タイのBLドラマ「SOTUS」にハマりかける*全話無料公開・日本語字幕つき | + つれづれ in タイ・バンコク +

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つれづれなるままに。

2014年04月からタイ・バンコクに移住しています。
しごとは現地採用、1人暮らしです。
遊園地でも旅行でも1人でどこでも行けちゃう派。
でもインドア。手広くちょっぴりオタクです。

清明の春らしい柔らかさどころか
水をぶっかけ合いたい暑さの続く今日この頃、
元気に引きこもっておられるでしょうか?
 
新型コロナの影響で外出できない中、
私は引きこもり生活を最高に満喫しています。
 
元々ドメスティックパリピ族なので、
引きこもりスキルには自信があるんです。
 
 
 
しかし、2週間ほどの引きこもり生活における弊害も少しずつ出てきました。
 
タイに住んでいるのに、タイ語を全く耳にしない生活。
 
ふだんからタイ語の勉強はあまりしていないけれど、それでもやっぱり「タイ語の会話を毎日聞く」という環境は、とても大切なコト。
 
 
てなワケで、
 
「タイ語のヒアリング力アップのためにも、何かタイ語のコンテンツでも見よう!(建前)」
と決心しまして、
 
日本の腐女子の一部が嗜んでいるという話題のタイのドラマが面白そうだったので、ワクワクしながら見てみました(本音)。
 
 
 
その話題のタイのドラマというのが、
SOTUS The Seriesという作品。
 

 

▼シーズン1:第1話

 

 

 
 
「BLとは何ぞや」というコトをいちおう説明しておくと、
 
BLとは、ベーコンレタスの略称です(`・∀・´)
 
…嘘です。
 
 
BLとは、Boys Loveの略称です。
 
Boys同士のLoveです。
 
Boysかと言うと微妙だけど、最近だと日本でも「おっさんずラブ」が流行ったりと、まあそういうのを取り扱っているドラマと思ってもらえばよろしいんじゃあないですかね、一般人向けの説明としては。
 
 
元々タイは性別に関して比較的寛容な文化なので、このドラマに限らず、同性同士の恋愛を取り扱う作品は多いように思います。
 
そんな背景もあるからなのか、作中でも当人たちは「男同士」というコトに多少の悩みを抱きつつも、ふつうにカミングアウトをして受け入れられるし、女性的な男性、女性が好きな女性、というのも当たり前のように出てきます。
 
そのあたりは、あまり深く考えなくても、サラッと進んでいくカンジ。
 
ドラマだけじゃなくて、社内とかでもそういう話はサラッとあるので、まあそんなもんなのかな〜と受け止めています。サラッと。
 
 
 
さて、以下はめんどくさいので、わかる人にしかわからない言葉も使っています。
 
 
 
 
このドラマにね、
うっかりハマりかけておるんですよ。
 
何だこの
顔面偏差値の高さ
甘すぎる展開は!?
 
 
角川ルビー文庫が実写化しました、ってカンジ。
雑誌で言うとCharaとかそっち系な気がする。
JUNE系とかではないカンジかな。
 
 
 
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シーズン1 ストーリー紹介
 
 
舞台は現代のタイの大学。
 
新入生に規律を教えるために、SOTUS制度という名の下で、先輩が後輩を厳しく指導する。
先輩の言うコトには、絶対服従!
 
そんなSOTUSのリーダーである3年生のアーティット(ツンデレ)に対し、反抗的な態度を取る1年生のコングポップ(王子様)
 
口論の末、学年集会で「先輩を僕の妻にします」というトンデモ発言をしちゃう生意気なコングポップに腹が立ち、更に厳しく罰を与えるアーティット先輩。
 
それなのに、どんなに厳しくあたっても懐いてきちゃうイケメン後輩。ついには大学のイケメンコンテストで優勝する王子様っぷり。
 
「好きです」と告げられ、戸惑い避けてしまうものの、悪い気がしないような気がしてきちゃうアーティット先輩。
 
2人の恋の行方は、いかに!?
 
 
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ストーリーは、
BL的に王道中の王道ではないかと。
 
わんこ系スパダリ後輩
×
意地悪系ツンデレ先輩
 
 
個人的な見どころは、なんといってもアーティット先輩とコングポップの関係性
 
イケメンでクールで親切でいつも笑顔の一途なわんこ系スパダリのコングポップと、
冷酷で意地悪かと思いきや本当は後輩思いの短気で芯が強いツンデレ属性のアーティット先輩。
 
 
中でも、アーティット先輩のツンとデレのギャップがとにかくたまらん。
 
1話のあの見下したような意地悪さは一体ドコに置いてきちゃったの!?っていうくらい、どんどんとデレていく。
 
口では強気なコトを言うクセに、にじみ出るデレ感。
髪をおろすと幼くなるのも可愛い。
 
あと、みんなの前では威厳たっぷりなのに、好物は「ピンクミルク(いちご牛乳的なモノ)」なのが最高に可愛い。
 
あまりにも可愛すぎてたまらんくなり、途中でピンクミルクをデリバリーしてもらって、飲みながら視聴しました。
 
 
だってあまりにも飲むから。
同じものが飲みたくなるじゃんね?
 
最初はピンクミルクが好きなのを誤魔化していたクセに、心を開くにつれて段々と隠しもしなくなっていく感じも良き。
 
 
 
シーズン1は2016年にスタートしているんだけど、タイだけでなく、日本をはじめ世界各地にファンが広がっているようで、いかにして沼に引きずりこもう同志を増やそうかと、ファンによる勧誘活動もなかなかのもののようです。
 
 
ちょうどこのハマったタイミングで、バンコクのフリーペーパー「DACO」が独占インタビュー。
 
 
いわゆる「中の人」である俳優コンビもとっっても仲が良く、供給過多にも程があるとのコト。
 
…タイ在住だと、追っかけが出来る環境になりかねないの、ほんとこわい。ほんとこわい。
 
 
 
 
恐ろしいコトに、この作品にハマりやすい環境が、しっかりと整えられています。
 
 
YouTubeにて、
無料で全話見られる。
 
 
1話だけのお試し視聴とかじゃあないんですよ。
シーズン1も、シーズン2も、全話見られる。
 
 
しかも違法動画ではなく、
テレビ制作会社がオフィシャルで公開しているもの。
 
何でこんなにもたくさんの映像を無料公開が出来るのかと言うと、恐らく作中でCMが出来ているから。
 
毎話の冒頭に入る「前回のおさらい」では、スポンサーであるトヨタの車の宣伝が映像の隅に入り、
間食のシーンではスポンサー製品の海苔のお菓子を食べ、
喉が乾けばスポンサー製品のお茶を飲み、
みんなで集まるシーンではスポンサー製品のコカコーラを差し入れする。
 
ありがたい話ですお願い
 
 
 
日本語字幕で視聴出来る。
 

全話に日本語字幕を表示できるキラキラ
 
音声と聴き比べても、すごく自然な日本語。
この翻訳はファンによるものだそうで、だから何その絶対に沼に引きずり込むという強い意志は…?
 
 
 
 
私もまだまだ見始めたばかりのニワカもよいトコロなんだけど、あああああああ楽しいーーーーーー!!!!
 
もうね、
生きているって楽しい!ありがとう!!
 
ってカンジです。
 
 
オタクだからか、推せる作品に出会うと、生命力が高まる。
 
はああ、生きよう。健康でいよう。
 

あと、タイ語をもっと勉強しよう。
 
 
このドラマを見始めたおかげで、日本語よりもタイ語を耳にする時間が増えました。
 
この調子で他にもタイのドラマにハマれば、めちゃくちゃタイ語力がアップするんじゃあないの…?
 
日本語が得意なタイの人たちの中に、アニメや漫画オタクが多いというのが、今ならよく分かります。
好きこそモノの上手なれ。
 
 
 
まあそんなワケなので、引きこもり生活をほどほどにエンジョイしています。