ニューヨークでサンドイッチを買うのは

観光で訪れた日本人にはなかなかハードルが高いのではないかと思います



まず、パンの種類は何にするか?

ベーグル?ロール?クロワッサン?マフィン?食パン?それとも???


そしてベーグルに決めたとしても

じゃあ何ベーグル?

プレーン?シナモンレーズン?ガーリック?セサミ?ホールウィート?

それとも?それとも?それとも?



まず第一歩目のパン選びからして十数種類

もしくはそれ以上の中から選ばないといけない

何があるか丁寧に書いてくれているメニューなんか無かったりもするから

あらかじめ自分の好みをわかっていないといけない



ようやくパンを選んだら今度はトーストするの?しないの?


何を塗るの???

メインは???

野菜は何を入れるの???

チーズはどうするの???


と、質問は延々と続きます



英語がわからずもたもたしていると

後ろに並んでる人に「はーーーっ!」っとため息をつかることも




なんて書いたら、もう誰もサンドイッチを買いに行けなくなりそうですが(笑)





でも完全に自分好みのサンドイッチを作ってもらえるわけなので

慣れてしまえばとても良いのですけどね





さてここから奇跡のコースの話になりますが


時々、私のブログなどを読んでくださった方から

「私はななさんのようには感じられなかった。どうしてでしょう?」とか


私以外のコースを教えていらっしゃる方の名前を出して

「○○さんみたいなやり方で取り組めないんです。私ってダメですね」とか

「▲▲さんのようには思えないんです。私のどこが間違ってるんでしょう?」

みたいなことを聞くことがありますが




いやいやいやいや。

あなたは私でも、〇〇さんでも、▲▲さんでもないですから!



同じものを学んで、同じゴールを目指していても

その過程となる経験はそれぞれですし

その時々での感じ方も違って当然です




(教えている人や先輩と)違う=間違っている

ではありません!



人と比べて違っているからって「間違い!」と決めつけてしまうのはやめましょう




どんな経験も、思いも、全て等しく

大切な学びのための道具です




「あなたはそうなんだ。私は今はこれだな〜」

って

今の自分の思いや経験を大切にしてあげてください




私は今日はこういうサンドイッチが食べたい!って言おうと思ったら

どういうサンドイッチが食べたいのかわかっていないといけません




自分という素材の

考え方の癖や

感じ方の特徴

好み

何が好きで何が苦手か

何が得意で何が不得意か



それを


人と比べて

優ってるとか劣ってるとか

勝ってる負けてる

正しい間違ってる


そんなふうに単純に分けられるものではないのです




隣の誰かのサンドイッチが正解ではないのです



自分にとって最高のサンドイッチは

自分で研究して作り上げていくしかありません




自分にとって最高の学びの道も

自分にとって最高に幸せな人生も


人の真似ではなくて(時にはそれも良いけど)


自分と対話しながら作り上げていかなくてはならないのです




















via Dolce fer Niente by Nana
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