簡単に言うと成分的にはクリアラッカーの成分を濃縮してドロドロにした物と考えると良いかと思います。
これを希釈して行程ごとに使いやすい濃度に調整するわけですね。
最初は希釈すると言う事も知らなかったので適当にやってたんですが(´Д` )
とあるお方のブログで勉強させていただき
下地用 色止め吹き付け用 仕上げ用 1/4希釈
中間コーティング用 1/2 希釈
厚めにコーティング用 1/1現液
とかなりアバウトではありますが今は三種類の濃度で使い分けています。
いろんなメーカーからセルロースセメントが販売されているのですが
最初から希釈されて使いやすく調整された物が多いようです。
私が最近使っているのはFOKというメーカーの物でかなり現液はドロドロと濃厚でセルロース成分濃縮液といった感じです。
希釈次第で厚く頑丈な塗膜も薄く繊細な塗膜も可能と言う事とコストパフォーマンスも良好な事から人気があるようで
某有名ブランドにもOEMで供給していてこちらはちょっと割高になってました。
いつもはFOK製の物を通販で注文していたのですが
ある時家からわりと近い所にメーカー直営のお店がある事に気がつき
お店の近くまで行く機会があったついでに寄ってみる事にしました(^-^)
セルロースセメント専門のメーカーというわけではなく 塗料や接着剤など の製品を製造販売する会社なので中にはいろいろな製品が棚に並んでいました。
店というより事務所と商品倉庫といった雰囲気で数人の方がパソコンに向かい 黙々と作業をしている感じで
業者の人やプロの職人さんを相手にしている雰囲気です。
素人が行って売ってくれるのかも良くわからないまま突撃してしまったのですが(´Д` )
いつも注文している商品を棚から見つけて事務所のような所へ持って行くと無事会計してくれました(^-^)
送料もかからずすぐ手に入るのは便利なのでまた行こうと思います(^-^)
以上セルロースセメントをFOKまで直で買いに行った体験記でした!
このFOKの店舗というのか営業所は鋳物工場とキューポラで有名な埼玉の川口市にあるので家が近い方は通販より早く商品が手に入るので便利かもしれないですね(^-^)
そして帰りにちょっと変わった場所へ寄り道
店からすぐ近くの都県境を跨いだ東京側のなんて事のない住宅地の中へ向かいます。
住宅地の中に残る畑の端に無造作にあるでかいタイヤ
これはなんと70年前に高射砲で撃ち落とされたB29のタイヤなんです(°_°)
都市伝説のようで信じがたいのですが
近くに数少ないわりと性能の良い高射砲が配備されていたようで足立区や埼玉にかけての地域に数機のb29 が落ちた詳細な記録が残っています。
プロペラの残骸も郷土資料館に収蔵されていますが
この平和な住宅地の中に無造作にこんな物があるのが感慨深いのと貴重な風景だなと思ってしまいます。
そしてこのタイヤを前にすると子供の頃に祖母から聞いた高射砲の発射音の話しや空襲や機銃掃射の話しがリアリティを持って思いだされ不思議な気分になるんですが
ついつい近くを通ると見に行っちゃうんですよね。
興味の湧いた方は 足立区 B29 タイヤ で調べるといろいろ詳しく出てきますのでどうぞ。
最後までありがとうございました。
それではまた(^-^)