今日の日経新聞九州面にて、当社の取り組みを紹介していただきました。

 

3年前より始めた品切れ容認の経営戦略の紹介とその検証を記事にしていただきました。朝より多くの方から「読んだよ!素晴らしい記事だ!」の連絡をいただきました。当社の戦略を日経大分支局長の松尾さんが、読みやすく説得力のある内容に仕上げてくれました。

 

実は松尾支局長は、2年半前に廃棄率の公表と品切れ容認について記事にしてくれました。↓

 

 

 

新聞社はじめマスコミ全般の特徴として、目新しい「はじめたこと」は書くが、その「検証」には積極的ではありません。

 

今日の記事が説得力を持つのは「検証」にあります。

 

大分からあげは、3年前に食品廃棄率の公表を始め、その軽減策として品切れ容認の方針を打ち出した。

 

で、結果はどうだったの?

 

ここをしっかり追いかけた点に読者は説得力を感じられたのだと思います。

 

実はもう一つ、この記事には説得力を感じられる理由があります。文字にはありませんが、行間に「大事なこと=哲学」が感じられる点です。

 

松尾支局長とは「経営の目的と利益のバランス」についてよく議論をします。

 

サスティナビリティやESGが避けて通れない現在、経営者の視座とセンスが問われるテーマです。わかりやすく言い換えれば、「社会貢献をしながらどうやって儲けていくか?」ということです。

 

一般的に環境対応などサスティナビリティな経営はコストを上げ効率化を低下させ、結果利益を損なう傾向があります。

 

ただ、利益だけ、経済だけで経営判断する時代はすでに終わった!

 

この命題は大企業だけにあらず!地方の中小企業にも課されている!やれることはある!

 

・・・の実証を現場の声を交え臨場感たっぷりにまとめていただきました。

 

 

↓今日の記事の中で紹介していただいている「令和の商人道」です。

 

 

「令和の商人道」というタイトルは実は松尾支局長の命名です。「売らずして売る」から始まる社内標語を3年前に紹介したところ、「これは令和の商人道ですね!」とコメントをいただき、そのままタイトルとしました。

 

これは、今のわが社のマーケティング哲学です。「そんなに売らなくていい」とあえて言って売れる時代が「今」だと思います。

 

おもしろい時代が来ました。