なぜ、女性の私がいきなりタキシードの話題か?という感じですが





タキシードなんて買っても、着る機会があるのか?という疑問に対しての答えは


”持ってないなら着る機会は来ない。着る機会が来るかどうかはわからないけど、それは持っている人に訪れるチャンス”


ということだそうです




これ、ニューヨークで、いつかどこかで聞いたこと(忘れちゃった)




私はタキシードは別に着たいと思いませんが



ニューヨークに住み始めて数年がたったころ、無性に着物が着たくなって



ニューヨークに着物を持っていくかどうか悩んだ時期がありました





そもそもその頃の私は着付けもできませんでしたし




持っていくと言っても、まず、取りに行くための一時帰国の予定はまだまだありませんでした






そんなわけで次の一時帰国までの間、ずっと(どーしよーかなー?)と悩んでいたのであります





そもそも持ってきたとして、着る機会なんてある???




でも



着たい着たい着たい着たい着たい!!!




そんな時に背中を押してくれた、このタキシードのお話







次に帰国した際に母から一度っきりの着付けレッスンを受け

(超スパルタで怖かったので、このお話もまた書きます)





「この着物であれば、ニューヨークくんだりまで持っていってもよし」とお許しをもらった一式を持っていきました






さて、その後着る機会があったのかというと





あるわあるわ


イベントにパフォーマンスと、わんさかあって


次の帰国時にはまた別の着物を何種類か持っていかないといけないほど!



さらには人に貸し出したり


着付けをしてあげる機会まで





着る機会があるどころか


お仕事までいただいてしまいました


さらにはイタリアでも着物でパフォーマンス!






私が着物を持っていなければ


そして一人で着付けをできなければ


どれも経験できなかったこと






タキシード問題への答えって、こういうことだったんですね





そしてこれは何も着るものだけでななく


知識や技術でも言えることだと思うのです





あ、「知識や技術」って、大げさなものだけじゃなくて


「ちょっとこれができる」とか

「こんなことが人より得意」とか

「これについては趣味レベルをちょっと上回るくらい詳しい」とか


そんなことでも





それにそういうものって、自分が好きだったり興味があるものの延長だから、楽しいんですよね




タキシードを着る機会ってあるのか?問題


何か「やってみようかなー?」と思ってる方は参考にしてみてください














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