ベジタリアンメニューを頼む方が増えてきたので、営業方針を少し改善しました。

◉野菜限定のメニュー注文の方には3種類の方がいらっしゃいます🥕

①宗教上の都合で、お肉が食べられない方
②体質、アレルギー、もしくは思考で野菜のみの食事を普段からしている方
③旅行中、野菜食が少なくて、この日は野菜を食べたい気分の方 ・ダイエット中の方(菜食ではなくこの日だけ)

ピンコパリーノは、ワインバーなので
できるだけ全員のお客様にワインを飲んでいただきたい🍷

なので、予約の電話や予約なしの方には入り口で
「ウチは、ワインバーですが…」
とお伝えするようにしている。

イスラムの方はそうですかと言って、自分達がこの国ではマイノリティだと理解し、自ら考えて行動してくださるけれども、

ヒンズーの人、一部の日本人は言葉の意味を理解していないのか、

「ワインバー?それで?」

『あなたはワインバーかもしれないけど、私は飲まないわよ』てな感じで返される。

相手のEQかIQの問題か、私の表現が稚拙なのか原因は追求したくない。

日本人の方は、とにかくご飯が食べたいので、
「は?ワインバー?アルコール飲まないといけないの?ハイボールなら飲んであげても良いけど」

「ワインバーで、私ずっとやってきてるので、どこでも飲めるハイボールじゃなくて、私の選ぶワインを飲んで下さると嬉しいです!」と、言ってみると

大抵、飲んでくださって
「美味しかった🍷」と退店時は笑顔で帰られる。

ヒンズーの方は、
「何も飲まないわ、飲みたくないって言ってんの!」と伝えていたにもかかわらず入店してから、掌返しをされる。

結構、態度も大きくなったり無視されたりする。

なので、
「あなたは、あなたの国や宗教のルールを守りたいかも知れないけど、ウチにはウチのルールがある」と、ピシャリと言うとようやく対等に会話出来る。

彼らにはカースト制があるから、
飲食店の女性なんて、すごく下に見ているんだと思う。

(インド人よ、そんなの私に通用するかよ…ここ、私の店だぜ、雨の夜に野菜だけの飯また探しにこの暗闇の浅草の町彷徨いたいんか?私はもうパスタを茹でているよ…笑)

まぁそんな感じで、私も真っ向勝負をしていたけれど、疲れるので、いちど考え直してみた。

出した結果として、
『質の高いジュースの仕入れをもっと増やして、宗教上に問題のある方のみ、18時以降もジュースで対応できる』と言う風に変えました。

私には、世界に誇る素晴らしいお味のみかん農家の愛媛の宮川 圭輔さんのご実家のジュースもあるし、
青森のりんご農家さんを紹介してくれたお友達も居ます。

日本の魅力を味わって貰えばいいじゃない🍊🍎

いつの日か、私も地球のどこかで食べられないものだけを出される地域に旅行する日が来るかもしれないって、思うと今迄の自分の対応を反省する。

旅は2度同じ所を訪問できるかどうか分からない。

18の頃、婚礼のパーティーでのアルバイトで、「君達は、1日3回婚礼を見るかも知れないけど、この人達は一生で今日一回だけの事だから大切にして」と言われた事を思い出した。

良い上司にちゃんと育ててもらってるじゃない、私🥰良き友も居るし、ホームだと無敵。

アウェイに遠征してきているマイノリティに困惑する必要も意味もなく、
受け入れて良い思いして帰って貰えばいいじゃない。

ポスター作りして文字にしたら
頭の整理ができ、スッキリした。