ニューヨークにいた頃、食事に関するアドバイスをいただく個人セッションを受けていたことがありました

 

確か6回くらいセッションを受けてセラピストの方と一緒に自分の食事法を見直すというものです

 

 

開始前、私は「こういうものは体に悪いから食べちゃダメで、こういうものは良いから食べなさい」みたいなことを教えてもらうのだと思っていたのですが、全然違いました

 

 

セラピストの彼女いわく

 

「私たちは人種も年齢も体質も性別も体格も、日々の活動量も睡眠時間も、ストレスレベルも、何もかもが違っている。万人に共通する食事法なんてのはないのが当然だし、それは一人一人が見つけていかなくてはならないの」

 

 

彼女とのセッションは、食事内容を少しずつ、変化させていきながらしっかりと自分の体調や気分を観察して、地道に発見を重ねていくというもの

 

 

自分の体調や気分が、食事内容とどのように関連しているのか観察する習慣をつけていくというものでした

 

 

 

これを食べて、これは食べなきゃオーケーという単純なものではなかったのですね

 

 

 

 

でもこれって、食事法だけでなく全てにおいて言えることですね

 

 

 

どのような生き方をするのが自分にとって一番幸せなのか?

 

どんな仕事を、どんな働き方をするのが自分を生かす道なのか?

 

どのような人間関係を築いていくのが自分に合っているのか?

 

 

 

その答えはどこにもありません

 

 

 

どんな働き方をした方がいいかとか

結婚した方がいいとか、独身の方がいいとか

どのくらいの経済レベルので生活するのかとか

 

 

 

 

 

なんでもかんでも手に入れればいいということでも

 

なんでもかんでも手放せばいいということでもなく

 

 

一人一人、みんな違うその答えを

 

自分で見つけていくしかないんですよね

 

 

 

 

同じ気温でも

 

Tシャツ一枚で快適な人もいれば

ジャケットが必要な人もいるように

 

 

全てにおいてそれぞれの最適が

一人一人にある

 

 

 

 

心のお勉強もまた、それと同じだと思います

 

人と比べるなんてナンセンス

 

 

 

正直に自分の思いを見つめるということさえしていれば

 

今日の自分の、最適の学びをちゃんと経験できるはず

 

 

 

自分の専門家になれるのは自分だけ

 

 

 

気負わず、比べず、マイペースで!

 

 

 

 

 

via Dolce fer Niente by Nana
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