【映画感想】百円の恋 | もものすけの気ままなブログ

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千葉県木更津のご当地ヒーロー『鳳神ヤツルギ』のエンディングダンスが、大好きな人達が集まって作った【ヤツルギダンス部】の部長だったり、ご当地ヒーローに会いたかったりするおなごのブログです。

こんにちは。もものすけです。
先日『百円の恋』という映画を見てきました。
初日で舞台挨拶もありました。
安藤サクラさんのギャップに驚かされるくらいに、別人でした!!
まぁ、当たり前なのかもしれないんですが…。
安藤サクラさん、めっちゃ可愛かったです(*^^*)

百円の恋は、本当面白い作品です!
イン・ザ・ヒーローでも思いましたが、武監督の撮る人間って人間臭くて好きです。
現実に抗いたくて、もがき苦しんでる感じが、好きです。
百円の恋は、より生々しくて体臭が伝わってくるような映画でした。
あと、音楽も素晴らしかったです!
映像と音楽が合わさって、より感情が伝わってくるように感じました♪

見に行ける方は是非とも映画館で、あのスクリーンでご覧いただくことをお勧めします!!


以下、ネタバレ含みますので、ご注意下さいませ~。








あ、三溝さんは相変わらず格好良かったです♪(聞いてない











百円の恋(あらすじ)
斉藤一子(さいとう いちこ)は、実家の弁当屋でだらだらとニート生活。
そこに妹の二三子(ふみこ)が離婚して子供を連れて、帰ってくる。
ある朝、姉妹喧嘩をキッカケに一子は実家を出て一人暮らしを決意する。実家近くに家を借り、行きつけの100円均一コンビニでのアルバイトも始める。
バイト先のコンビニ近くにあるボクシングジムで、練習中の青年に一目惚れ。
後日、その青年が自分の働くコンビニを訪れ商品を忘れて帰ってしまう。
律儀に一子が商品をジムまで届けに行くと、デートに誘われて2人で動物園へ。
そしてまた、彼がコンビニを訪れ自分の試合のチケットを一子へ渡す。
もちろん試合を見に行く一子。そこで、生のボクシングと触れ、何かを感じる。
でも、そんな事より一子は狩野が気になって仕方ない。そして、なんだか知らないが付いてきてしまったコンビニの先輩・野間
がうざくてしかたない。
試合の後、狩野と食事するも野間の調子にのった嘘で狩野は、先に帰ってしまう。
狩野が先に帰った事を知り、自分も帰ろうとする一子だったが、野間に襲われてしまう。
狩野の試合観戦の後、一子は、ボクシングジムに通う決意をし、ボクシングに打ち込み始める。
ある日、バイト先で体調を崩した狩野と再会し、彼を家に連れて帰る。
同棲状態だと感じていた一子だが、狩野にとっては都合の良い女だったらしく、しばらくすると次の女を見つけて出て行ってしまう。
そんな時、母親が腰を痛めたと父から聞かされ急遽実家に戻る事となる。
弁当屋の手伝いをしていると、またも狩野に再会する。
そこで、試合に出る事を打ち明け、来て欲しいと告げる。だが、狩野の冷ややかな反応に腹を立て、一層練習に力を込めていくのだった。
試合当日。
バイトをしていた百円コンビニのテーマにあわせて入場。
一子は、リングに立つ。

と、あらすじはここまでです。
コンビニの人達とか、ジムの人達とかの話を書ききれてませんが…

前半は、ある意味少女漫画のような展開でした。一目惚れの人からデートに誘われて~試合見に来て欲しいって言われて~なんて、そりゃ一子も乙女ですから夢見ちゃいますよ!
でも、狩野の試合の後からどんどんと様子が変わってきます。
まず、一子がよく喋るようになりました。
最初の方は、本当喋るの苦手そうなのにどんどん言いたい事を言える様になっていると感じました。
あと、ツイッターでも書きましたが一子の目が変わります。あの死んだ魚みたいな淀んだ目が、ギラギラしていって試合の時は獣になります。
本当に一子の睨む目は、本当迫力いっぱいでした。世間だったり家族だったり自分だったり狩野だったり理不尽だったり、場面場面で睨むものはきっと違うんですが、あの凄みは忘れられません。

狩野さんは、顔が良いだけのダメ男ですね。あ、でも野間さんにパンチした時はよくやった!って思いましたけど。狩野さんは、悩んでるけど考えてない感じがしました。ずーっと目が死んでる。乳首が気持ちいいポイントのシーンは、脚本家さんこだわりらしいですよ。
最後にちょっといい奴な雰囲気だしてきましたが、誤魔化されないぞ!と思いつつ、少しずつ狩野さんも変わっていけと願います。

野間さん。ウザいキャラ代表くらいウザい野間さん。面倒臭い絡み方とか下心丸出しとかあの乳の揉み方とか全てウザい。もう突き抜けてウザい。ウザすぎて逆に可哀想になってくるくらいウザい方でした。

おばちゃん。コンビニの廃棄弁当を貰いにくるおばちゃん。新しい店長にあげちゃダメだよ。規則だから。と言われても一子は彼女にあげ続けます。どんな時でも明るくて陰謀論大好きで生きる為に多分必死な人。

ジムの会長さん。カップラーメン食べた後にご飯を食べる不健康なおじいちゃん。
なんだかんだ言いつつ、一子が試合に出れる様にしてくれたりする。
病気に気をつけて下さい。

ジムのトレーナーさん。ガッチリ系イケメン。この人の忍耐力を見習いたい。

二三子さん。美人。ヤンママですが、実は良い子っぽい。心配性なんだよ、きっと。

一子の母。実家を出る一子へお金渡すとことか、身に覚えがありすぎて泣けました。

百円の恋は、一子さんのパワーがとにかく凄すぎます。それを周りで支える方達も素晴らしかったです。
みんな、どっかで生きてるんだなと感じました。野間さんは、警察のお世話になっていて下さい。
あと、一子が沈んでる時に流れるブルースがハマり過ぎです。
主題歌もハマりすぎです。百八円の恋。
聴く度に新たな発見のある曲です。

とにかく笑えて痛くて寂しくて愛おしくて辛くて救われる映画です!!
是非とも映画館でご覧くださいませ~♪

最後に舞台挨拶1回目の写真を置いておきます。




写真撮影の時に突然変なポーズをし始める安藤サクラさん。顔が変でもポーズに目がいくから誤魔化せる!(本人談)らしいですが、どんなポーズでもめっちゃ可愛かったです(((o(*゚▽゚*)o)))

新井浩文さんは、思ったより軽いノリのお兄ちゃんでした。映画みたくちょっと眠そうな声かと思ったら、明るくてお茶目でした。朝まで麻雀してこの日は遅刻したそうです。

舞台挨拶で聞いたお話。
映画で狩野が弁当を捨てるシーンがあるんですが、この捨てるって行動は新井浩文さんがシーンの撮影中に提案したそうです。それを本番まで知らなかったサクラさんは、本気で激怒したとの事。
あのシーンの気迫がすごかった理由が、わかりました(笑)
あと、二三子の子供とゲームするシーン。ボクシング始める前と後の2回ありますが、同じ日に撮影したそうです。これは、もう驚きです。どちらもあのだるだる肉体だとは思えません!!新井浩文さんも驚いてましたが、安藤サクラさんって本当に凄い役者さんだなと思いました。

それでは、この辺で。
最後まで読んでいただきありがとうございました( ´ ▽ ` )