

肝心の乗馬に関しては、最高でした!!!!

沖縄本島から車で橋を渡った、宮城島にあるアットホームな牧場、みつば牧場さんにお邪魔しました。

始まりはInstagramからです。

あい姫と同じ河原毛の道産子、ダイズ君が来たという記事から見つけて、記事を遡っていたら、なんとジャックラッセルテリアのマールーちゃん(うちのおこげにそっくり!)までいて、共通点が多すぎて思わずコメントをしたら丁寧に返信をいただき、沖縄に行くという予定が立ったときに一番に行きたいと思ったのがみつば牧場さんでした。








似なくてもいい共通点がもうひとつあって、ダイズ君もなんとあい姫と同じ蹄葉炎を患ってしまったという……
道産子の宿命なんだよなあ。
素食に耐えてきた品種だから、とうしても過食に弱いのよねえ。
人間で言う糖尿病みたいなもんです。
高栄養のもの(穀物など)を食べすぎると蹄の血流が悪くなり、悪化すると蹄が変形して壊死してきたりもする。
馬の蹄ってポンプの役割もあって、歩いたり走ったりすることで肢から血液を心臓に送り返すんだけど、厩舎でじっとしてることが多いと、うっ血しちゃうってことなのかもな。
別に動いてない訳じゃなくても、食べ物が多すぎて相対的に運動量が少ないと発症しちゃう。

あい姫は2019年の夏に発症したけど、そのときは私が東京に研修で戻ってきてて、北海道にほとんど行けなかったからあい姫に乗る人が全くいなくなってしまった。そして、飼いもしっかり仕事してる他の馬と同じ量もらってたから、かなり体型も太ってしまってた。
発症してからは、脚が痛すぎて飼いも食べられなくなってしまったらしい赤ちゃん泣き
それからはえん麦やヘイキューブの量をかなり減らして、とにかくダイエット。
冬になってようやく歩様が改善した。
運動再開できたのは翌年の夏くらいだから、1年かかった。

以降は、体型維持と定期的な運動を心がけてなんとか小康状態を保ってます。
蹄葉炎は一度発症すると治ることはないので、一生付き合っていかないといけない。
これも糖尿病と一緒。
進行しないように抑えるだけ。

まあ、私と同じ持病持ちになったということね。
うまく自分なりに対処できるようになっていくしかない。



私以外の家族は全員ほぼ初心者でしたが、ピースくん、ハルくんとベテランの2頭が大人しく、辛抱強く(特にアングロアラブのハルくん。乗り代わった3人とも80キロ超え……よく耐えてくれました…)運搬してくれたので、じじばばも怖がらずに乗れたようです。

フロンテアでじじばばおば私の4人で2018年に海外乗に行きましたが、そのときは放任主義で怖かったらしい…タラー(為せば成る的な方針です笑)
最初はもう乗らへん!!と言ってたけど、おばや私、父おじが楽しそうにポコポコ乗ってるのを見てようやく乗ってみると…にやり
安心して乗れたみたいです。2頭ともありがとう。


私はというと、
なんとなんと!!!
まだお客さんを乗せたことがないダイズ君に特別に乗らせていただきました…………!!!!泣き笑い
蹄葉炎でお休みの期間があり、ようやく調教再開しまだオーナーのけいさんしか乗ったことはないけど、ひなさんならと許可をいただきました……

脚に敏感だということで、かなり気をつけて、脚立から乗って、必ず中心に乗るように。
鞍がブリティッシュだけど、革でなく布?で濡れても大丈夫らしい。頭絡もハミがなくて手綱を引くと鼻が締まる仕組みになっているもの。勉強になる。
道中はずっと砂川さんに引き馬して頂き、沖縄について、馬たちについて、色々お話聞くことかできた。馬たちが好む葉っぱを把握しといて、草刈りに行くそう。
なんと!バナナの葉っぱも好物らしいバナナ
固くてあんまり美味しそうじゃないけどなぁ…

ダイズ君、基本とても良い子で、物見もあまりしない。だけど、膝下の脚が少しでもお腹に当たるとビクッと前に飛び出そうになる。
今まで、道産子ってどんどん蹴ってもあんまり反応しないイメージだったけど、そうじゃない子もいるのね。

砂浜に出たら、気持ちよかったのか突然(前掻きとかの前兆全くなし)膝が折れて寝転び始めたので、すぐ降りた。起きた後すぐに飛び乗りしたら驚いて走り出したのでここで落ちたらまずい!となんとか体制崩さずすぐに跨った。そしたら落ち着いた。
フロンテアの新馬で鍛えたバランス力、ハンパじゃないな笑。さくらありがとう。笑笑

とにかく楽しかった!
今度行った時はダイズ君と速歩駈歩もしてみたいね~馬















参考までに、うちのあい姫↓ 






沖縄の旅について全部書こうと思ってたら、みつば牧場だけでいっぱいになってしまったので、また別の機会に書きますあせる

ではでは(^^)/