私は子供の頃から超インドアで



運動は苦手でした



逆上がりもできない



泳げない



短距離走ったら遅い



長距離は走る気力すらない




ずっと(私は運動が苦手)だと思っていました





中2からバレエを習い始めたのですが


そちらもなかなか・・・






ところが20歳の頃入ったダンススタジオで


毎日8時間くらいダンス漬けの毎日を数ヶ月送ると


体の使い方がぐんぐん変わってきました!





毎日発見があって


面白いからさらに頑張ると


また発見があるという


良いループに完全にハマりました





そうやって体の使い方が


普通の人(ダンサーでない人)よりはちょっと、分かるようになりました





そしたらいつの間にか


逆上がりも(練習していないのに)できるようになっていたし


ちょっとの練習で泳げるようにもなりました





子供の頃の私は運動音痴だったのではなく


体の使い方がわかっていなかった&ちゃんと教えられる人も身近にいなかっただけなのだと気付きました








それでも走るのだけは苦手で


30代になった頃には


(全力で走ったら100メートルくらいで死にそうになる!)と思い込んでいたし




長距離走るなんて考えられない


あんなのが好きな人たちって、私とは人間の種類が違う


絶対に合わない


と思っていました






それがあるとき


ふと気まぐれで


(というかまあ”ジョギング”とかってちょっとかっこいいし)みたいな気持ちで


走ってみたんですね







やっぱりあんまり好きじゃなかった






でもまあ、せっかくシューズも買ったし


何度かトライ





そして何度目かのトライの時に



私の前に超おっそーい金髪ギャルが走っていたんです





(このギャルくらいのペースならなんとか走れそう)と



(ちょっと怪しいけど)同じ間隔をキープしながらギャルについて走ってみたら



ラクラク1キロ走れてしまった!







まだまだ走れる感じでしたが


「1キロ走る」という前代未聞の偉業を成し遂げたことに恐れおののいて


その日はそこで止めることに






その後、ギャルから伝授してもらったゆっくりペースで練習を重ねました


2キロ、3キロと距離を伸ばし


体的にはまだまだ走れそうですが



(私が3キロ走るとか、ありえない!!!こんなことしてたら体壊す!)


というメンタル面を鍛える必要がありました





そしてある年の誕生日に


とうとう5キロ、完走しました





そしたら今度は急に気が大きくなって(私ってフルマラソンもイケるんじゃない?)とか思い始めました!


ニューヨークシティマラソンで一位になるとティファニーのシルバープレートもらえるし!!!







・・・ってまあ、シティマラソンで1位になるのは無理ですが





でも絶対に無理だと思っていた長距離走ができて、しかもそれを自分が楽しんでいるなんて




(自分で思い込んでいた”走るのが嫌いな私”ってなんなん?幻やったん?)と






そう!そのとおり!



幻、思い込みだったんですね





自分のことって、本当にわかっていないものです




だから「わかっていない」と認めて



いろんな可能性を試して



自分を発見し続けていくのは面白いのですよ!








まあ



決めつけるのも


挑戦するのも




本人の自由ですが










自分が好きとか嫌いとか



以前に自分のことをまだまだわかっていないということを、忘れないようにしたいですね




写真はニューヨークの私のジョギングコースから撮ったウィリアムズバーグブリッジ

自宅からここまで行って引き返すとちょうど5キロでした






こちらは自分について学ぶもう一つの道「東京ACIMサロン」↓



via N's blog
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