もものすけの気ままなブログ -2ページ目

もものすけの気ままなブログ

千葉県木更津のご当地ヒーロー『鳳神ヤツルギ』のエンディングダンスが、大好きな人達が集まって作った【ヤツルギダンス部】の部長だったり、ご当地ヒーローに会いたかったりするおなごのブログです。

こんばんちば。もものすけです。

人狼TLPT#20 STEAMⅡの観劇をしてきました!!!
今回の人狼TLPTは、スチームパンクな世界観がとても素敵でした♪

STEAM公演の世界観は、是非とも公式サイトの過去公演(人狼TLPT#12 STEAM 機巧人形と月の艇)に掲載されている序章をご覧ください。

*STEAMの特徴*
STEAMは、人間(ヒューマン)と機巧人形(オートマトン)の2つの種族が存在します。
ビギニングステージでは、戦争を終結させる為。
ヒューマン・オートマンステージは、それぞれの罪を裁く為に人狼協定(人狼ゲーム)にのぞむというお話でした。

STEAMでは、ゲームとして物語の中に人狼ゲームが登場していると強く感じました。
今まで観たVILLAGEでは実際に村人が人狼に喰われていてすでに人間ではない。MISSIONでは人狼ドラッグをキメて理性を無くした怪物になる。という人狼=人外でした。
ですが、今回は役職として人狼が存在します。
人狼といえども、普通の人間または機巧人形である。というのが印象的でした。

役職の振り分け方は、ビギニングステージは帝国側が人間。コミューン側が人狼。
オートマトン・ヒューマンステージでは、相手の種族を不注意で傷つけた者が人間。故意に傷つけた者が人狼という振り分けになっていました。
(オートマトン・ヒューマンステージの人狼については、ナナさんがツイッターにて真実を解説してくださいました。気になる方は、ナナさんのツイートを探してみてくださいね~)

STEAM公演の特徴でもあるパートナー制度。
登場するキャラクター達は、それぞれ大切なパートナーが存在しています。
人間には機巧人形のパートナー。機巧人形には人間のパートナーがいます。
自分の役職側が勝利しなければ、自分と共に囚われてしまったパートナーも石化してしまいます。自分が石化しても自分の役職側が勝利をすれば、パートナーは助かります。
だからこそ、処刑のシーンでパートナーへの愛を叫んだり大丈夫って言ったり石になる遊びをするって言ったり……。もう本当に自分が石化する恐怖よりも何よりも大切なパートナーを気遣う姿に泣けてしまいました。
臨時法廷から、それぞれの物語や絆が透けて見えるほどキャラクター達の個性が強かったです。
キャラクターみんな大好きです。

STEAMでは、処刑の時は死ではなく石化されるという表現でした。
石化の時の光の演出で、本当に石になったように見えました!
あの演出は、少し眩しいですが好きです♪

STEAMⅡは、各ステージが各々の物語を紡ぎ、その物語が折り重なって大きな物語を生む。
大きな物語は、観測者である観客次第で変化していくという仕掛けがあったというサプライズ。
本当に世界で一つしかない素敵な舞台でした。


*各ステージの感想*
台詞やエンディングの内容は、観劇しながらのメモと記憶を頼りに書いておりますので、
記憶を混同していたり間違いがあるかもしれません。
ご注意くださいませ。
特に今回は、のめり込んでみていたのでメモが少ないのです…。


第3st[オートマトンステージ]
機巧人形のみが登場するステージでした。
機巧人形らしくショッキングな出来事があると機能停止してしまったり、ダンカンさんの正確無比の笛で再起動したり、ランスが不具合おこしたり、叩いたら直ったり。
機巧人形達は、なんだか臨時法廷でも緊張している様子があんまり感じられなかったです。

ゲームは、美人予言者ジンジャーさんとシュールな機巧人形霊媒師メイソンさんの活躍で
4日目には最終日となるスピーディーな展開でした。
ちょっと物足りないかなという気持ちもありましたが、クリスさんの扱いのヒドさやメイソンさんのシュール芸、夜時間でのトークなど、たくさん楽しみました!!

印象に残ったキャラクターは、ハイラムさんとキャロルちゃん。
ハイラムさんの足が長くてビックリでした(゚Д゚;)
なんで、今まで気づかなかったのか・・・
あと、こっそ~り友人達と「では、状況を整理しましょう(MISSIONⅡ:デヴィッドさんの真似)」が聞けるかもとそわそわしていました←ヤメロ
声泥棒ハイラムさん、どんだけ好きなんだって話ですね、ゴメンナサイ。
ロックな機巧人形・ハイラムさん、素敵でした!

キャロルちゃんが、本当に可愛くて天使でした。人狼だったけど天使でした。初日処刑だったけど天(以下略)
私、天使に投票用紙を渡そうと必死になりました。
天使が私に気づいて走ってきてくださいました。天使に渡せて、幸せでした(*´▽`*)
キャロルちゃん、ありがとうございます。

あと、ダンカンさんのデューク愛が聞けて、幸せでした♪
デュークさんは愛すべき馬鹿なんですね( *´艸`)

*エンディング*
役職・人間が勝利をした。自分達のパートナー。そして、夜に襲撃されてしまった機巧人形のパートナーが解放されると機械の音声は告げる。
石化してしまった機巧人形達をみて、ハリエットちゃんは一つ素晴らしい事を思いつく。
キンバリーに石化された機巧人形達を新しく作って貰うでする!
廃材から自分を作ったキンバリーなら、きっと出来るとハリエットは微笑んだ。
生き残った機巧人形達は、新しい希望に目を輝かせる。
その希望を叶える為には全員が心を一つにしないといけない。
自然とハイラムに視線が集まる。
リーダーと呼ばれたハイラムは、全員に並んで床に座るよう促した。
「さ~あ~」
ハイラムの声に続き、全員が歌いだす。
「動き出そう~僕らの世界は~僕らがだ~いじん♪」



第4st[ビギニングステージ]
何故、戦争が始まったのか。そのキッカケはなんだったのか。
機巧人形に心を与える鉱石(クォーツ)とは何なのか。
STEAMⅡの物語が、どんなキッカケで始まったのかが、よくわかるオープニングでした。
あんなに歌が登場するとは思ってもいなかったので、ちょっとビックリしました。
そして、オープニングからちょっと涙が出ました。
ジンジャーさんの過去が、もう辛くて。
サミーさんの「キレイだ」って台詞に、この人ピュアだっ!!って思いました。
レディアイヴィーとスパイクさんのやりとりもめっちゃ可愛かったし、
それを真似するデヴィッドさんとマドックさんもめっちゃ可愛かったです。
テイラーさんの歌声が、素敵すぎました。
デュークさんが、すごく頑張って踊ったり歌ったりしてるように見えて、癒されました。
もうとにかくオープニングから、STEAMⅡの世界にぐわっと引き込まれてしまいました。
これ、人狼TLPTだよね?人狼ゲーム始まるよね?(始まらなくてもいいけど)と、
ちょっと思ってしまう自分がいました。

第4stで印象深かったのは、ハイラムさんの頭のパーツが取れたハプニングです。
ハイラムさんへなんか面白いことしろというフリがあって(確かマドックさんから)、
じゃあ、ハンドスプリングやります!ってやろうとしたら、頭のパーツがとれてしまいました。
見事にポロっと。
素早くハイラムを囲むジンジャーさんやキャシーさん。対応の速さが素晴らしかったです!!
マドックさんは、さすが私の作ったオートマトンだというフォローも素晴らしかったです。
本当にハイラムさんは、沢山の人を笑顔にするエンターテイナー機巧人形ですねっ♪

夜時間の時に行われたスーパールーサークイズも、ものすごく楽しかったです。
スーパールーサークイズとは…
目をつむった観測者(観客)が、声だけでルーサーさんを当てるクイズです。
お題の台詞は、ルーサーさんのキメ台詞「天球儀さ~」
エントリーしたのは、ハイラムさん・スタンリーさん・テイラーさん。
目をつむり、耳に神経を集中させる観測者の皆様。
A「天球儀さ~」 B「天球儀さ~」 C「天球儀さ~」 D「テンキュウブフォッ……」
目を開けると、両手で顔を覆うテイラーさんがいました。
答えは、Aルーサーさん Bハイラムさん Cスタンリーさん Dテイラーさんでした。
テイラーさん、お疲れさまでした(あたたかい目)

ゲーム展開は、人狼が確実に追い詰められていく展開でした。
最初に、女性と男性で分けて推理を進めようという話に。
パンジーさんの性別についての議論が…
いやいや、パンジーさん可愛い乙女ですので必要ないですよ!!
テイラーさんの3日目の投票がマドックさんを信じると言っておきながら、票を重ねないのが
ものすごく違和感でした。
最終日に最後の人狼デヴィッドさんの四面楚歌な状況を観て、
能力者を処刑の流れにするっていうのは、本当にリスクが大きくて大変なんだなと思いました。
そして、マドックさん達に遊ばれるデヴィッドさんが不憫ですが、面白かったです。

印象に残ったキャラクターは、ノエルくんとデュークさん。
論理的で厳しい言い方を選んで使っていて、オープニングのイメージとだいぶ違って
驚きました。でも、エンディングでその理由がわかった時にノエルくんがものすごく
頭が良くて素敵な機巧人形だと思いました。
そして、彼と彼のパートナー・スパイクの目的がものすごく気になりました。
本当に千秋楽を観る事が出来ず、残念です(ノД`)・゜・。

デュークさんは、初日処刑でしたが本当に男前で格好良かったです。
そして夜時間のお話で、ダンカンさんと実は靴がお揃いだったとか
デュークさんには妻と子供がいたが、過去に死んでしまったというお話をきけて
楽しかったです!!
デュークさん、妻と子供を死なせてしまった事を本当に後悔してるんだろうな。
ダンカンさんと年に1回お墓参り行くんだろうな。とか、考えてしまいました。


*エンディング*
戦いが終わった後、ノエルは議論中の非礼を詫びた。
彼のパートナーであるスパイクから、議論の最中は私情よりも冷静に状況を判断する方が
大切だと教わっていた結果であった。
生き残った他の者達は、まったく気にしていない様子で笑っていた。
「ハイラムMkⅡとジンジャーMkⅡを作るのである!」
オータスであるマドックは、また人を笑顔にする機巧人形を作ると、はりきっている。
その様子に、安心したのかノエルはやっと笑顔を見せ、一つの可能性を口にする。
「もしかしたら、石化したみんなを戻せるかもしれないんだ」
自分の胸にある鉱石を使えばそれが出来るかもしれない。
スパイクとその可能性を模索しているというノエル。
ノエルの手伝って欲しいという申し出を断るものはいない。
生き残った者達は、希望に向かって新しい一歩を踏み出した。


以上、感想でした。

人狼TLPT#20 STEAMⅡ本当に面白くて楽しくて世界観が素敵な舞台でした。
人と機巧人形の絆の物語を、また観る事が出来たらと期待しています。
楽しい時間をありがとうございました!!

それではこの辺で。