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内なる光・内なる静けさ・内なる声と繋がる
ヒーリングアウェアネスPrema 上杉理絵

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清田隆之さんの「おしゃべりから始める私たちのジェンダー入門」(2023)朝日出版

面白かった~~

 

なにから繋がったのか覚えていないのだけど、なんとなくタイトルに惹かれて図書館に予約。

受け取って、あれって思ったのが、著者が男性だったこと。

「おしゃべり」「私たち」というタイトルで女性著者だと思い込んでいたことに、ちょっと自分を省みる。

 

ACのコマーシャル「聞こえてきた声」、「聞こえてきたのは男性の声ですか?女性の声ですか?」を思い出す。

 

わたしはジェンダーに敏感でありたいと思いながらも、全く出来てないな~と。

今回も、タイトルから女性だと思い込んでいたわけで。

このタイトルも著者が意識してなのか、よく出来ている。

 

わたし自身、子どもの頃に起きた体験が50年近く経って、ようやく理解できはじめたところ。

そこから、性被害の問題についての本が読めるようになって、「回復」を感じている。

男性恐怖については、どれだけ変化があったのか、ちょっとわからないと感じていたところで、出会ったこの本。

あ~~男性の気持ちに添った本を読むことになったんだなと。

 

この清田さんも、ジェンダーに敏感でありたいと思っているひと。

ジェンダーというのは、社会的性別で、「男性はこうあるべき」「女性はこうするべき」という社会の中でつくられたイメージや役割分担をいう。

 

SDGSというと、エコロジカルなことだと思われがちだけれど、その5として、ジェンダー平等の実現が謳われている。

https://www.gender.go.jp/public/subtextbooks.pdf (gender.go.jp)

 

世界各国のジェンダー平等指数は、日本は、世界 156 か国中 120 位(2021 年) 教育分野 98 点 健康分野 97 点 経済分野 60 点 政治分野 6 点というもの。

嘆く…

 

この清田さんも嘆いている。

ジェンダーについての問題を、男性がこんな風に考えているとは。

文章もとてもやさしく読みやすい。

 

読んでいて、あ~この人、すごいなと感じたこと。

著者の清田さんは双子の父親で、夫婦で在宅ワーカーでの育児をしている。

10ヶ月の双子はハイハイとつかまり立ちで、赤ちゃん部屋から出てリビングやキッチンへ行く。危険回避のため、そのたびに赤ちゃん部屋へ連れていくことになる。(重労働!!)

わたしは読んでいて、赤ちゃん部屋に柵をつけたり鍵をかけたりしないのかな?と思ってしまったのだけど、

 

「(柵をつけることなど・・・)・・・しかし、これはいわゆる『環境管理型権力』と呼ばれるものに近いような気もする」

「人の自由を巧妙に制限できてしまうものであり、恐ろしさを感じる」

 

「・・・(双子が色々なものに触れたり、身体の動かし方に気づいたり)・・・だからなるべく思いのままに行動してもらいたい。本当に危険なところだけケアしてあげたいという気持ちと、それはあまりにも大変なので、自分たちが見守りやすいよう上手にコントロールしながら管理していきたいとおい思いの間で日々揺れている。」

「・・・引き延ばしていけば政治や社会の問題について考えることにもつながるはずだ・・・

 

「環境設計によって行動を巧妙に制限する」ということを、この人は恐ろしいと捉えている。

赤ちゃんの行動を少し制限するということからそれを感じている。

寝不足と体力の限界と闘いながら。

 

と、ものすごくたくさん引用してしまった。

なんか、感動したのだ。

 

こんな風に考える男性がいて、たくさんの発信をしている。

希望を感じる。

 

「マチズモ」という言葉、初めて知った。

清田さんの言葉では「男性にとって楽で有利な現状を維持しようとする力」としている。

それを維持しようとするから、女性が色々な場面で排除されたりしてしまう。

でもそれによって、男性はさらに強くいなければならなくなる。

 

清田さんいう「弱さの開示、助けを求めること、待ってもらえることというのは、我々男性に最も足りてないものではないだろうか」と。

 

佐藤優さんも「マッチョイムズは弱さの裏返し」だと言っている。

 

わたし自身、日ごろから男性が弱さを出せたら楽になるだろうし、この世のみんなが暮らしやすくなるんだろうなと感じている。(甘える、とは少し違うニュアンスかな)

わたしの夫は、男兄弟の末っ子3男で、ずっと強い兄からヤイヤイ言われて育ったようで、強さを張り合うというところにすでに立てなかったというか、弱いことを思い知らされながら、でもなんだかんだ可愛がられてきたであろう人。

だから、とてもやさしくて、弱くて強い。(見た目、あまり弱そうに見えないけど)

でもでも、マチヅモ世代?に生きているので、ジェンダー平等は程遠い。男ばっかの中で育ってるしね。

 

 

この本の「はじめにーー」に書かれていた言葉に大いに共感する。

「私たちにはおしゃべりが足りていない。誰かに話を聞いてもらったり、誰かの話に耳を傾けたりしながら、モヤモヤした思いを言葉にしていく時間が圧倒的に不足している」

 

表面的なこと、自分の外側にあることを流れるように喋るのではなく、少し自分の中にあるものに向き合いながら。

それができると、自分の中の何かが落ち着く。

しゃべることって、聴いてもらえることって、すごく大事なこと。

そんなんでキャンサーハーモニーを始めたんだけど。

 

なんか、ちょっと男性の声に耳を傾け始めた自分を感じている。

でも、

「マチズモを削り取れ」武田砂鉄(2021)を読んでみたら、色々な問題の実態の引用に本当に本当に嫌気がさした。

でも、こういう人たちが一定数居てくれることに救われる思い。

 

清田隆之さんの「さよなら、俺たち」を読み始めた。

この人の書き方の方がわたしには読みやすい。

 

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・4/18(木)レイキシンボルおさらい会 オンライン&対面

・4/23(火)ヒーリング会&Osho禅タロット会

・4/27(土)NPO現代レイキの会交流会(不参加お願い

・5/1(水)ベルPrema17周年ベルオンラインレイキの会10:00~11:30
・5/2(木)ベルPrema17周年ベル対面レイキの会10:00~15:30

・5/16(木)キャンサーハーモニーin川和教会

 

 

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