13日は、まずは実家のお墓参りに行きました。


私は、これをするために帰省している!という感じで、帰省できない年はちょっと憂鬱になります。なぜならお墓参りができないから。


これは実家での風習なのかな、雪で冬はお墓に行けないので、お盆にする墓参りをとても重んじていて、結構品数豊富なお供え物をします。


赤飯、煮物、果物、飲み物、デザート、枝豆、とうもろこし等が入った、お盆用のおそなえものの定番メニューがあったりします。


それをのり弁みたいにパックに詰めて、お墓やお地蔵さま、百万遍という地域の神様にお供えしていくの。うちはお墓などの5個と、家の中の仏壇などに3個で、合計8個用意します。それを全てお供えして参ると、胸のつかえが取れるような感じでとてもスッキリするのです。


そんなお墓参りを済ませて、私が帰省中にしておきたかった事が一通り終わったので、さてその後はどうしよう?と家族と相談していて、最近縄文にハマっているという妹のオススメで、大森勝山遺跡へ行ってみることに。



縄文時代の痕跡が残るストーンサークルがあるのは弘前市で、家から車で20分ほどの場所でした。



観光地としての整備は現在整いつつある感じで、とても狭い道の先にあります。でもプレハブにガイドさんが常駐していて、無料で説明してくれるみたい。



近くに小川も流れています。水がとても綺麗だったし、チョロチョロと流れるせせらぎがたまらんかったー♪


その先の階段を登った先に、



ドーンとひらけた場所がありまして、ストーンを組み合わせて何らかの形が作られているものが集合体になって、大きなストーンサークルができていました。


楕円形の結構な大きさのストーンサークルでした。なんだか、UFOが呼べそうな感じの場所。奈良の三輪山の山頂ってこんな雰囲気だった気がする。



この日はそんなに暑くなかったんだけど、この場所だけちょっと温度が高かったのも不思議。妹が前に来た時もそうだったと言っていて、体感で2〜3度高い感覚だったので、冬でもここは少し暖かかったのかもしれないですね。





いつも2人いるガイドさんが、この日はお盆だったからか1人しかいなくて、ちょうど私たちの前に来られた人たちにお話しされていました。


ここは大型竪穴建物があった場所。住居ではなく、催事が行われていたみたいです。



うちの長男も縄文に興味があるようなので、いつか一緒にこの縄文遺跡をいろいろ回りたいと思っています。実家の近くだけでも、複数箇所あるんだよなぁ。



これは屋外炉。他にもあって、全部で3箇所ありました。



こちらは、貝捨て場ならぬ、捨て場。

スタバみたいだけど(笑)、3,000年前くらいの土器や土偶が捨てられていた場所らしい。3,000年前って考えるだけでロマンティック指差し



帰り道の階段に、栗がたくさん落ちていて、トトロが出てきそうでした。あのストーンサークル中心にトトロが寝てそうだわ。



思いがけず行けた大森勝山遺跡。


もう少し遠くの三内丸山遺跡には行った事があるのだけど、こうして実家の近くにもいろんな場所があるので、他の遺跡にもまた行かなくちゃ!と思った次第です。