続々と名だたるマスター様方が、
七夕ネタをUPされる中、
私はネタがない・・・
と思いつつ、我が家のちびたちの保育園からのお土産な笹飾りを眺めておりましたら、
ちょこっと降りてきたので、
なんとなく流れに乗ってみるコトにします(* ̄∇ ̄)ノ
「コーン!!見て見てぇっ!!」
「…キョーコちゃん!!
可愛いねっ♪
それ、きもの??」
「違うよぉ、これは浴衣だよ♪
今日は七夕祭りだからって、
女将さんが着付けてくれたの♪」
「たなばた??」
「…え?
コーン、七夕知らないの?」
「あ、うん…。
妖精の国では聞いたことないね…。
どんなお祭りなの?」
「えっとね、お空の天の川を挟んだ
織姫さまと彦星さまが、
年に一回だけ会える日なんだよ♪」
「年に一回だけ…?」
「うん…。
愛し合ってる二人なのに、年に一回だけってさみしいよね…。」
「そうなんだ……。
ところで、キョーコちゃんが手に持ってるのは何?」
「あ、これ?
七夕飾りだよー♪」
「たなばた飾り?」
「うん♪
コーンと一緒にお願い事を書こうと思って、
短冊とペンを持ってきたの♪
はい!コーンの分ね♪」
「お願い事か……。
ありがとう♪」
* * * * * * * * * *
「で~きたっ♪」
「早いね、キョーコちゃん。
何て書いたの?」
「えっとね、
“おりひめさまとひこぼしさまが
しあわせになれますように” 」
「へぇ。
優しいんだね、キョーコちゃん。」
「それとね、これ!
“コーンがお空をとべますように”」
「………ありがとう…。」
「えへへ♪
コーンは?」
「うん、これだよ。」
「………?
“キョーコちゃんがしあわせになれますように”??
私のことなの?コーン…
ありがとう♪」
「じゃあ、もう一つ書こうっと♪
“王子さまとけっこんできますように” ♪」
「王子さま……ね。」
* * * * * * * * * *
「………キョーコ………。
おはよう、キョーコ」
「ーーーん、
……おはよう、久遠……」
「あの時の七夕のお願い、全部叶ったね……。」
「ーーーえ?」
「あの時、キョーコが書いた “王子さま” は、
名前は書かなかったもんね?」
「………っ!?
あ、今日、七夕ーーー」
「俺は飛べるようになったし……
キョーコも “王子さま” と“しあわせに” なったでしょーーー?」
「ーーーっ///
……………はい……………///」
「あとで、久し振りに七夕飾りのお願い事書こうか……
そうだなーーー
“家族が増えますように” かな?」
「………久遠……………ゃぁんっ///」
* * * * * * * * * *
おしまい♪
裏いかないよ(笑)
いや、うちの上の娘がですね、
自分のお願い事ももちろん沢山書いてたんですが、
私のお願い事や、弟のお願い事も書いてくれてたので、
幼いキョーコとコーンがお互いの事を書くのとかいいかも♪
と思って生まれました~(*^^*)
みなさま、素敵な七夕をお過ごし下さいね♪