逆梁工法てのはね。今主流ですよね。
逆梁アウトフレーム工法ってのが主流ですね。

この上記のワードでネットで調べれば、画像は出まくるでしょう。
いろいろなメリットは大きいが、デメリットは「コストが高め」とな。

HOME’Sのっ不動産用語集からの抜粋ですと下記のように書いてあります。

逆梁アウトフレーム工法とは、マンションの住戸の四隅にある太い柱を、
住戸の外側に配置し、梁を天井からではなく、床から立ち上げる工法です。
通常のマンションでは、梁は床スラブの下側(下階の天井側)に出っ張りますが、
逆に床スラブの上側に立ち上げるようにしたものを「逆梁工法」といいます。
また、柱と梁を部屋の外側にずすことで、室内に柱の出っ張りが
出ないようにする工法を「アウトフレーム工法」といいます。
逆梁アウトフレーム工法は、この二つの工法を組み合わせたものです。
柱をバルコニー側に出すことで、室内から柱や梁による出っ張りをなくし、
部屋の四隅まで有効に使えるようになります。
梁はバルコニーの先端から立ち上げて手すりと兼用されます。
天井に梁が出ないため、窓を高くとることが可能になり、
採光や眺望の面でも優れています。

とありまする。

しかしだ。意外に「音」は伝わりやすい。
まぁまぁ、そこは在来工法でも「二重床・二重天井」などにしているし、
フローリングの遮音等級を上げるなりすればいいがな。

大抵がL-45だけどな。L-40の方が良いのだけど、
やはり価格が高いのよ。それにフッカフカな感じするのよね。床が。
それが気持ち悪いって方もいるわね。

まぁまぁ、音はいいでしょう。

最大のメリットは邪魔な「梁」が開口部にないってことさ。
スッキリして使い勝手がいいやな。
ハイサッシを使用できるので、採光を取れる(?)ってことよ。
それを強調するよね、販売側は。

逆梁


こんな感じの図ですわね。

すごく良さそうに見えますね。

ただし。東西南北のどの向きか、どの時間帯かは書いてないよね?

この図で示す「太陽の位置」は、かなり低い位置にあると思いませんか?

ほぼ真横から陽が差しているイメージではありませんこと?

小学校で習うと思いますが、正午ってのは太陽の位置は、ほぼ真上です。
自分の影が真下に来る感じでしょ?

だから、正午ってのは南向きだろうが、どの向きだろうが
上記のように室内に陽が差すってことはないわけよ。

一日のうちで、太陽が真横からくるイメージって、どの時間帯ですか?
影が長くなる時間帯です。
上記の図は、その時間帯を示した図でしょう?

つまり、朝早い時間か、午後3時以降と思うわけよ。
もちろん、季節によって太陽の位置は変わるけどさ。

でも、だからって、上の図は「南向き住戸」ではないと思うわけ。
南向き住戸ってのは、前にも書いたけど意外に室内の奥深くには
光は入ってこないのよ。
(間口の広さによって、変わってくるのはあるが。)

だってそうでしょ?朝陽は東から入ってくるわけだしさ。
南向き住戸(俗にいう「中部屋」って種類だね。)は、真南向きが多い。
開口部が南しかなければ、朝日が入ってくるのは、午前9時以降ではないかな?
そして、昼は太陽は真上だ。午後になって太陽が低くなってきてから
部屋の奥まで陽は差すようになる。でも、少しの時間と思うよ。

いや、明るいよ?採光はあるよ。
でも、室内の奥深くには陽は差して来ないっていってるだけよ。
横から入ってくる時間帯でないと、部屋の奥深くには陽は差さない。
しかし、南向き住戸では、その時は来ないのだ。
秋から冬の時間ならば、少しはあるかなぐらいだ。

つまり、上記の採光イメージは、朝陽か夕陽の時間帯を指していると思うのだ。

東向きか、西向きの住宅だ。

東向き・西向きの住宅であれば、真横から陽が差す時間帯は必ずある。
様々な職種により、お客様の購入希望向きは、昔と違って多様化した。
それなので、東向き・西向きを希望する方も多くなったのだ。
朝が早い人は東向きがいいとか、夕方の時間帯が大事だから西向きが良いとかね。
(いや、それでも南向きの人気は高いですよ、そりゃ。)

しかしだ。

採光だけで考えれば、上記の図のように陽は入らない。
逆梁アウトフレーム工法のデメリットは、バルコニーが分厚いコンクリートに
なるということが一つある。

その分、バルコニーの奥行きも狭くなるのだが、それはいいや。

横から(もしくは少し上の角度から)陽が来たならば、
分厚いコンクリートが邪魔をする。
バルコニーの両端にもコンクリートの柱が立っている。
アウトフレーム工法だから、そりゃそうなる。

結構、採光の邪魔をするわけよ。

上記の図みたいにはならないこと甚だ多し。

下手すりゃ、従来工法の方が採光があるなんてことも当然にある。

工法だけではなく、「向き・高さ」によっても、採光は違ってくるのさ。

良い点は、ハイサッシになれば視界が増える。
それにより、光量が増える。
見た目も眺望も良くなるかもだ。

目に入ってくる情報が多い場合もあるからね。

結論からすれば、上記の図のような「採光イメージ」には
ならないと思えるのよ。

まぁ、「採光イメージ」としてるからね。

あくまでも「イメージ」だからね。
ちゃんと「逃げ」が打ってあるわけよ。

南向きだから。逆梁アウトフレーム工法だから。

間違いない物件だっ!ってことにはならないと、肝に銘じておきましょう。

向き・高さ(階数)・立地条件などによって、大きく変わる。

現地見ないと分かりませんよ。

足を使って動きましょうね。

ちゃんと、何向きによっても見る時間帯も変えないと意味はないですのよ?

そのために、営業マンをうまく使わないとさ。

うまく自分の希望条件を曝け出して、営業マンに気づかせて。

手足のように、うまく使いましょう。

対価にふさわしい動きを見せますぜい?一流営業マンはさっ!

あはははははははははは
(最後がうまくまとまらなかったなぁ・・・・・)