映画「マイ・ブロークン・マリコ」を

Amazonプライムで観ました。

 

 

これ、エンディングに

Theピーズの「生きのばし」と言う曲が使われている事を知って、

ずっとずっと観たいと思っていた映画。

 

Theピーズは昨年、Theが取れて

ピーズという名前になったんだよね。

デビューした1989年からずっと好きで聴いているバンドです。

 

「ピーズが好きだという人なら、きっと一生一緒にいられるな」

私はそう思って、夫との結婚を決意したので

本当に本当に大切なバンドなのです、はいニコニコ

 

で、そんな経緯で見たいとは思っていたのだけれど

近くの映画館では上映がなくて、

あっても観られない時間帯だったりして

結局見られないままでいたのですが、

 

週末の夜にTVでは見るものがなくて

アマプラで何か見ようと思ったら、

ちょうど目に入ったので衝動的に観ることになったのでした。

 

冒頭から、

これはちょっとやばいなと思いました。

 

少し突飛なストーリーなのだけれど、

自分に置き換えると

家族以外のこんなに好きな人を失うなんて、

好きなバンドが終わるみたいなものだなと思ったのです。

 

なんだかね、分からないけど泣けて泣けて。

永野芽郁が戸川純に見えたりして。

 

不器用な役がとてもしっくりくる、

すごい女優さんなんだなぁと改めて思いました。

 

ちょっと前に書いた

「地獄の花園」でも今回とちょっと似たような

元ヤン役を演じていたので、

キャラも被ってるような気がして

余計に感情移入しやすかったかも。

 

エンディングの「生きのばし」という曲は

「死にたい朝まだ目覚ましかけて」

という歌詞で始まるのだけれど

 

これを初めてCDで聴いた日、

その後ライブ聴いた日のことも思い出しました。

 

死にたくなる事はもうないし、

死んでくれるなと思ってくれる家族もいる。

自分がいなくなった後のことを考えたりもしました。

家族はどんな気持ちになるんだろう?とか。

 

そして最後に「生きのばし」を聴くまでは、

全くピーズの曲が流れることはなくて、

それもとてもよかったな。

 

エンディングで「生きのばし」を聴かせるための

壮大なPVを見たような感じで

勝手にそんな感じで観てしまったかもしれない。

 

曲の最後の歌詞である

「せいぜい生き延びてくれ」がサイコー。

マリコに言われたみたいでした。

 

最近ピーズのライブに全然行けてないから、

そろそろ行かなくては!