看護師の自分を見直す時間となりました
 

 
今日は
東住吉区の
医療と介護の連携の会に
参加しました

スタイルからは
看護師と
理学療法士と私三人で参加
 
あおぞら診療所の
川越 正平先生のお話と

グループワークで

とても充実した
看護師の自分を見直すことができる
学びの時間となりました




まず
川越先生のお話

頭に残った言葉


それは


『助けを求める力の欠如』です

セルフネグレクト 

受診行動に繋がらないケースや
介護保険制度の活用や
支援サービスを拒否するケースなど 
    
助けを求める力の欠如のために
つながらないという見方をすれば

ただの わからず屋さんという 
カテゴライズを
勝手に してしまうことなく
違う視点で関わることができます



そして

専門職として

『専門外の事象にきづかない』

知ってるつもりでも
利用者さんのことを
すべて わかってる
わけではないということを
しっかり自覚して
関わることって大切です


利用者さんの
人生まるごとからみれば
医療者の
病気を見る視点だけでは
その人を知ってることにはならないし
資格に 偏った見方は

利用者さんの理解には
ならないということです


とかく
資格があることで
知ったかぶってしまったり
わかったような気になったり
勝手に
カテゴライズしたり
勝手に 
その人を決めつけて
みてしまうことってあると思います


私には
知らないこともある 

だからこそ
チーム皆の関わりから

それぞれがみる
利用者さんを 
パズルのように
組み合わせながら

その人を知ることを
大切にしていきたいと思いました


また
看護師の期待される役割として

『医療とケアに精通し両者を統合する』

『本人家族に寄り添う意思決定支援者』

という言葉がありました  


医療だけでもなく
介護も生活も まるごと看る視点

必要とされることを
逃げずに
誠実に 関わりながら
提供していくこと

生かす医療だけてはなく

生ききるための 
いのちの話ができる
たち位置の存在として

丁寧に関わっていきたいと思います


そして

『専門外の事象にきづかない』

『助けを求める力の欠如』 


この言葉は

職業人としてだけではなく

人として
人のなかに生きるうえでも
つうじる言葉だと感じました

知ってるつもりになってしまうことが ありますが
実は 自分のことすら
わかってないのに
人のことをわかることは
ほんとに難しいことで 

知らないこと
わかってないことを

忘れてしまうことがあります


でも 生きるなかで
全てを
完全に知ることなんて
できないだろうし

だからこそ
気づける面白さ
行動して変えていける面白さがあります

知ったかにならないように

戒めながら
日々教わることに
丁寧に反応していきたいと思います


そして
助けを求める勇気

これも
とても大事なことだと思います


とかく
自分独りで
なんでもできるような
勘違いをしがちですが


欠けてるところを
それぞれが持ちながらも
得意を出しあい

不得意を
フォローしながら

助けられながら
生きています


そのことを
忘れてしまいそうになることも
あります


でも
世界は優しくて

助けようと手を
さしのべてくれている人が
ちゃんと 側に いるということ

忘れずに

肩肘張らずに

素直に人のなかに生きていきたいと
思います


看護師の自分を
そして
人として
人のなかに生きる自分について
立ち止まって考えて
見直す豊かな 時間となりました


企画から
運営まで
してくださった皆さん

同じ時間を過ごして語り合えた皆さん

川越先生

ありがとうこざいました