レジでグズグズしている高校生に向かって放った一言。 | びゅーてほーらいふ。

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面白すぎる子供たちと、
子供たちに踏み台にされる母ちゃんの、なんてこたない面白い話。

こんばんは。


ゾーニングの魔法使い、Keiko です🧙‍♀️



さて、今日も私の日々感じたことを綴ります。





今日夕方、近所のスーパーに行った時、


たまたま空いていた初心者マークのついたレジに並びました。



レジにいたのは、高校生らしき、スラッとしているよりは、あどけなさの残る少しひょろっとした男の子。




まだまだ慣れない手つきで、レジをこなし、

順調にピッピ、とやっていたのですが、


オクラを手にしたところで、、


あらま。


彼は、フリーズしました。笑


うーん。

どうやら、オクラのボタンが見つからないようです。



焦りの表情がみてとれて。


困った顔全開で、必死に目を凝らしてボタンを探す、

男の子。


その子に向かってひとこと言いました。



「焦らないで。ゆっくりでいいから、落ち着いてね。」


できるだけ優しい表情で言いました。



「は、ハイ!」


少し表情が和らいだものの、

やっぱりボタンは見つからず。



困った顔で、小さな声で、


あの、、、聞いてきてもいいですか??


と。


これまた私は、これ以上ないくらい優しい顔をマスクの下で思いっきり作って、(怖かったかも笑)


「もちろん!お願いします😊」


といいました。



猛ダッシュでサービスカウンターへ向かい、

先輩レジチェッカーを連れて戻ってきました。



どうやら本当に、あるはずのボタンがなかったよう。



そりゃ、焦ったろうねぇ。




実は私、

25年前、高校生の時に同じスーパーで、レジチェッカーとしてバイトしていたんです。



おっちょこちょいな私は、

何かを間違えて、めちゃくちゃお客様をお待たせしてしまいました。


同じように、夕方の忙しい時間帯。


お客様は、今の私と同じくらいの主婦の方。

忙しいだろうな、申し訳ないな💦


焦れば焦るほど、まちがってしまう、パニックになってしまう。


冷や汗を書く私に、

その主婦の方が言いました。


「大丈夫だから、落ち着いて。」


とっても優しい顔と優しい声でした。



あの時は、

すみません💦すみません💦

と平謝りをすることしかできず、


その後も何度もスーパーに来てくれたのですが、

改めて御礼を言うことはできませんでした。



そんな彼女の一言が、今も忘れない言葉として、

私の心に残っています。

もちろんお顔も覚えています。



あの時、彼女に恩返しはできなかったけれど、



今日私は、25年前にいただいた温かなものを、同じように彼に送ることができたのかな、そうだったら良いな、、と思いました。



いつか彼が、同じような状況になったときに、

この時のことを思い出しながら。

穏やか気持ちで、頑張る誰かを優しく見守ってくれたら、そしてそれがつながっていったらいいな、と思いながら、スーパーを後にしました。


いつもより少しだけ胸を張って、軽い足取りで。



恩返しは、返して終わりますが、

恩送りはずっとずっとつながって、

大きく大きく広がります。



直接恩返しをすることも素敵だけれど、

いただいた優しさ、その時感じた感動を、

これからも送って行けたら、そう思います。



少年!!!!


頑張れ!!!!😊😊



最後まで読んでいただき、ありがとうございました😊