大森一樹監督を偲ぶ会/都シティ大阪天王寺 2023.3.3 | PERFECT PERSONAL WORLD

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西に東に、はてしない追っかけ日記

3月3日に「大森一樹監督を偲ぶ会」の大阪会場に参加してきました。







東京での偲ぶ会のご案内も頂戴していましたが、日程合わずに大阪会場に参加する事に。
ご案内来た時、自分に来たのが意外で幹事の方に「一般人が出て良いのですか?」とお問い合わせしたら、大森先生が「俺の葬式は盛大にやってほしい」と言われていたそうで、大森先生ならそう言ってそうだと笑
加えて3月3日は大森一樹さんのお誕生日!
これは、大森先生に呼ばれているな、と行く事に。

会場は天王寺の都シティ(ホテル)でした。
久々に天王寺に行きましたが、昔より綺麗になってましたね。







着いた時、大阪芸大の理事長がご挨拶中。



献杯のご挨拶は浜畑賢吉舞台芸術学科長。
ちょっとお話が長かったです笑

流石に他学科の同窓会みたいなものなんでアウェー感半端なく、東京に行った方が知り合い多かったなあ、と。せっかくなので大森先生が遺された台本やらを見させていただいていたら、学生時代お世話になったT先生と、「ガンボット」にも出ているO先生が!O先生は、私の卒論の審査のお一人だったなあ。
お二人とも九州の大学だったので「福岡はどう?」と聞かれたり世間話。























当然ながら、私が知らない大森先生のお話をお聞きできましたし、会場のあちこちからも聞こえてきます。
多分偲ぶ会ってこんな話を聞く場所なんでしょうね。

生前の大森一樹監督作品のダイジェストや副理事長のご挨拶も。「ゴジラの監督と言われるの、嫌だったようだけど晩年は解禁されてました笑」と。
大阪電気通信大学の先生や映画監督やら、代わる代わるご挨拶が続いてましたが、私はたまたま会った先輩と昔話してました笑

立食パーティーの形式でしたが、そういえば前にいた人が「グランセイザー」のスタッフジャンバーを着ていてビックリしたら満留浩昌監督!
ご挨拶はしませんでしたが。

私がいた時からの職員の方も多くいらっしゃってました。
並んでた供花、後で気付きましたが三池さん、佛田監督、尾上監督、小串遼太郎さん(映像卒)の連名で特撮研究所からの供花も。











「ゴジラVSビオランテ」の小林晋一郎さんや東宝の松岡会長、島谷社長らに並んで芸大関係者からも供花が来ていて、凄い並びだ!と思いつつ、大森一樹の偉大さを感じました。

最後にご家族からご挨拶。
ご息女の方からは「私も弟も映像の道には進んでいないけど、皆さんが父のDNAを受け継いでくださって活躍されているのが嬉しい。」
ご子息の方からは「父と唯一話があったのは野球。阪神を応援してほしい」と場を和ませ、奥様からは「家ではグータラしていた人だった笑」「偲び草の扇子に書いた、主人の口癖の『まあええやん』という言葉で、これから先の辛い事や嫌な事を乗り越えてほしい」と。



そこで終わりだったらしいのですが、突如映像学科の先生が「大阪芸大の人、前にご登壇ください!」と呼びかけられ、前に大阪芸大の関係者が並ばれました。そして、『大森先生!ありがとうございました!』と締められて会場から拍手が。

とても良い会でした。

私は20年前の5月に中島貞夫先生が大森一樹監督を連れてきた現場に居合わせました。
偲ぶ会に参加出来て、お出迎えもお見送りもできた事に。
とても良い出会いと別れの円環の締めくくりでした。

「もう大森先生はいらっしゃらないんだなあ」と今じわじわと感じています。









会場を後にする時のBGMが大好きな「ゴジラVSビオランテ」の「スーパーX2のテーマ」で何か運命的でした。

そして、大森一樹先生。

私がそちらにに行った際は大森組に入れてください!