このシリーズは、お引越し前のブログにアップさせていただいたものを、再度修正したものです

今まで、クラスでお伝えさせていただきて来た内容を、なんとか一つの形にまとめたいとトライしているものです

 内容は「ア・コース・イン・ミラクルズ(奇跡講座・奇跡のコース):以下「コース」と表記します」を学ぶための基礎知識のようなものです。

 初めて取り組む方が「むずかしいー!」と、嫌になってしまわないように「わかりやすさ」に重点を置いています。

 そのため、すでに学んでいらっしゃる方には少々はしょりすぎに感じる箇所もあるかもしれませんがご了承ください。「厳密さ」よりも、「今すぐその内容を経験していただくこと」を目的にしています。まさに今、苦しい思いの中にいる方のお役に立てるように。

 長年学んでいる方でも、ややこしく考えすぎてこんがらかってしまっていた人にとっては、するっと糸が解けるきっかけにもなれるかも知れません。



 

Nothing real can be threatened.

Nothing unreal exist.

Herein lies the peace of God.

 

 実在するものは存在を脅かされることがない

 非実在なものは存在しない

 ここに神の平和がある



これが、奇跡のコースの最初の3行です


 コースの内容は全て、この3行に要約されています。

 つまり、このたった3行を理解し、完全に受け入れることができ、全くそれを忘れないでいられるようになったら、それが自分にとっての当たり前になったら、コースの学びは終了です。



 「神」という言葉が出て来ますがこちらのブログに説明してありますので読んでみてください。



それでもいまいちピンとこない場合は、今のところはとりあえず「真」に置き換えておいてくださっても結構です


「ここに神の平和がある」


「ここに真の平和がある」

 大丈夫ですね?




 では一行づつ見ていきます。


 一行目「実在するものは存在を脅かされることはない」


 「実在するもの」って「本当に在るもの」ですね。

 「本当に在るもの」それは「愛」です。

 「それだけ?」って感じですよね。

 それだけです。

 「愛以外のものは?」とか「そもそも愛って?」とか、いっぱい疑問が出てくると思いますが、あまり深く考え出すと話が逸れてしまいますので、とりあえずここのところは「実在するもの=愛」で、終わらせておいてください。

 

 「深く考えずにとりあえず受け入れてみる」

 これ、コースを学ぶ上で重要なポイントです。

 大丈夫です。今ちょっと勉強のために受け入れてみるだけで「やっぱやーめた」と思ったらやめれば良いだけなんですから、なんの損もありません。

 

 進みます。

 実在するもの(=愛)は存在を脅かされることがない

 つまり

 愛は壊れたり、壊されたり、減ったり、無くなったり、どっか行っちゃたり、傷ついたり、しない。ってことです。

 絶対に。

 永遠に。

 


 二行目にいきます。

 非実在なものは存在しない。

 「実在するもの」=「本当に在るもの」なんですから、「非実在」はその反対ですね。

 「本当には存在していないもの」です。

 「幻想」ですね。「まぼろし」です。

 つまりこの2行目は

 「幻想(まぼろし)は実際には存在しない」という意味です。

 当たり前ですね。

 存在していたらそれは「実在するもの」ですから。

 そして3行目

 ここに神の(私の・真の)平和がある

 

 「ここに」というのは「上の2行が意味するものの中に」ということです。

 ですのでこの3行は・・・


 「愛は無くなったり壊れたり消えたりしない

  幻想は実際には存在していない

  これを理解した中に真の平和がある」


 というふうに言い換えることができます。

 

 次回につづく




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