「奇跡について学ぶレッスン 1」の続きです



 続きですが、とりあえず「1」で出てきた3行はおいておいてください。

 さて。

 

 私たち人間は、様々な「望み」「願望」「願い」「欲しいもの」「夢」などを持っています。

 


 あなたの今の望みはなんですか?

 一般的なところでいうと


 お金

 健康

 仕事

 やりがいのある仕事

 恋人

 学歴

 家

 車

 マンション

 結婚

 彼氏・彼女

 子供

 

 などでしょうか?




 さらに細かいジャンルでいくと



 服

 アクセサリー

 保険

 ペット

 旅行

 資格

 有給休暇

 美味しいワイン

 化粧品

 


 などなど、果てしなく出てきますね。



 欲しいものは一つではないので、人の数以上に出てくることでしょう。



 また「願望」「望み」などは、「欲しいもの」だけでなく、「変化」「変更」を望むということもあります。


 収入アップ

 勤務地の変化

 職業の変化

 住居の変化

 パートナーの考え方の変化

 健康状態の変化

 親の考え方の変化

 子供の態度の変化

 能力アップ

 成績アップ

 美貌アップ

 ダイエット成功

 などなど。


 こちらも挙げていけばきりがありません。


 他にどんなものがあるか?

 広告やテレビCM、雑誌などを見れば一目瞭然です。

 いくらでも見つけられます。



 「欲しいもの」にしろ「変化」にしろ、私たちはいつだって何かを望んでいます。


 なぜでしょう?

 それは、

 「それらを手にいれることで、愛が手に入ると思っているから」

 です。



 はい、ここでまたいろいろ疑問が浮かぶかもしれませんが、とりあえず今は「ふうん、そうか」と思っておいてください。



 では「愛とは何か?」

 漠然としているので誰もが一度は疑問に思うことです。

 でもコースにはこう書かれています。


 「このコースは愛の意味について教えるものではありません。なぜなら愛は、教えられる範囲を超えたものだからです。でも、愛の存在を感じることをできなくしている壁を取り除くことは、たしかに目指しています。」



 つまり

 私たちはいろんなものを欲しがっている

 ↓

 それらを手にいれると愛が手に入ると思っているから

 ↓

 つまり誰もが愛を欲しがっている

 ↓

 「欲しがる」ということは「今は無い」もしくは「十分でない」と感じているということ

 ↓

 つまり愛を十分に、あるいは全く感じられていない

 ↓

 コースはその原因となっている壁を取り除くためのもの

 ということです。

 

 

 

 ご自分と照らし合わせてどうでしょう?合ってますか?

 たとえば「人に好かれたい・よく思われたい」、これ「愛が欲しい」ってことです。

 (ざっくりでごめんなさい。でもこういうところ、細かく書いていると先に進まないので許してくださいね。以下、さらにざっくりと続けていきます↓)

 


 「愛というより生活の安定が欲しい」これは・・・

 「安定=安心=平和」は、愛が持っている側面のひとつです。



 「最近ストレス多くて、気晴らしにパッーと旅行でもしたい!っていうのは?」

 「ストレスの多い状態」というのはまさに「愛が感じられなくなっている状態」です。

 自分の本心を捻じ曲げたり、隠したり、我慢したりしなくては、物事がうまく回らない、周りと調和しないというのは、愛から意識が離れた状態で起こることです。

 

 「そんな状態から抜け出したい」=「愛(開放感)を感じられる状態に戻りたい」です。

 




 愛というのはそれを感じている時


 安心できて

 嬉しくて

 安らいで

 喜びに満たされ

 豊かさにあふれ

 優しさを感じられて

 優しさがあふれて

 感謝があふれて

 情熱と

 強さを発揮できる

 ・・・そんな感じのものです。

 


 さて、先ほど「このコースは愛の意味について教えるものではありません。なぜなら愛は、教えられる範囲を超えたものだからです。」とコースに書いてあると言いました。


 ですからコースには「愛ってこうですよ」と、「ここさえ読めば愛が理解できる」というような箇所はありません。(愛についていろんな側面からの説明はありますが)

 



 しかし「でも、愛の存在を感じることをできなくしている壁を取り除くことは、たしかに目指しています。」と続きがありましたね。


 つまりコースは「愛を感じなくさせてる壁を取り除いて、愛を感じさせてくれる」ものなのです。


 これ、「愛」を「フランス料理」に置き換えて考えてみると・・・


 「フランス料理とは・・・」と説明するのではなくて、フランス料理を食べさせてくれるものなんですね。


 

 一口目は「こんな美味しいものがあったんだ!」という驚きだけかも知れません。

 でも食べていくうちに、そのバラエティの豊かさ、様々な側面を経験し、舌が肥え、最初の頃には味わえなかった奥深さまで味わえるようになっていきます。

 その旅には終わりがありません。

 そうやって

 愛を経験しながら、その経験を通して、少しずつ愛を学んでいくものなのです。


 経験なしに、学べるものはひとつもありません。



 つづく

 


 

 

 


via Dolce fer Niente by Nana
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