出産後の激痛で

転院する前の出産した産院で

血腫の処置(多分手術に該当すると思う)を受けている時

静脈麻酔をしたと思われるのだけど

成分が弱めなのか、量が少なめなのかなどは分からないんだけど

不思議な体験をしました



現実と非現実が半々で混ざり合っているような感じでした

感覚的には

自分が体の中にいるような感じで

胃カメラとかで見るようなあんな感じの場所

ピンクぽい色の皮膚みたいなものが

波打つようにうねうね動いている

そんな場所にいるんです

体に感じること

今、切開しているとか

縫合しているとかは

感覚でわかる感じ

というより自分がその場所で何かピンクのうねうねしているものを切っているとか

行なっている

そこで作業をすることが

その場所にいることが

当たり前で

そこが生活の全てというような思いでした

時々強い痛みに現実の世界に戻り産院の天井が見えて来て

処置してもらっている

ということを思い出して

また体の中のような世界に戻って

っと繰り返していました

現実から体の中のような世界に移る際に

自分は死んでしまったんだなんて感じる瞬間もありました



麻酔が切れてきて非現実の世界に行かなくなると

処置をしてもらってる

そうだ

赤ちゃんを産んだ後だった

ちゃんと生きてる

と少しずつ現実が飛び込んできました



その後

もう一度麻酔のようなものを使ったと思うのですが

あの世界に行くことはなかったです


ぼーっとした中で

ふと頭によぎったのは

出産する数日前に

母が私に観てみてと持ってきた

竜の歯医者というアニメを録画したものを

見た影響なのかなとも思ったりしましたが



あの夢のような

でも感じる痛みは現実のもので…


不思議な体験は何だったのかな


気になるけど

わからないままです



ちなみに搬送された

病院でも静脈麻酔を行ってますが

完全に意識はありませんでした


拙い文だと伝わらないかもしれないけど

本当に不思議な体験でした