前部長さんからの話
前部長さんとやりとりをするうちに、前部長さんも、ベルマークを廃止しようと試みたということが分かりました。
月に一回の理事会で、それを提言したところ、執行部の人たちからお叱りを受けたとのこと。
執行部の言い分↓
・勝手に提案をするな
・ベルマークはPTA規約にうたっている活動なので、廃止にするなら全家庭からの同意を得なければならない
・そもそもベルマーク集めを楽しみにしている子どももいる。廃止をするのは本当に子どものためになるのか
執行部にこう詰められ、前部長さんは引いたそうです。
私の感じた変わらないPTAの原因
前部長さんの話を聞いて、私が感じたこと↓
え、おかしくない⁉︎
規約は時代に合わせて変化させていくべきだし、変えるときに中心に動くのが執行部じゃないの⁉︎
そもそも、ベルマーク運動自体が必要なのか、という要の部分の話し合いをしていない。
子どものためは、もちろん大事。
でも費用対効果も含めて、冷静に検討すべき。
紙ベルマークを残すなら、全てを数人のPが担うのではなく、もっと負担を減らすように考えるのが理事会の仕事だ。
と、私は思いました
きっと、このように、教頭まで話がいかずにもみ消された提案が結構あるんだろうな、とも思いました。
家庭科ボランティアについても、水やりボランティアについても、きっと学校側は「無理のない範囲で」と言っていると思います。
お手伝いがない日があるなら、それはそれで学校側で考えるはずです。
だって、PTAのTは、teacherのT、全部をPが担う必要はないんです。
でも、きっと執行部も含めたPの皆さんが、
「絶対穴を空けてはいけない。学校に迷惑をかけてはいけない。なんとかPでメンバーを揃えなきゃ。」
と、考え、人が足りなければ他の部からも召集して…という、今の負担の大きいPTA活動を作り上げているんだと、私は思います。
「子どものために」
と言われてしまえば、もう言い返せない。
仕事を減らす=保護者のため、そうとらえられてしまう。だから、何も言えない。
学校側は、「無理のない範囲で。やれる人がやれるときに」と言うけれども、やはり強制的ととらえるしかないPTA活動。そりゃ、誰もやりたくないよな、と思います。
決して、執行部の皆さんが悪いわけじゃなく、ただただ、
学校側の思いと、Pの思いが微妙に違う。
これが、教師である私から見たPTAをめんどくさくしている1つの原因だろうなと思いました。
前何度から始まる引き継ぎ
まだPTA役員としてスタートしていない2月から、「前年度の仕事を見に行く」という謎の儀式が各部で始まり、さらにびっくり
いやー、ないわー
部長の引き継ぎは学校公開日に合わせてしてもらいました。
いただいた大量の引き継ぎ資料に、さらにドン引き
でも、引いてばかりはいられないので、次期部長として、各部のリーダーと次年度に向けての仕事内容の調整をゆっくりスタートしました。
私から提案もし、各部の省略できそう&簡素化できそうな活動をまとめて、私が代表して、執行部に提言することになりました。
つづく